C. percivaliana semialba 'Jewel'
まだ株を作っている段階で、咲いたといっても1輪です、、、、
ジュエルはずっと良いなと思っていた個体で、昨年縁があって入手しました。
ちょっと痛んでいた株を、我が家の環境に適応できるようにいろいろいじくっているところです。
パーシのセミアルバは'Jewel'や'Carache'や'Farah Diba'などがありますが、どれも割と似通っていて、判別が難しいと言われているようです。
パーシバリアナの良いところは、他のカトレアと比べて株がコンパクトなところです。
あと、リップのこのレトロな色彩は、おそらく他のカトレアにはない、パーシの特権でしょう。
「この服、20年前に買ったのよ」と、母親が見せてきそうなカンジの、そういう面倒くさい色をしています。
好きな人にはこういう色、好まれると思います。
欠点は、花もやや小さいところと、ちょっと残念な香りでしょうか。
その香りは、「カメムシのような」とか「オイルを焦がしたような」と形容されることが多く、まあ臭いです(笑)
でもパーシは臭い方が、らしくて良いです。
中には甘い、フローラルな香りのパーシもあり、そのような個体は、その個体の特性かもしれませんが、もしかしたら、、、、他のカトレアの血が混ざっている可能性もあるのかもしれません。
パーシは、ベネズエラ東部のアンデス山脈の800〜2000mの標高に自生します。
北東部斜面に自生することが多く、低地では大きな木々に着生するものもあるそうですが、高地で乾燥した岩場に岩生するものが多いそうです。
直射日光を浴びて生育しますが、標高が高いため葉焼け等はしないとのことです。
そんな過酷な環境に自生するため、我が家の環境でもちゃんと育つみたいです。
私はサミットもジュエルも、冬でも日中は屋外に出しちゃって、パープラータやアンセプスと同じように直射で栽培しています。
(根が張っていない株や、弱っている株はもう少し丁寧に扱って下さいね)
パーシは逞しいですよ。
*marmoreadaだけは生育がいまいち思わしくないので、他のカトレアと同様の環境で、もう少し丁寧に栽培しています。
このジュエルは、良く見るとペタルに薄っすら色がノッテいます。
あれれ?ジュエルって純粋なセミアルバじゃなかったの!?
私が強い光線で栽培してるから?
他の方が所有されているジュエルを、もっと良く観察しておくべきでした。
なんか、リップの色も一部薄いような、、、、
株が十分にできてないせい、、、かなぁ、、、、だといいんだけど、、、、
どうやら私は他の方の株をどーこー言っている場合ぢゃないようです、、、、
ちょっと反省して、もう1年きちんと様子をみて、ちゃんと見極めなければ、と思います。
根がきちんと張る前に整姿してしまうと、リゾームが伸び上がってしまうので、まだ必要最低限の固定しかしていません。
株姿がかなり乱れていますが、近いうちに整えていこうと考えています。
岩生するものが多いので、水がさっと乾く環境がベストと考えています。
よって我が家ではちょっと大き目バーク+発泡スチロールを多めに栽培しています。
特にバック側は発泡スチロールを多めにして、根腐れ防止を図りましたが、その必要はなかったようです。
パーシは根がぐんぐん伸びるので、もっとバークを多めにしても大丈夫だったようです。
発泡スチロールが多いと、写真のように、そこに根が回りにくくなってしまい、生育がやや劣ってしまうのではないかと思います。
こちらは有名な個体、アルバーツ。私も持っています。栽培しやすいです。
カトレア パーシバリアナ ‘アルバーツ’C.percivaliana ‘Alberts’【花なし株】 価格:8,400円 |
こちらはアルバ。パーシのアルバは綺麗ですよね。私は好きです。
カトレア パーシバリアナ アルバC.percivalliana var. alba【花なし株】 価格:6,300円 |
こちらは、カナイマの個体。カナイマズサンドとかは最近ちょくちょく見かけ、良いな〜と思ってますが、この個体は私はみたことないです。もしかしたらお買い得なのかも、、、。
C.percivaliana var. alba ‘Canaimas Malandra’ カトレア パーシバリアナ アルバ ‘カナイマスマランドラ’ TIZR-78377【現物品】 価格:10,500円 |