Oncsa. (旧Onc.) Aloha Iwanaga
ちょっと前まではOnc.でしたが、その後属名が変更されてOncidesa (Oncsa.) になり、最近はどうなっているのか分かりません。
アロハイワナガはありふれ過ぎていて、面白味も有難味も薄い花ですが、私はこの花が好きです。
蘭をはじめたときからずっと好きで、今もやっぱり好きです。
両親はOncsa. Goldiana x Gom. Star Warsで1990年の登録らしいのですが、この花ができるまでに何回もの交配が繰り返されています。
色々な原種の良いところを取り入れ、弱点を克服し、そうやって強健で綺麗な花に仕上がっていったのだろうと、その長かった過程に想いを馳せると、ついしみじみと感慨に耽ってしまいます。
アロハイワナガは、作成者から「よし、この花ならイケる!」と太鼓判を押され、多くの花屋やHCで大量に流通し、競争に打ち勝ってメジャーデビューした、いわばオンシジュームの完成形であり、その代名詞ではないでしょうか。
咲く度に賑やかで、必ず元気をくれます。
そんな好きな花なのに、、、、私はどうもこの株の栽培が苦手です。
あれっ?この一文、良く書いているような気がする。
なんだか毎回このパターンでごめんなさいm(__)m
バークが大きすぎるようで、水切れしやすく、根が枯れたり、脱水したりしています。
オンシを栽培していて感じるのは、オンシは生育期は私が思っているよりももっと水を欲しがり、あと光と風が大好きです。
特に風に当てることが大切、と聞いています。風大好き、みたいです。
鉢とコンポストに関しては、私の中ではミズゴケ+素焼が今のところベストな気がしています。
ミズゴケ+素焼で、水をたくさん与えて栽培した株は、もっとバルブがブリブリして、葉にも勢いがあります。
光に関しては、旧オンシの薄葉系はC3植物ということなので、日中に光と水で光合成をするそうです。
よって我が家では、生育期はできるだけ朝水遣りをします。
すると、やはり目に見えて生育が良いように感じます。
しかし、注意しなければならないのが、もっと暑くなってきたときです。
真夏の朝、水をあげてしまうと、日中に根が蒸れて痛んでしまうようで、ガクッと調子を崩します。
私も去年はこれで失敗しました。
真夏の水遣りを夕方頃した方が良さそうです。
ちなみに剣葉系はCAM植物らしいです。
さて、この株の栽培上の問題点は何でしょうか。
色々あり過ぎますが、やはコンポストが合っていないのと、水遣りを失敗しているように思います。
根も随分傷んでいる。
本来このくらいの株の大きさなら、せめて2花茎はあがらせられると良いのではないかと思います。
私の場合、株を立て直すのにもうしばらくかかりそうです。
アロハイワナガはどこででも入手できると思います。HCではもしかしたらもっと安いかも。どうしても近くに売っているところがない方は、ちょっと割高かもしれませんが下の広告からどうぞ。
オンシジューム アロハイワナガOnc.Aloha Iwanga【花なし株】 価格:1,050円 |
こちらは良い香りがするオンシです。この香り大好き。栽培セットだから育てやすそう。
『トゥインクル フレグランスファンタジー』NHK「趣味の園芸」で紹介されました♪【栽培セット】洋ラン花咲く苗セット 【香り】 価格:750円 |
これもすごくいい香り。チョコレート系のおいしそうな香りです。今回はどれも私の好きな、オンシでメジャーデビューを果たした3組を紹介できてヨカッタ!
価格:1,575円 |