2013年12月24日
C. Irene Finney'にまつわるエトセトラ(クリスマス・イヴ編)
今日はクリスマス・イヴである。
スーパーに行ってもどこに行っても、男も女も若者も年寄りも、皆ソワソワしているように見えてしまう。
「みんな浮かれやがって・・・・。おまいらクリスチャンか、ゴルァーッ!!」、とつい叫びそうになる。
チャラチャラした俗世間に真っ向からメンチを切っている私は、今晩は自分で作ったゲキカラカレーを食べて過ごしている。
カレーには、リンゴを1/2個すりおろして入れると美味しいらしい。
なんとも耳寄りな情報を入手したので、早速クリスマスとは全く無縁のカレーを作った。
カーッと全身が熱くなって、激辛カレーって最高だなー、と思う。
リンゴを入れるとちょいフルーティになり、味の奥行きが広がるんだなー、教えてくれた人スゲーなー、サンキューと思った。
私にはクリスマスなんかより、断然ゲキカラカレーなのである。
、、、、、さて、そんなナイフのようにとがってる私にも、今日はクリスマスらしいことがあったので、記録しておこうと思う。
最近私はあるものを探している。
そのためにいくつかの蘭園の情報を仕入れている。
そのような折、なんと私の住んでいる町から10km程の場所に、蘭の生産農家があることが分かった。
今日が聖なる夜だかなんだか知らないが、そんなデレデレした行事にデモ活動を唱えたい私は、相手の都合も考えずに、電話も入れずに早速その蘭園に乗り込んだ。
日本男児たるもの、腹をわって直接話した方が良いのである。
しかし、行ってみてびっくり。
なんか、超忙しそう、、、、
「そりゃそうだよな、今日はメリクリで、この時期はお歳暮で、そんでもってもうすぐ正月で、蘭屋が1年で1番忙しい時期じゃん」と、すぐに納得して後悔した。
何やってるんだろ、自分、、、、と後悔した矢先、ご主人が出てきた。
私の目当てのものがないことが分かると、ちょっと申し訳なさそうに、でもせっかく来たんだからと中を案内して下さった。
そこの生産農家は、現在は切り花を中心にやっているそうで、広い温室に同じ花がズラーッと並んで咲いていた。
私は今までいくつかの蘭園をみてきたが、この景色は初めてであった。
どのような表現が適切なのか自信がないが、「メリクロンによる植物の工場」、多分この言葉が最も近いと思われる。
株を如何に上手く育てて、輪数を多くつけて、安定した品質で、商品として毎日提供し続けるか。
常にそのことが求められ、それができなければ食べていくことができない厳しい世界。
この環境であれば、蘭栽培に関するデータを、とろうと意識していなくても、日々の業務の中で文字通り体に刻みこむことが可能であろう。
この時期は朝4時から仕事をしても間に合わないそうで、そんな超絶忙しい時期であるそうだ。
、、、、、やっぱりね(汗)
しかし、それにも関わらず、ふらりとのんきにやってきた私のことを、ご主人は何故かひどく気に入って下さった。
そして、同業者にも教えないという、この蘭園のマル秘栽培テクを、惜しげもなく私に教えて下さった。
難しくて、途中でわからないところもあったが、ずっと聞いていたくなる話だった。
たいした花も咲かせられない私の稚拙な栽培方法にも、感心を示して下さり、私の愚問にも熱心に答えて下さった。
さらに、初対面であるにもかかわらず、今度スタッフしかいない時間帯の東京ドームの蘭展を見学させてやる、と誘って下さった。
さすがにこれ以上仕事の邪魔をする訳にはいかなかったので、おいとましようとしたら、せっかく来てくれたのだからと、切り花を素敵な感じにデコッてお土産にして下さった。
それが、こちら。
こんな良いシトがいるなんて。
素晴らしい栽培技術と品質なので、是非ともこのブログでその生産農家の宣伝をさせて頂ければ良かったのだが、了解を得ていないので、固有名詞は出せず。
私は何もできないが、少しでもカトレアが普及するように努めようと思った。
そんな訳で、なんというか素敵な1日を過ごした。
とがっていた私の心もちょっと丸くなった、そんな今年のクリスマスだったとさ。
イイハナシダナー。
こちらはその生産農家で栽培されていたカトレア。取り扱っている店は、今回私がお邪魔した生産農家ではないが、仕入先がこの生産農家であることを願わずにはいられない。
スーパーに行ってもどこに行っても、男も女も若者も年寄りも、皆ソワソワしているように見えてしまう。
「みんな浮かれやがって・・・・。おまいらクリスチャンか、ゴルァーッ!!」、とつい叫びそうになる。
チャラチャラした俗世間に真っ向からメンチを切っている私は、今晩は自分で作ったゲキカラカレーを食べて過ごしている。
カレーには、リンゴを1/2個すりおろして入れると美味しいらしい。
なんとも耳寄りな情報を入手したので、早速クリスマスとは全く無縁のカレーを作った。
カーッと全身が熱くなって、激辛カレーって最高だなー、と思う。
リンゴを入れるとちょいフルーティになり、味の奥行きが広がるんだなー、教えてくれた人スゲーなー、サンキューと思った。
私にはクリスマスなんかより、断然ゲキカラカレーなのである。
、、、、、さて、そんなナイフのようにとがってる私にも、今日はクリスマスらしいことがあったので、記録しておこうと思う。
最近私はあるものを探している。
そのためにいくつかの蘭園の情報を仕入れている。
そのような折、なんと私の住んでいる町から10km程の場所に、蘭の生産農家があることが分かった。
今日が聖なる夜だかなんだか知らないが、そんなデレデレした行事にデモ活動を唱えたい私は、相手の都合も考えずに、電話も入れずに早速その蘭園に乗り込んだ。
日本男児たるもの、腹をわって直接話した方が良いのである。
しかし、行ってみてびっくり。
なんか、超忙しそう、、、、
「そりゃそうだよな、今日はメリクリで、この時期はお歳暮で、そんでもってもうすぐ正月で、蘭屋が1年で1番忙しい時期じゃん」と、すぐに納得して後悔した。
何やってるんだろ、自分、、、、と後悔した矢先、ご主人が出てきた。
私の目当てのものがないことが分かると、ちょっと申し訳なさそうに、でもせっかく来たんだからと中を案内して下さった。
そこの生産農家は、現在は切り花を中心にやっているそうで、広い温室に同じ花がズラーッと並んで咲いていた。
私は今までいくつかの蘭園をみてきたが、この景色は初めてであった。
どのような表現が適切なのか自信がないが、「メリクロンによる植物の工場」、多分この言葉が最も近いと思われる。
株を如何に上手く育てて、輪数を多くつけて、安定した品質で、商品として毎日提供し続けるか。
常にそのことが求められ、それができなければ食べていくことができない厳しい世界。
この環境であれば、蘭栽培に関するデータを、とろうと意識していなくても、日々の業務の中で文字通り体に刻みこむことが可能であろう。
この時期は朝4時から仕事をしても間に合わないそうで、そんな超絶忙しい時期であるそうだ。
、、、、、やっぱりね(汗)
しかし、それにも関わらず、ふらりとのんきにやってきた私のことを、ご主人は何故かひどく気に入って下さった。
そして、同業者にも教えないという、この蘭園のマル秘栽培テクを、惜しげもなく私に教えて下さった。
難しくて、途中でわからないところもあったが、ずっと聞いていたくなる話だった。
たいした花も咲かせられない私の稚拙な栽培方法にも、感心を示して下さり、私の愚問にも熱心に答えて下さった。
さらに、初対面であるにもかかわらず、今度スタッフしかいない時間帯の東京ドームの蘭展を見学させてやる、と誘って下さった。
さすがにこれ以上仕事の邪魔をする訳にはいかなかったので、おいとましようとしたら、せっかく来てくれたのだからと、切り花を素敵な感じにデコッてお土産にして下さった。
それが、こちら。
こんな良いシトがいるなんて。
素晴らしい栽培技術と品質なので、是非ともこのブログでその生産農家の宣伝をさせて頂ければ良かったのだが、了解を得ていないので、固有名詞は出せず。
私は何もできないが、少しでもカトレアが普及するように努めようと思った。
そんな訳で、なんというか素敵な1日を過ごした。
とがっていた私の心もちょっと丸くなった、そんな今年のクリスマスだったとさ。
イイハナシダナー。
こちらはその生産農家で栽培されていたカトレア。取り扱っている店は、今回私がお邪魔した生産農家ではないが、仕入先がこの生産農家であることを願わずにはいられない。
価格:12,800円 |