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posted by fanblog

Cym. Sweet Symphony 'Good Day'

Cymbidium Sweet Symphony 'Good Day''(シンビジューム スウィート シンフォニー 'グッドデイ')が咲きました。
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 5〜6年前にテーブルサイズとして売られていたシンビです。

現在のテーブルサイズのシンビは、もっと小型化しているはずです。

咲き揃うまでに1カ月以上を要した為、(気温と共に)置き場所が転々としてしまい、その結果最初に咲いた花と最後の方に咲いた花では、微妙に違いが出てしまいました。

スプラッシュが入ったり、白っぽくなったり、リップが濃くなったりしやすく、シンビ自体がそうなのか、この個体が未完なのか良く分かりませんが、他のヤツより花の特徴が固定していない気がします。


(NS8.4×4.7cm)
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  今年はシンビに力を入れていたため成果が出て、4花茎あがっていたのですが、鉢を倒して1本折ってしまいました。

残念でしたが、それでも(ちゃんと数えていませんが)30〜40輪くらい咲いて見応えがあるので、個人的に楽しむ分には十分でした。

支柱は花芽が伸びているときから立てて誘引するか、蕾が小さい時くらいまでに立てないと恐らくダメですね。

私は咲いてからのんびり立てたのですが、花が重すぎてどうにも誘引できず、諦めてしまいました、、、

HKTも歌っていますが、若さとは不器用で、やり残すものなのです。



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 マジすか4が終わりました。

だるま、センねずのOGメンの出演が嬉しかったです。

ソルトの殺陣が美しいとネットで話題に、40thセンターもぱるるで確定し、選挙が楽しみです。

てか、玲奈の不出馬、SKEヲタの箱押しを運営が利用して、珠理奈1トップで栄が下克上狙い?

さっしーの煮え切らない態度、りっちゃんの卒業、NGT48のきたりえ、でんでんむchuもどうなるのか、、、

このブログを読んで下さっている約99%の方にはどうでもよい情報だと思いますが、私は植え替えもそっちのけで、気になってしょうがないのであります。

私も、こんなに悲しい別れと深い絶望の淵で、光を探すように、悲しみ克服していきたいと思います。

そういう訳で、最近はHKTの「大人列車」が、頭の中ガンガン鳴ってるミュージックなのでした。


Cym. eburneum var. maguanence

Cymbidium eburneum var. maguanence(シンビジューム エバーネウム マグアネンセ)が咲きました。
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 var. maguanenceとして購入しましたが、kewでヒットしないのでvarietyとして認められているのかは不明です。

逆に、Cym. maguanenceという別の原種は存在し、写真で確認する限り、この花はCym. maguanenceに近いです。



【Cym. eburneum】
<特徴>
・芳香がある
・4Nがある
・標準的な花の大きさは5〜10cmだが、4Nの大きさは不明
・花期は4月頃
・1花茎に1〜2輪しか咲かない
<自生地>
北インド(シッキム、アッサム、カシー山地)、ネパール、ベトナム、北ミャンマー、中国(雲南省の南部)の300~2000mの高地の雲務林の木や岩に地生、半着生するらしい


【Cym. maguanence】
<特徴>
・Cym. mastersiiとCym. eburneumの自然交雑種とも言われている
・2〜15輪つける
<自生地>
中国雲南省の1000〜1800mの森の木に着生(!?)しているらしい



 今回の我が家の花は、1花茎に1輪咲き、NS8.9×7.5cmでした。

Cym. eburneumとCym. maguanenceの両方の特徴を併せ持っている感じなので、名札がCym. eburneum var. maguanenceとなっているのかもしれません。

香りは、20世紀梨にアルコールとアンモニアを混ぜて、ちょっとフローラル風味にしかし草っぽさも残して華やかになり過ぎないように仕上げたような複雑な香り(?)で、つまり良い香りだと思います。

個人的な見解としては、この株はCym. maguanenceで、Cym. eburneumの特徴が強く出ている個体という気がしないでもないですが、なんともわかりません。



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 白花のように見えますが、よく観察すると裏筋みたいなところに色素がノッテます。


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 栽培に関しては、ある程度高地の山岳地帯に自生するため、寒さに強く、夏はちょっと暑がると、元持ち主の方は仰っていました。

株の状態もいまひとつにみえ、おそらく夏の暑さを乗り切るのが大変なのでしょう。



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 咲いて2〜3週間くらい経ちましたが、コラム(蕊柱)にも色素がノッテきました。

原種のシンビが持つ、原点回帰とも言うべき無駄のない美しさは、吸引力が凄まじいです。

言い尽くせないくらい、綺麗。

こんなのが何輪も咲いた日には、私は昇天してしまうのではないだろうか、、、、

まだ栽培して数カ月なので株のクセ等は分かりませんが、今年1年栽培しつつ、情報収集していこうと思います。


つくば蘭展 2015 春(再訪編)

 つくば蘭展 2015 春に再訪してきました!

なんでまたイッタかというと、Bee Orchidの香りを嗅ぎ忘れていたからです。

メス蜂が交尾前に放つ、性フェロモンと類似した香りを嗅ぎ忘るなんて、なんという失態!

変態匂いフェチ代表としては、なんとしても嗅ぎたい、嗅いでおかねばならぬという使命感に駆られまして、車を走らせたのでした、、、、


 ところで、嬉しいことに展示のラインナップが少し変わっていました。

また前回ピンボケで紹介できなかったものもあったので、改めて写真を撮ってきました。

(会長が多分ちょっと好きな)エリアや、(私が好きな)カランセも撮ってきました。

前回の記事も少しだけ修正したので、お時間のある方はチェックしてみて下さい。



Serapias cordigera
地中海と大西洋側の南ヨーロッパの蘭だそうです。オレンジ〜濃赤色までカラーバリエーションがあるそうです。オフィリス等と似たような栽培をするそうです。赤い舌を出しているみたいでカワイイです。

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Malleola wirreana
マレーシア半島、ボルネオ島、ジャワ島、スマトラ島の750〜1500mの低山の森林に自生。花も魅力的なのですが、株姿も面白くて、しばらく眺めてしまいました。

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Bulb. falcatum
ギニア、シエラレオネ、コンゴ、ウガンダなどの熱帯アフリカの0〜1400mまでの森林に着生、まれに岩生する。5〜10℃程度の低温にも耐え、栽培容易。派手な鳥が並んでとまっているいるような、面白い蘭でした。遠くから見るとコブラオーキッドで、1株で、2度オイシイ蘭です。

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Bulb. maximum
ウガンダ、ケニア、タンザニアの0〜1900mまで広く見られ、湿度が高い森林帯にある木の頂部付近の、腐植物が溜まったところに着生、もしくは腐植物が溜まった岩に岩生し、滝の近くにもよく見られるそうです。花は順次開花していくそうですが、1つ1つの花命は短いので、一斉に咲きそろうことはないそうです。よく見ると色彩・形がシブくて綺麗なのです。これも遠くからみるとコブラで、2度オイシイやつ。

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Den. woodsii
パプアニューギニア島南部の500〜2000mの山地林の、日の当らない木に着生している。

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Cochlioda rosea
エクアドルの南東部とペルーの1500〜2200mのかなり湿った山地林に自生。

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Caularthron bicornutum
コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、フランス領ギアナ、スリナム、ブラジル、トリニダード・トバゴの、海や河の近にある岩や崖の側に自生する。ヴァージンオーキッドと呼ばれているそうです。そう言われてみれば、穢れのないそんな雰囲気です。そういう訳で誠に申し訳ありませんが、皆さんからは既に程遠い蘭なのです、、、、

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Sarcoglottis sceptrodes
メキシコ、エルサルバドル、ニカラグア、パナマの1000mまでの低山の熱帯雨林に自生。地味に綺麗でした。

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Sarcoglottis grandiflora
ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、ペルー、アルゼンチンの280〜1300mの、年間を通して乾燥した雲霧林に自生する。さらに地味すぎて、もうどこから花で、どこから茎なのかわかりにくかったです、、、、(笑)

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Hetaeria affinis
中国南部、バングラデシュ、アッサム地方、ヒマラヤ東部、ミャンマー、タイ、ベトナムの450〜1050mの日陰で湿った常緑の森に自生。オールドタイプの私のデジカメが奇跡を起こし、こんな綺麗な写真が撮れていました。花も、褐色と白の組み合わせで美しかったのでした。

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Phal. philippinensis
記事を読み直していたら、マニアックなチョイスが連続していたので、最後は少し分かりやすい話題を。こちらは2年前?の会のグロワーズ苗です。確か中籐洋蘭園さんから。グロワーズとは会で同じ苗を安く配って、誰が1番栽培が上手いかを競ったり、どのように栽培すればそのような良い結果が出るのか情報交換する企画です。毎年、様々なジャンルの苗でチャレンジするので面白いです。我が家のは、、、いったんヤバくなって復活中です。皆さんは立派に咲かせていらっしゃいました。どうすればこんなに綺麗に咲かせられるのか今度聞いてこよ、、、

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 そういう訳で、再訪編でした!

ちなみに、Bee Orchidの香りは「昆虫臭をややエクスタシーにした香り」だったとさ。






つくば蘭展 2015 春(後篇)

 つくば蘭展 2015 春の後篇です。

前回は洋蘭会の展示を中心に紹介しました。

今回はつくば実験植物園の展示を中心に紹介します。

ところで、この会場において、コアなマニアっぽい若者達が衝撃的な会話をしていました。

私は写真を撮ったりして忙しかったので、ところどころしか聞いていないんですが、



若者A「おー、○○じゃん、スゲー」、若者B「これは○○で、××なんだよ(なんかマニアックな話)。こんな珍しい蘭は滅多に見られないよね」、若者A「やっぱここスゲーわ。ところであっちの温室では何やってんの?」、若者B「あー、あっちはアマチュアの人達のヤツでしょ。まあ、見なくてもいいんじゃない?」、若者A「そうだね」


私「、、、、、見てこいやーっ!!(心の声)」



 私としてはアマチュアの展示目当てなので、この展開にビックリ。

最近の若者は奇想天外で、何考えてるのかさっぱりわからん!

せっかくお金払ってるのに、一通り見てくればいいじゃん!

専門的に見たらこちらの方が希少な展示なのかもしれないけど、アマチュアの会にも面白い蘭はたくさんあるし、栽培や仕立ても勉強になるんだぞ、と説教してやりたくなったのでした(怒)

そういう訳で、様々な見方と考え方があることに、改めて気付かされたというか、ノックアウトされたのでした、、、


 蘭の世界には、ライト層もいるし、趣味家もいるし、コアな人もいれば、専門家もいる。

悔しいですが、今後更に発展していくためには、あの新人類達が惹かれていた蘭のこともカバーしたいと思ったし、ライト層や一般層をもっと取り込む工夫や仕掛けもしていかなければならないのだろうな、と考えさせられました。

そのために自分にできることを考えて、地道に実行していこうと思ったのでした。


 そういう訳で、マニアックなばか者、、、じゃなかった、若者達が感動していた蘭達です!

やっぱりヲタクっぽい蘭が多いのか、情報が少なくて、、、、苦労させられました、、、、



Liparis montana
ジャワ島に自生する、色・質感共に美しいリパリス。見て下さい、この透明の質感。綺麗!

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Oberonia sp.
オベロニア属は日本にも4種あり、ヨウラクランと言われています。あの尻尾のようなところに、非常に細かい花が無数に、螺旋状に咲いています。小さい花の1つ1つは綺麗なのですが、集合体としてみると奇妙だから面白いのです、、、

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Oberonia thisbe
フィリピンの2000mの高地の樹木に着生するオベロニア。属名のOberoniaは、中世およびルネッサンス期の文学・伝承上の妖精王「オベロン(Oberon)」(シェイクスピア「夏の夜の夢」の登場人物)の名からきている。 種小名の thisbe はギリシャ神話に登場する美少女の名に因む、、、

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Malaxis sp.
Malaxis属は、東南アジアを中心に約430種が確認される大属の地生蘭(まれに着生)。日本にも約7種あり、和名はヤチラン属。葉も綺麗だし、花も可愛い色と形ですよね。

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 ここから4つは、後がつかえていて急いでいたのと、例のばか者、、、じゃなかった若者達の会話に気をとられて、奇跡的に名札を1枚も撮っていませんでした、、、
そういう訳で、「キレイ蘭」と勝手に命名します。
いつか新しい情報が分かったら、追記します。


最終日に再訪して、3つ名前が分かりました。



Tainia penangiana
アッサム、ヒマラヤ東部、インド南部、タイ、マレーシア、中国、ベトナム、台湾の600〜1400mの熱帯常緑林に自生するそうです。

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Tainia hongkongensis
中国南東部、ベトナムの100〜500mの丘陵地における、森が開けた場所の斜面に自生するそうです。

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Tainia elmeri
フィリピンのルソン島の0〜1300m付近に自生するそうです。

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 さて、私が最近注目している、カランセもいくつかありました!

日本のカランセも綺麗ですが、洋モノは更に魅力的です!


Calanthe rubens
タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナムの300mに自生するカランセ。白〜ピンク、濃赤とカラーバリエーションがあるようです。

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Calanthe rubens
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Calanthe rubens
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Calanthe argenteostriata
中国東南部やベトナムの100〜1600mの石灰岩の斜面に自生する、緑と白のカランセ。以前は「銀墨エビネ」の名前でよく販売されていたそうですが、最近はなかなか見かけない1種だそうです。美しすぎますね!これは私も若者に混じってテンションあがります!

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Calanthe vestita
東南アジア(ミャンマー、ベトナム、タイ南部、マレーシア、ボルネオ島、スラウェシ島)の600〜1000mに自生。

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 Spathoglottis(スパソグロッティス)も数種類展示されていたので紹介します。

アジアの熱帯地域に広く地生し、和名はコウトウシランです。

ギリシャ語の「spatha(刀)+glossa(舌)」からきており、リップのの裂片の形から名付けられたそうです。

株姿も特殊だし、花は丸っこくて色も綺麗なものが多く、面白い属だなと思います。

Spathoglottis pacifica
ソロモン諸島〜フィジー、サモア、バヌアツに自生。種小名のpacificaは「太平洋の」という意味。

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Spathoglottis vanoverberghii
フィリピンのルソン島の標高1000m以上に地生する。

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Spathoglottis portus-finschii
ニューギニアに自生。種小名のportus-finschiiは「(ニューギニアの)フインシュ港の」という意味。

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Spathoglottis sp.
名前が未同定なのか、まだ名前すらついていない新種なのか、sp.の理由はわかりませんが、すごく綺麗でした。

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ここからは、セロジネです。

約120種ある大属ですが、今回紹介するのは多少マニアック。

セロジネもどれも魅力的でコレクションしたくなりますが、私はまずはシンビとかエリアあたりを栽培してみたいので、、、

Coel. tenosoerimenus?
良く分かりませんでした。

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Coel. venusta
ボルネオ(カリマンタン)島に自生。

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Coel. fragrans
セロジネの自生地は東南アジア、ヒマラヤ等が主ですが、Coel. fragransはマルク諸島、ニューギニア島の100〜2000mに自生。ややクール系とのこと。

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Coel. aff. longifolia
スマトラ島、ジャワ島に自生。longifoliaという種名は、その長い葉に由来する。テカリ系もそうですが、透明系の花は何故か惹かれますね。

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Coel. sp.
フィリピンに自生するそうです。

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 そして、エリア。

エリアなんてそんなに興味なかったんですけど、会長がエリアのことを綺麗だとか面白いと言っているのを2回くらい?聞いたことがあって(私の勘違いかもしれませんが)、昨年あたりから私もちょっと興味を持って注目している蘭です。

エリアという属名は、ギリシャ語の「erion(=軟毛)」に由来するそうで、毛が生えているものがあり、面白いです。

日本のオサランやリュウキュウセッコクもエリアの仲間。私は枯らしました、、、、乾燥に弱いみたいです。


Eria thao
中国の海南島、ベトナムの低地の600〜2200mに自生。低地の常緑林から高地の雲務林にかけて分布し、低地のものはバルブ間の?間隔が空きやすく、高地のものは小型になるそうです。種名のthaoは、島の意味。花に入ったラインが魅力的だなと思います。

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Eria pannea
ヒマラヤ東部、インド(アッサム、シッキム)、ブータン、ミャンマー、タイ、中国南部、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナム、ボルネオ、スマトラ島の0〜1300mの乾燥した低地林や針葉樹林の苔むした樹木に着生、稀に地生しているそうです。こちらはエリアの中ではややメジャーらしく、いくらか栽培し易いそうです。この毛の感じ、イイですよね。

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Eria sp.
エリアにも様々なタイプがあるようで、房咲で毛がないタイプ。

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Eria obesa
ネパール、アッサム、ミャンマー、タイの500m付近に自生します。

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Eria merapiensis
スマトラ島西部の820〜2500mに自生。

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Phreatia stenostachya
ソロモン諸島、ニューカレドニア、フィジー、バヌアツ、サモア諸島の1500程度の森林に自生。Synonyms=Eria cauligeraということで以前はエリアだったようです。コンペイトウみたい。

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 ここからは少し変わっているデンドロ。

Den. adae
クイーンズランド、オーストラリアの700〜1220mに自生するクール系のようです。

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Den. parvulum subsp. minutum
Den. parvulumがまず希少なクール系デンドロなのですが、subsp. minutumはさらに情報がなく、恐らくもっと希少?ニューギニア島〜メラネシアに自生するそうです。この色をどのように表現すれば良いのか分かりませんが、淡い青っぽい色が綺麗でした。

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Den. sp.
マレーシアに自生するそうです。なんか栽培が超難しそう、、、

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 ここからは色々です。

Epi. schlechterianum
メキシコ、ブラジル、ペルー、トリニダードトバゴの670〜1700mに自生するエピデン。葉っぱのような花で、アピールする気がほとほとないところが好きです。

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Bulb. sp.
ニューギニアのバルボ。バルボにはいろんな形がありますが、その中でも私の好きなタイプ。

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Phal. gibbosa(sny:Polychilos gibbosa)
ラオス、北ベトナムの0〜1000mの低地の森に自生するファレノプシス。小さいし、綺麗だし、葉が落葉するのかあまりなくて変わってるし、惹かれる要素満載でした。

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Elleanthus blatteus
エクアドル、ペルーの1100〜2600mに自生する。これも本当に蘭なのか。そこら辺の雑草が鉢の中に混ざって、蘭は枯れたが雑草だけが残ったものを職員の方が間違えて展示しているのではないのか、、、と心配になりましたが、ちゃんとした蘭のようです。職員の方から、「何かの顔にみえませんか?」という追い打ちの問いかけがありましたが、私にはやっぱり雑草にしか見えなくて、、、ごめんなさい!

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Pleurothallis dilemma
メキシコ、ボリビア、エクアドルの1200m〜1800mに自生するクール系。Pleurothallisの中でも珍しく、同じ葉に何年も花が咲くそうです。しかもこんな変な人形のような花が。気持ち悪い+可愛い=きもカワイイですね。

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Gomesa kautskyi
属名がBaptistoniaとなっていましたが、Oncidium等の様々な紆余曲折を経て、現在はGomesaのようです。ブラジルのエスピリットサント州の600〜800mに自生します。透き通るようなゴメサで綺麗でした。

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Oeceoclades saundersiana
熱帯アフリカ(アンゴラ、カメルーン、ガボン、ガーナ、コートジボワール、ケニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネ、タンザニア、ウガンダ、ザイール、ザンビア)の標高1200〜1300mの山の、日陰の湿った場所に自生。地味な美しさというか、渋さというか、わびさびというか、そういう感がありました。

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 ここで、私が最近注目しているエランギスを、2発。

Aerangis fastuosa
マダガスカルの1000〜1500m、海岸平野と高原の移行地帯に存在する森林の枝に着生する。香りが特に良いので惹かれます。

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Aerangis luteoalba var. rhodosticta
中央アフリカ共和国、カメルーン、コンゴ、ザイール、エチオピア、ケニア、タンザニア、ウガンダの1250〜2200m、河を有する湿度の高い森林の茂みや木の枝に着生している。エランギスの中で私はこれが1番好きですが、栽培がやや難しいそうです。

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Myrmecophila tibicinis
メキシコ〜ベネズエラに自生するそうです。花茎が長くて面白く、こんなの家じゃ絶対置き場所がないですが、花が非常に美しかったです。

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Octomeria sp.
属名のOctomeriaは、8つの花粉塊を有するため、8を意味するギリシャ語に由来。約200種を有し、大半はブラジルに自生するが、熱帯アメリカに自生するものもあるそうです。やや冷涼で暗い環境を好むそうです。小さくて黄色の花も惹かれたのですが、バルブの形とか、仕立て・栽培の仕方とか、全体的に良かったです。

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Amesiella philippinensis
フィリピンの400〜1400mの森林の苔むした木の枝に着生しています。株の割に花が大きくて、整っているので見栄えが良いです。

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Trichoglottis triflora
タイの南西部やベトナムの1100〜1200mにある森林の木の幹に着生している。香りが良い。そして花がカワイイ。

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 さらに別棟にもいくつかの蘭が咲いていました。

Spathoglottis gracilis
マレーシア、ボルネオ島の800〜2000mにある丘や低山の岩の間や竹の根もとに地生。

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Phaius tankervilleae
鶴頂蘭(カクチョウラン)。中国南部、オーストラリア、太平洋諸島、マレーシア、インドネシア、インドの1300mまでの低森や草地のくぼみに地生する。
ジャマイカやハワイに持ちこまれ、増殖している?らしい。パプアでは、スモークされた花が避妊薬として食されているそうです。場所を取りそうなので私は手を出していませんが、性欲旺盛な私は栽培した方がよさそうな気がします。

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Liparis formosana
ユウコクラン。スズムシ草。日本(伊豆諸島、紀伊半島、九州、琉球諸島)、台湾、香港の300〜500mの広葉樹林に自生します。

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Pleurothallis phyllocardioides
ハート形の葉を持つミニチュア蘭。グアテマラ、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、ベネズエラの20〜1800m、湿度の高い森林の中に着生するそうです。

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  ここからは、今回の蘭展で私のドススメの小笠原諸島の蘭。

 2011年に世界自然遺産に登録された、小笠原諸島。

独自の進化を遂げた生物や生態系が、国際的に評価された結果だそうです。

その小笠原諸島には18種類の蘭が自生しており、うち8種類はこの地にしか分布しない固有種だそうです。

その写真展です。

Platanthera boninensis
和名シマツレサギ。

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Goodyera boninensis
和名ムニンシュスラン。シュスランの仲間。「ムニン〜」という冠称の意味は、小笠原諸島が以前は無人列島と呼ばれていたことに由来します。

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Calanthe hoshii
ホシツルラン。小笠原で最も絶滅の恐れの高い種の1つ。

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Bulb. bobinense
オガサワラシコウラン。小笠原諸島では着生ランは少なく、他にムニンボウランがあるのみ。

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Luisia boninensis
小笠原諸島のもう1つの着生種ムニンボウラン。乾燥に適応した棒状の葉を持つ。てか、アホ面した私が、、、服もだらしないし、、、、写真を撮ってる時の自分の姿ってこんなアホっぽい感じなんだ、、、ショック。

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 ここからは、今回の蘭展で私のもう1つのドススメのスポット、オフィリスとオルキスコーナー。

ヨーロッパから持ちこまれた地生蘭は、夏の暑さと蒸れで弱りやすいらしく、何年も栽培するにはテクニックが要るそうです。

逆に、冬は外でも良いそうです(職員の方に聞いた話で私は試していないので、自己責任でお願いします)。

*ちょっと前に、ヨーロッパの地生蘭は共生菌がおらず衰弱することがある、日本のカビ等の被害を受けることがあると記載しましたが、そもそも球根には蘭菌はいないそうで、カビもなんか2種類あって、蘭に悪さするヤツとかあと何かとか、色々カビなりの深い事情があるようで(詳しい話を聞いたのですが忘れました)、関係するのかどうか不明です。






オフィリスはヨーロッパの草原を中心に約25種あり、メス蜂そっくりに擬態しているため、Bee Orchidと呼ばれています。

オフィリスは擬態以外にも、交尾前のメス蜂が放つ性フェロモンと類似した物質を放っててオス蜂をだまします。

だまされたオス蜂が交尾しようとて、受粉が成立します。

オスの抑えようのない性欲を利用しないであげて欲しいです、、、

純粋なオスが何回も騙されて偽交尾するなんて、同じオスとしてあまりに気の毒、、、、


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Ophrys sphegodes subsp. mammosa
モンテネグロ〜イスラエルに自生するとのことだが、ヨーロッパ〜中東の1300mまでの草原や牧草地、湿地帯等に地生するそうです。

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Ophrys cretica subsp. Ariadnae
ギリシャの南東部、クレタ島、キプロスの1000m程度の道端にあるような草原、農薬を使用していないようなオリーブ畑等に地生するそうです。模様が面白いです。

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Ophrys ×flavicans
マルタ諸島固有種であり、自然交雑種(O. bertolonii × O. sphegodes)
特に島の固有種というものは、その島以外の場所では育たないような、とんでもないクセがあるらしいので、うかつに手が出せませんが、こちらは自然交雑種ということで、雑種強勢されて多少強いのかも、、、

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Ophrys vetula notho subsp. vetula
トルコ〜ギリシャに分布する自然交雑種(O. fueiflora × O. scolopa × subsp. scolopa.x)白が綺麗です。

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Ophrys tenthredinifera
地中海西部沿岸地域(ポルトガル、スペイン、フランス、イタリア、ギリシャ、トルコ、および地中海諸島)、北アフリカの0〜1200m、酸性の岩質の土壌を有する涼しい草原地帯に地生。ピンク系もイイですよね。

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 ここからは、オルキスです。

どれもまぶしいくらいに美しく、非常に惹かれるので気を付けて見て下さい。




 さて、こちらはオルキスの2コのキン●マ、、、じゃなくて球根。

当初、㊎に例えるなんてどうかしてる、と思ってましたが、この写真でみるとあまりにそっくりで妥当すぎる(笑)

あの美しい花の下に、コレがあるかと思うと、、、引きます!!


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Orchis anatolica
ギリシャ、トルコ、シリア、レバノン、イスラエル、ヨルダン、イランの0〜2000mの松等の森林に地生するそうです。日本のアワチドリとかにも通じる可愛さがありますね。

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Neotinea lactea
地中海沿岸地域(チュニジア、アルジェリア、モロッコ、スペイン、フランス、コルシカ島、サルデーニャ島、シチリア島、イタリア、ユーゴスラビア、ギリシャ、トルコ、ブルガリア)の1800mまでの痩せた草原地帯や、オリーブ畑、開けた森林地帯に地生。よく見ると、リップの斑点が綺麗です。

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Anacamptis morio subsp. longicornu
スペイン〜イタリア半島南部に地生。ただでさえこれ程美しいのに、アルバやピンク、濃色等のカラーバリエーションがあるようです。嬉しいことに日本の趣味家の方で咲かせてる方がいらっしゃるので、日本の環境にも合うのかも。

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Anacamptis ×gennarii
名札ではOrchis Gennariiとなっていましたが、Anacamptis ×gennarii(Anacamptis morio × Anacamptis papilionaceae)がKewでアクセプトされています。地中海沿岸(ポルトガル、スペイン、フランス、イタリア、コルシカ島、サルデーニャ島、シチリア島、ルーマニア、ユーゴスラビア、ギリシャ、東エーゲ海の島々、キプロス、トルコ、アルジェリア、モロッコ)に自生する自然交雑種。自然交雑種なので多少逞しく、日本の環境でもやっていけるのかも。花が大きく、色も綺麗で、これが交配の素晴らしさ。カトレアとかより、こういう属とかバルボでどんどん交配種を作って欲しいです。

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Anacamptis papilionacea
地中海沿岸〜アルプス山脈、カスピ海沿岸(チュニジア、アルジェリア、モロッコ、ポルトガル、スペイン、バレアレス諸島、フランス、コルシカ島、サルデーニャ島、シチリア島、イタリア、ユーゴスラビア、アルバニア、東エーゲ海の島々、ギリシャ、キプロス、トルコ、ブルガリア、ルーマニア、レバノン、シリア、イスラエル、ヨルダン、イラン)の1800mまでの乾燥した草原、低木地、開けた森林の石灰質の土壌に地生します。こういう自生範囲(標高も含めて)が広いものは、適応能力が高いのではないかと想像します。神々しいまでの、原種の美しさ。

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Orchis Bornemanii
Anacamptis x bornemanii?よく分かりませんでしたが、美しかったです。そして、写真じゃわかりにくいのですが、花茎が何本も上がり、これも交配による賜物?大株だから?

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 そういう訳で、あの時の若者達よ、このブログを見ていたら、も一回見に行ってこいやーッ!、じゃなくて、是非行って下さい、なんならそのまま入会していろいろ教えて下さいm(__)m

彼らが何に惹かれていたか、何故惹かれていたのかが少し分かった気がして、面白い蘭展でした。


つくば蘭展 2015 春(前篇)

つくば蘭展 2015 春にイッテきました!
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 こちらの温室の中や、研修棟の中でヤッテいます。

筑波実験植物園の中でやっているので、入場料(¥310)がかかりますが、植物園内は広いし、梅やあと何か(ロウバイ?とか河津桜?とかクリスマスローズ?とか)も色々咲いているので面白いです。

3月22日(9:00〜16:30 *入園は16:00まで)までやってます。

個人的におススメは、研修棟の「小笠原諸島の自然と蘭の写真展」と、Bee Orchidのコーナーにあるオルキス。



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 温室内は湿度が高くてむわっとしていて、カメラの電源を入れるとレンズが曇ります。

そうやって撮れた奇跡の1枚。

しかも、あのオルキス!裸の男の妖精が戯れてるヤツ。

Orchis italica

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C. mossiae
花が大きくて綺麗、迫力のあるモシェでした。

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Robiquetia corina (sib.)
パイナップルオーキッドの異名を持つパプアニューギニア・フィリピンの蘭。

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Restrepia(Rpa.) ophicepala?
レストレピアはもっと葉が小さい印象でしたが、こちらは葉が大きいです。私もいくつか栽培していましたが枯れました。クールは難しいです、、、

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Stanosarcos Vanguard 'Fire ball'
持ち主の方は、ネジバナに似ていると勧められて購入したそうですが、、、結構違うので衝撃を受けたのでは、と心配になりました、、、、

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Masd. leonii
非常に面白い形でした。白という色も珍しいです。アンテナと、真ん中の丸首シャツを着たおじさん?が良い。

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Masd. shiraishii (syn. harlequina)
白石氏が命名したのでしょうか。シライシーと読むそうです。斑点が、黒と赤で分かれていて綺麗です。

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Aerangis citrata
花も綺麗ですが、花茎のスジが面白い。

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Anacheilium janeirense
変わった色、形だと思います!

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Helcia sanguinolenta (syn. Trichopilia sanguinolenta)
アクセントの青とタイガー模様が良い。

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Trichocentrum lacerum
属名は、以前はOncidiumでしたが、現在はTrichocentrum属に変更になりました。そして種名も、以前はstipitatumと呼ばれていたそうですが、現在はlacerumに変更されたそうです。属名や種名の変更に関して否定的な意見をよく耳にしますが、研究者の努力で蘭が体系化されたり、細分化され、今後の発展に寄与できるなら、非常に有り難いことだと捉えており、私は肯定派です。でも、カトレアの属名変更はビックリでした〜。レリアやソフロは属名変更しない方が特徴や栽培もイメージし易くて良かったんじゃ?Blc.とかLc.とかSc.とか記載されていた方が、花なし株でもなんとなくイメージできるし、栽培もなんとなくイメージできるから、購入の決め手にもなってたのに、、、。そういう意味では戦犯ですね(笑)。しかし、この変更が何年後かに正解だったと言える日がくることを信じて、私は陰ながら応援していきたいと思います。

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Rhynchostele cordata(Odm. cordatum)
カッコイイ花でした。

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ちょっと名札が読めませんでしたが、バンダとパピリオナンセの交配種。良い花だと思います。
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Sarco. fitzgeraldii
サーコキラスという属はあまり注目していなかったのですが、今回の蘭展で綺麗だなと気付きました。

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Polystachya pubescens
デンドロかと思ったのですが、ちょっと違うみたいで、面白い花でした。

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Gomesa croesus
花がプクっと丸くて可愛く、黄色と茶色の配置が良かったので目を惹きました。

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Den. canaliculatum
小さい花なのに、輝くような色彩をもっていて惹かれました。

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Den. Gillieston Gold 'Nathallie'
ビタミンカラーのキンギアナム系。

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Den. spectabile
始めて見た時衝撃的だったスペクタビレ。好きな人は絶対好きなハズ。私のストライクゾーンです。

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Cym. wadae 'Liguna'
この先たとえどのような交配種を作ろうとも、ワダエに匹敵する美しさを持つシンビは作れないだろうと言われている、シンビの完成形。もうこれがあれば、交配種は要らないとさえ言われているようです。シンビなんてあんなに交配種がゴロゴロしてるのに、その頂点にいきなり君臨した、原種のwadae。大声ダイヤモンドでいきなりセンターを奪った、珠理奈のよう。今回も見れて良かったです。

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Ophrys ferrum-equinum
黒くて花が大きいオフィリスで、面白かったです。この方のコレクションは、見る人が見ればとてもセンスが良いことが分かります。

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Paph. insigne
花型に野趣があり、ドーサルのスポットがカッコよかったインシグネでした。

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Paph. exul
通常個体より黄色味が強く、珍しい変種。この方のコレクションも非常にセンスが良いのです。

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Paph. villosum var. boxallii
典型的なボクサリーで、野趣があって魅力的でした。

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Paph. Saeka Mochizuki
やさしい色彩で、可愛いパフィオでした。もしかして、望月さんの娘さんの名前?Paph. malipoense × Paph. Lola Birdとのこと。

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Bulb.(Megaclinium) purpureorhachis
コブラオーキッドはどうしてもコブラに似てる茎の方に目がいきますが、花も良く見ると虫が行列しているみたいで面白いです。

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 この会の特徴は、どの属にも栽培の上手い方が数名ずついらっしゃって、それぞれ切磋琢磨しているので、全体的に栽培や仕立てのレベルが高いことです。

皆さんとても勉強熱心で、毎月勉強会を実施しているから全体のレベルが高くなるのでしょう。

ここ最近は会内でなんとなくその他の蘭が流行しているのか、そっち系の展示が増えてきていて、そういう傾向を肌で感じるのも面白いです。

今回はそういう理由に加え、ちょっと訳があってセレクトした写真がコアなのでした。

本来は名前をきちんと調べたり、ブログの構成をきちんと練ってから載せたいところですが、蘭展のレポートは結構時間をとられるので、寝不足になってしまい、本業に影響する可能性があるのでこの辺で、、、、

また時間があるときに後篇をアップしますが、全ては紹介しきれないので、お時間のある方は実際に会場に足を運ばれてみることをお勧めします。

C. loddigesii(sib)

C. loddigesii(sib)(カトレア ロディゲシー)が咲きました。
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 今回は、斑点がペタルの先端に出ています。

ロディゲシーって、こんな風に斑点の出方が毎回変わるのでしょうか。

ロディゲシーは、この1個体しか持っていないのでよくわかりません。

セパルが捻じれていて、ちょっと気になります、、、、

前回開花時からドーサルが無い花が咲いたりしているので、気を付けて扱っています。

リードが十分に育たなかったことと、開花時も乾燥したエアコンの風のストレスを受け続けていたので、その影響かもしれませんし、何とも言えません。




(前回の様子)
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 前回、鉢からはみ出しそううだったことに加え、鉢もボロボロだったので植え替えしました。

その後、非常に良く生育したのですが、Nが効きすぎたのか3枚葉になり、遅れて押し子を出しました。

その頼みの推し子が上手く育たず、今回の結果です、、、、



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 株の状態を見る限り、バック側の根は大丈夫そうなのですが、押し子の根が上手く張れていない気がします。



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 バック側の根がイカレテいたらバックを落として鉢を小さくしますが、バックの葉の状態から判断する限り大丈夫そうなので、再び鉢増しし、再チャレンジしていく予定です。








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 先日、帰省しました!

一瞬であの高いスカイツリーを超えて、富士山を超えて、すごい上の方までイッタのであります。

そしたら、雲の上にもまだ雲があって、空は何て美しいのだろうと思ったショット。


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 安い航空券をとったので、神戸で乗り継ぎ。

 この綺麗な前方後円墳は、五色塚古墳のようです。

古墳ギャル コフィーのファンとしては、中の人が出ちゃうくらい、嬉しい1ショットでした。



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 写真が分かりにくいですが、左下方に虹が出てました。

上空から虹を見たのは初めてだったので、コーフンしました!

そういう訳で、私は飛行機に乗るとキョロキョロと忙しいので、眠ったり、本を読んだり、音楽を聞いたりしているヒマはないのであります。


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 そして、小浜温泉にイッテきました!

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 ここでは、温泉の蒸気を利用して、玉子とか、野菜とか、海鮮とかを蒸して食すことができます。

肉を蒸しても、燻製みたいになって美味しいんだとか。




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 蒸している間、足湯に浸かって待ってます。

すぐ側が海なので、景色も綺麗です。

潮風が強かったですが、関東のからっ風程冷たくありません。

ここは日本一の足湯ということですが、本当だろうか、、、


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 私が何を蒸していたのかというと、芋でした!

その前に蒸した玉子も、ふっくらして美味しかったです。

この蒸し焼き場も足湯も、無料で利用できるので嬉しいです。



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 海に面した県なので、どこにいっても海があります。

そういう訳で、別の海にもイキました!

ここにはクジラ島があり、あそこでは今頃ゴンがHunterになるためにガンバっているはずです。

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 空も海も穏やかな青で美しく、水の透明度も高いです。

気付いたら、私も写ってました(立ちションしている訳ではありません)。


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 数時間後に再訪したら、潮がけっこう引いていて、「あぁ、そういえば海って潮の満ち引きがあるんだったよなぁ」って久々に思い出した1ショット。

姪っ子ちゃんは黙ってればカワイイのですが、とんでもなくジャジャ馬で困っています。

どこで覚えたのか、飛び蹴りと浣腸と金的攻撃が得意技の、男泣かせです。

そして、お菓子とかイチゴとかばっかり食べて、ご飯をあまり食べないので、だいたいいつも怒られています。


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 その狂暴な爆裂デストロイヤーが見つけた面白いカニ。

チビのくせに色々知っていて、「あっ!イソギンチャクいたー、そっちは亀の手」とかいちいち教えてくれます。


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 帰路の翼のマークはダイヤでした。


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 若い頃は何ともなかったのに、最近は飛行機に乗るのが怖くて、、、

機体だけでも十分重いのに、人がこんなにたくさんノッテおり、それなのにこの小さなジェットエンジンと薄っぺらい翼で大丈夫か、、、、てか、そもそもなんでこんな鉄の塊が空を飛ぶんだっけ?

雲の切れ間からゴミのような地上が見える度に、墜落したら一瞬で全身の骨が砕けて、内臓とか血液が全部飛び出すんだろうな、とついついネガティブなことを考えてしまい、その度に玉ヒュン、、、


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 そうこうしているうちに大気の状態が不安定となり、白の中を飛行。

しばらくすると、気流の影響で機体がとんでもなく揺れ始め(私は何十回も飛行機に乗ってますが、こんなに揺れたのは生まれて初めて)、その度にもう人生が終わった気がして玉ヒュン、、、

女性は悲鳴をあげ、子供はぎゃん泣き出し、私は念仏を唱えてご先祖様に助けを請い、CAは大丈夫ですとアナウンスしていましたが、ちょっとしたパニックに、、

しかし、それでも白が美しくてまたうっとりして、しばらくするとまた玉ヒュンを繰り返して、、、やっぱり帰りも忙しかったのでした。






*「玉ヒュン」が良く分からない方は、「玉ヒュン」で検索してみて下さい。
 色んな画像や動画が出てくるはずなので、簡単に玉ヒュンが体験できます(男性限定)。



Bsn. Mai Kai 'Mayumi' HCC/NOS


 「ミャーオ」
子供の頃飼っていた私は、つい反応した。
今聞こえた声は、確かに猫だ。
しかし、違和感が半端じゃない。
ここで、その声を聞いてはいけないのだ、、、、
何故なら、ここはスーパーの総菜売り場。


 その日私は仕事で遅くなり、夕飯を作るのが面倒だったためスーパーに寄った。
厚焼き卵と肉じゃがが安くなっていて、この2品は頑張れば作れるのだが、美味しく作れた試しがない。
シンプルな料理ほど難しいのだ。
たまたま揚げだし豆腐とちくわの磯辺揚げも安くなっていて、やばい、どれも私の好物だ。
全部買いたいけど、卵焼き5切れで198円は高いよな、こないだドームで買いすぎたしな、と悩んでいた矢先だった。


 「ミャーオ」
声がした方をそれとなく観察する。
寒気がした。
再び、「ミャーオ」
視界の端で捉えた影は男性1人。
その声は明らかに私に向けらており、近づいてくる。


 40代、ごく普通の、どこにでもいそうな男性だ。
惣菜を選ぶ振りをしながら、いよいよ私の目の前まで来た。
素早く観察する。
バッグを斜めに掛け、片手はポケットの中、もう片手には脱いだダウンジャケットをぐるぐるに巻き付けている。
バッグの中、ジャケットの中に猫を忍ばせてくれていることを期待したが、どうやらその気配はない、、、


 惣菜を持ったまま硬直した私の背後に回り、耳元で再び、
「ミャーオ」


 いつか、誰かが言っていた。
「この世で1番怖いのは、生きた人間だ」


 血の気が引いたが、平静を装い、静かに離れた。
いつから見られていたのだろう。
目的は何だったのだろう。
私はどうすべきだったのだろう。


 恐怖と怒りと疑問が交錯したままレジに並んだ。
納豆を買い忘れたので取りに行き、合計741円。


 家に帰って袋の中を確認した。
卵焼きと肉じゃがと竹輪の磯辺揚げが入っていた。




Bsn. Mai Kai 'Mayumi' HCC/NOS(ブラサンセ マイカイ 'マユミ')が咲きました。

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 Bsn. Mai Kaiは、B. nodosa x Gur. bowringianaのプライマリー交配です。

ノドサ系交配種の走りで、魅力的な花を咲かせます。





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 この株は大切な方に頂いたため、吊って良い場所に置いて、大切に育てているのですが、今回は2輪だけでした。

これからもう少し咲いてくれるのかどうか、、、、

この花のプラス面は、B. nodosaの血を引いているため、株立ちが素直で花が面白い点です。

マイナス面は特にありませんが、強いてあげるなら、B. nodosaの血を引いているためか、多分日光に長時間当てないと咲かないし、咲いても花付きが悪くなる、発色も悪くなる印象があります。

そういう訳で、この株はもっと光に当てた方が良いと思います。

 


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 割と丈夫なので、ガンガン増えます。

私はバックの葉も落としたくないので、それなりに寒くなったら取り込んでいますが、片親がボーリンギアナなので多少は寒さの中で頑張らせても良いのかもしれません。

ただし、ノドサの血が入っているためそれなりの癖はあると思います。







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C. trianaei concolor 'Orion'(MC)

C. trianaei concolor 'Orion'(MC)(カトレア トリアネー コンカラー 'オリオン' メリクロン)が咲きました。
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  'Orion'は理由はわかりませんが、出回っている株はほぼMCで、OGはまず見かけることがありません。

おそらくですが、OGがウイルスに感染したため、MCにかけて処分したのではないかと思われます。

よって、存在するかどうかはわかりかねますが、もしOG(ウイルス陰性)を持っている方がいらっしゃったら、ウイルスに感染する前に株分けされた貴重な株になると思われるので、大切にされた方が良ろしいです。




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 私が所有するこの株の特徴は、やや抱え咲き、ペタルの先端に進むにつれて薄っすら筋が入り、セパルの先端も僅かに色付き、リップは大きく黄目もしっかり入り、リップの色が完全なコンカラーではなく、周囲よりやや濃い色がノッて、厳密にはセミコンカラーみたいになるところです。
 

 
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 以前、C. schroederaeやC. quadricolorは、C. trianaeiのvarietyとされていました。

よって非意図的に、あるいは意図的な場合もあったかもしれませんが、これら3種は混血しているものが多いです。


 C. trianaei concolorにおいては、C. schroederaeが混血しているものが多いです。


 その中で、純粋なC. trianaei concolorを見分ける方法はいくつかあります。

まず、C. trianaeiは本来香りがありません。

そして、花弁のフリルもC. schroederaeほど多くありません。


 その視点で判断すると、この個体は香りが強く(ただしC. schroederae単体の香りでもない)、フリルや黄目もしっかり入ります。

以上から判断すると、私が所有しているC. trianaei concolor 'Orion'は、C. trianaei(40%)+C. schroederae(40%)+C. quadricolor(20%)くらいの比率ではないかと予想します。

なお、この成分と比率は、私が勝手におおまかに判断したものなので、真実か否かはわかりません。



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 生育・根張りとも旺盛で、非常に栽培しやすいですが、裏を返すと、雑種強勢の可能性があるため、生育が旺盛なのかもしれません。



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 私はこの花をそのようにみましたが、一般的には良いC. trianaei concolorの1つだと思います。

そもそも厳密なC. trianaei concolorは、ほとんど存在しません。

年に1回でも出会えればラッキーな方で、それでも花が小さかったりとかで、良花になるとかなりコアな数名の方しか持っていないでしょう。




 さて、1月の埼玉洋らん展において、オリオンが3点展示されていたので紹介します。


C. trianaei concolor 'Orion'(埼玉1)
私の株と同じく花弁に薄っすら筋がはいるが、リップに(セミコンカラー的な)色はノッテおらず、ややオープンリップ。
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C. trianaei concolor 'Orion'(埼玉2)
向かって右ペタルがタラーンとなっているが、おそらく1と同じような花で、リップは締まっている。
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C. trianaei concolor 'Orion'(埼玉3)
私の株と同じく花弁に筋、リップに色が入るが、セミコンカラー的な色が小さく、かつ薄め。
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 ここで、何が言いたいのかといいますと、MCはOGのコピーです。

紙をコピー機でコピーする場合もそうですが、やはり原本とは位置がちょっとずれたり、インクの色が異なったり、違いが出てくる場合があります。

MCにおいても同様で、もしもMCの数を沢山とったり、MC株からさらにMCを作る(いわゆる再MC)場合もそうですが、遺伝子情報が傷ついて、正確にコピーされない確率が高くなります。

これがいわゆるMC変異で、これがなかなか厄介です。

MC変異はごく稀に良い方に変異することもあるのですが、ただでさえ銘花と呼ばれるレベルの高い花をコピーしているだけあって、その花よりレベルの高い花に化ける確率は非常に低く、大抵は元の花に届きません。

よって、同じ個体名のMCなのに、様々な個体が出現してしまうのです。

つまり、私の持っている'Orion'と、他の方が持っている'Orion'が異なる場合が出てくるのです。

上記3個体や私の個体が異なるのは、その可能性があります。

ただし、花は栽培環境や株の状態にも影響されるので、断定はできません。


 上記のような問題を回避するためにはOGをコレクションした方が良いのですが、OGは高価ですし、古い個体ともなると病気やウイルス等の曝露を受けている可能性も高くなるため、一概にどちらが良いとは言えません。

'Orion'に関しては、OGがおそらくないため、本来の花がどのような花だったのか私には知る由もありません。


 ただ言えることは、この花はC. trianaei concolorとして現在でも十分通用する美花だし、そのような歴史的背景を持つ稀な個体で、花もバラついているようなので、出所の異なる株を複数観察したり、各自が持っている株を大切にした方が良いということです。

私は'Orion'を2つ持っていたのですが、1つは栽培スペースの問題で、花を確認せずに手放してしまいました。

いつか複数の'Orion'を並べて、同一の条件下で栽培して、花の違いの有無を確認してみたいと妄想しています。









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カトレア ボーリンギアナ ‘ダーク カタヤマ’C.bowringiana ‘Dark Katayama’【花なし株】

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レリア シンコラーナ セルレアL.sincorana var. coerulea【花なし株】

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カトレア ガスケリアナ コンカラー ‘ジュン’C.gaskelliana var. concolor ‘June’【花なし株】

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カトレア スキンネリー セルレッセンスC.skinnerii var. coerulescens【花なし株】

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カトレア ラビアタ アモエナ ‘フォーレイアナ’C.labiata var. amoena ‘Foleyana’(=autumnalis)【花なし株】

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カトレア ビクトリアレギネ C.victoria-reginae【花なし株】

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カトレア ドーマニアナC.dormaniana【花なし株】

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カトレア スキンネリ アルバC.skinnerii var. alba【花なし株】

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カトレア フォーベシー アルバC.forbesii var. alba【花なし株】

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カトレア スキンネリ ‘ヘイティージャコブス’C.skinnerii ‘Heiti Jacobs’【花なし株】

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カトレア シレリアナC.schilleriana (‘Sanderiana’AM/HOS x ‘Topasio'Capixaba’)【花なし株】

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カトレア ルデマニアナ ‘ミシマ’C.lueddemanniana ‘Mishima’ BM/JOGA【花なし株】

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カトレア パーシバリアナ ‘アルバーツ’C.percivaliana ‘Alberts’【花なし株】

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レリア ダイアナ セルレア ‘チョージャマル’L.dayana var. coerulea ‘Chojamaru’【花なし株】

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Onc. obryzatum

Onc. obryzatum(オンシジウム オブリザタム)です。
P1200756.jpg



 世界らん展2015の、あるディスプレイのあるパーツを、思い出の一部として頂きました。

オブリザタムはコスタリカ、パナマ、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルーの標高400〜1600mの湿った雲務林の、陰地に自生するそうです。

1〜2cm程度の花と記載されることが多いようですが、この株の花は0.6〜0.9cm程度です。

以前栽培していた時は、春頃から生育期を迎えていたと思います。

生育期は水を好むそうです。

冬の寒さには強いのですが、夏の暑さにやや弱いそうです。


 冬〜春咲きとする記載と、春〜夏咲きとする記載があるようです。

花に関してはdark typeという濃黄色の選抜個体や、trilabelo個体もあるようです。

ちなみに、dark typeは夏咲きだそうです。



P1200763.jpg




 オブリザタムは以前1度栽培していたことがあって、でも枯らしてしまった思い出の花です。

私は蘭を始めた当初、週1〜2くらいの勢いでホームセンターに通っていて(ヒマだったのだ)、あまりにも頻繁に行くから店員さん達と仲良くなって(店員さんもヒマそうだったのだ)、その時の店員さんに非常によくして頂きました。

病気の株を持参して手当てしてもらったり、栽培の相談にノッテもらったり、私が好きそうな蘭をたくさん仕入れたりして下さいました。

そうこうして過ごしていたある日、その店員さんは他店舗に転勤が決まり、私も学業のため引越すことになりました。

その時、「もうこれ多分売れないから」とオブリザタムを頂きました。

よく観察すると花茎にアブラムシがぎっしり、株にはすす病が出ていて、確かにかなり弱っていました。

引っ越し先でしばらく栽培している間に、葉も全て落ちました。

頑張って新芽を出したのですが、その時の私の技量ではそれ以上順調には育たず、徐々に弱って枯れてしまいました。




P1200766.jpg




 あの時以来のオブリザタム。

この株もちょっと弱っていて、あの時の無念が蘇ります。


 永遠ではないから美しいものがあります。

そう、「命は美しい」。

もうあの想いは繰り返したくないので、頑張って栽培してみようと思います。









イオノプシス ウトリキュラリオイデスInps.utricularioides【花なし株】

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オンシジューム トゥインクル ‘フレグランスファンタジー’Onc.Twinkle ‘Fragrance Fantasy’【花なし株】

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ミルタッシア オルメック ‘カンノ’Mtssa.Olmec ‘Kanno’【花なし株】

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オンシジューム シェリーベービー ‘スウィートフレグランス’ Onc.Sharry Baby ‘Sweet Fragrance’【花なし株】

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ブラシアダ オレンジデライト ‘スターベックオレンジ’Brassiada Orange Delight ‘Star Beck Orange’【花なし株】

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ブイルステケアラ エドナ ‘スタンパーランド’ Vuls.Edna ‘Stamperland’ (Mtda.Harwoodii x Oda.Charlesworthii)【花なし株】

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ミルトニジューム ルファス ‘ショーナンチャーム’Mltdm.Ruffes ‘Shonan Charm’【花なし株】

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オンシジューム オブリザタムOnc.obrizatum【花なし株】

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ミルトニア サマータイム ‘フラッシュムーン’Milt.Summer Time ‘Flash Moon’ (regnellii x Earl Dunn)【花なし株】

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オンシジューム トゥインクル ‘レッドファンタジー’Onc.Twinkle ‘Red Fantasy’【花なし株】

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コンパレチア マクロクレプトロン Comp.macrocleptoron【花なし株】【原種】

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アスパシア ルナータAsp.lunata【花なし株】

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オンシジューム オーニソリンカムOncidium ornithorhyncum【花なし株】

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ミルトニア スペクタビリス モレリアナ ‘カール’Milt.spectabilis var. moreliana ‘Carl’ AM/AOS【花なし株】

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ペスカトレア ワリシーPes.wallisii【花なし株】【現物品】

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ジゴバプスティニア メリーアンZba.Marry Ann【花なし株】

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アガニシア サイネア (アカカリス)Agns.cyanea (=Acacallis)【花なし株】【原種】

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コクレアンテス アマゾニカCnths.amazonica【花なし株】

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そういう訳で乃木坂46の「命は美しい」は神曲です。

AKBの「Green Flash」も神でしたが、乃木坂は一瞬で超えた感じ。

そういう訳で私の中の現在の乃木坂セットリスト。乃木坂はどの曲も素晴らしい。

1.君の名前は希望
2.命は美しい
3.私のために 誰かのために
4.失いたくないから
5.乃木坂の詩
6.吐息のメソッド
7.私、起きる
8.迷う
9.まりっか17
10.孤独兄弟
11.お願いマイハート
12.からあげ姉妹
13.あなたのために弾きたい
14.無口なライオン
15.ダンケシェーン
16.初恋の人を今でも



   
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チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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