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C. labiata semialba 'Icarus'

Cattleya labiata semialba 'Icarus'(カトレア ラビアタ セミアルバ 'イカロス')が咲きました。
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 親は'Machan'×'Bom Dia'です。

今年は、自分の中で最も重要で面白いと感じていた栽培管理に十分に時間がさけず、花も株も不十分なものが多いです、、、

このような状態に咲かせてしまったことが嫌で、できれば見たくなく、撮影・計測後早々に切り花にしました。

写真を撮ることにも魅力を感じなくなってしまい、撮影した写真もSDカードの中に入れたまま、メモもいつの間にかなくしていました。

こうして現在、雑な写真を改めて見て嫌悪感が蘇り、自分が何をしているのかわからなくなります、、、

やらなければならないことが多くなり過ぎて、いつの間にか自分の中でバランスを保つことが難しくなっていました。

その間、枯れてしまうものがやはりいくつも現れ、それがまたストレスとなって跳ね返ってきます。

私は今回、初めて蘭から距離をとりました。




(初花だった昨年の様子。NS13.5×13.3cm)
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(昨年の全体像)
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 根が鉢からはみ出してしまったので、撮影の為にトレーから鉢を取り出したのですが、時間がないくせにブログを綴ろうとしている自分のサガが急に虚しく思えてしまって、絡まった雑念を振り払うように慌てて引っ張っていました。

その拍子に随分と根を傷付けてしまいました、、、

こういうところから病気が入ったりするので、本当は気を付けなければいけません。




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 リスクを冒して、時間を犠牲にして、ブログをアップしている理由が、蘭を続けている理由が今は分かりませんが、数日水遣りを控えて、傷口を乾燥させています。

不十分と感じた花は早々に切ります。

早めに切ることで、来年の栽培に少しでも繋がるように今は努めようと思います。

何をすればこの気持ちが鎮まるのかわかりませんが、とりあえず不要になった支柱とラップを使ってオブジェを作りました。



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 切った花がせめて長持ちするように、そして僅かでも輝けるように懺悔しながら、この写真なら不思議といつまでも眺めていられます。



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 さて、こちらはふと惹かれた風景。

たぶん立派なお寺なのですが、電柱と電線の感じが良くて、私はそっちにばかり目がいってしまいます。


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 離れることで見えるもの、気づくことがあると思います。

今は恐れずに、「あの時のあの状態は必要だった」といつか言えるように、この状態から学べることを吸収したいと思います。






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C. labiata rosada 'Rose de Oregon'×self

C. labiata rosada('Rose de Oregon'×self)(カトレア ラビアタ ロザーダ('ローズ デ オレゴン'×セルフ)が咲きました。
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 昨年、なんとなく直感で「ちょww、よさげ!キタコレ!」だったので、ペタル幅とリップのボリュームアップきぼんぬしたところ、フラグ立ちました!

5弁にフラメアのような曖昧な色がファァ−−ッ!!てなって、完全に私の頭の中で草生えました。

株の状態から、おそらくもう少しレベルアップできるポテンシャルを持っているはず、、、、


 写真だと、この繊細な色彩がちょっと伝わりにくいです(私の表現力の問題?)。

こんなに美しいラビアタ、てかモーレツに私好みの花、久々に出会いました!




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 今回は、シース内の蕾がちょっと大きくなり始めた時、水切れさせるのが怖かったので、室内の窓際に置いて咲かせました。

昨年、直射に当てて咲かせた時はもうちょっと色素が出て、日陰で咲かせた時は、semialba splashのような感じに咲きました。

いずれの花色も好きだし、色々楽しめて嬉しいのですが、咲きムラというか、咲かせムラというか、、、、もう数年経過を見てみようと思います。

(昨年の花)
(1輪目と2輪目で花色が異なり、これも私好みでした)
(昨年の全体像)



 鉢は最小限で攻めているのですが、ミズゴケ植えだった根が馴染めず結構傷んでいるように見えます、、、、

そして、新しい根も十分に張れず、株をきちんと作ることができませんでした、トホホ、、、

今の状態でも、昨年の状態でも、私にとっては十分過ぎるくらい好きな花なのですが、まだまだ満作とは言えないので、マックスの状態の花を早く見てみたいです。



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 バック側のバルブや葉を見るとまだまだイケそうなので、バック側にも生きている根がいくらかあるのかもしれません。

次は鉢増しで攻めるか、思い切って株を小さくして攻めるかちょっと悩みどころです。

鉢から抜いて、根の状態をより丁寧に観察してから総合的に判断し、今後の栽培計画を立てていきたいと思います。


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 この花も、以前紹介した'Icarus'も、’Perola Rubra’に対する強い憧れを抱いている最中に出会った花です。

 10月からすでに1ヵ月以上、ほとんど傷むことなくずっと咲いています。

株を弱らせるので、早く切ってあげないといけないのですが、好き過ぎて、好き過ぎて、好き過ぎて、、、、息をするその度、また好きになる、終わらないリフレインなのであります。

やっぱり何回も見ては、またニターッてなります(笑)






C. labiata amethystina 'Norma Dreher'

C. labiata amethystina 'Norma Dreher'(カトレア ラビアタ アメティスティナ ノーマ ドレハー(ドレア))が咲きました。
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 昨年に比べると、オープンリップになり、ラテラルセパルに黄色の筋が入り、輪数が増えました。

ただし、2輪目はリップと、、、うーんペタル?、あとラテラルセパルも?がゴチャッとなり、奇形なのでいまいちです。

花の奇形はウイルスの可能性もありますが、株ができていない時等にも現れやすい現象なので、今回の感じからいくとしばらく経過をみた方が良いと考えています。


 ラテラルセパルの黄色の筋は、この個体の特徴の1つで、ずっと憧れていたので今年初めて拝めて嬉しいです!

この個体の正確なフォルマは、「amethystina(アメジスト色)」+「labeloide(ラテラルセパルのリップ化)」なのかもしれません。

ただし、この個体では、奇形が出たり、筋が出ないことがあったりするので、ラベロイドは特に不安定な要素なのかもしれません。

よって一般に表記されるフォルマもamethystinaだけなのか??


 オープンリップは、そもそも出やすい個体と出にくい個体があるみたいですが、出やすい個体でも出ない年もあったり、これまた面白い性質だな、と思っています。

単にランダムに出たり出なかったりしているだけなのか、そこに何らかの法則性が存在するのか。

もしかしたら遺伝的要因に加え、環境的要因が関与しているのではないかと思い、現在私が注目している性質です。

この法則が明確にできれば、もともとオープンリップし易い個体を、環境を制御して綺麗に咲かせられるようになるのではないかと期待しています。




(昨年の様子)

(今年の様子)
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 順調に育っているように思うのですが、まだ以前のバルブ程太ってはいないので、あそこまで作を上げることが当面の目標です。



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 昨年は根が上手く回らなくて、古い根を残したからか、水や肥料やコンポストが合わないのか、栽培環境の問題か、個体の特性か等と色々考察しましたが、今年はそんな悩んでたことを思いっきり忘れて、普通に栽培しました、、、、、


 、、、、そしたらすんなり育ちました!

 鉢増しして、古い根を思い切って全部整理しました。

それが良かったのかもしれません。

ただし、昨年の生育でバークに馴染んだ根がいくらかあったからこそ、古い根を整理できたのも事実で、結局この2年の過程は必要だったのかなと考えています。


 この調子で何事もなければ、さらに根が育っていくはずで、そうなれば以前のバルブと同じくらいまで作が上がると予想できます。

ただし、根が充実した分、複数リードになれば、以前のバルブを越えられない可能性もあり、、、、、

 すごい方に頂いた株なので、プレッシャーがハンパなく、変な汗をかきながら栽培しています(笑)




(昨年の根の様子)

(今年の根の様子)
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 このプレッシャーが自分を成長させる原動力になり、そういう訳で今日も早起きして頑張っているのでした。

しかし、こんな時間なのに既に多数のアクセスがあり、みなさんちゃんと寝ていらっしゃるのだろうか、と心配になります。

蘭の世界は奥が深くて、優しくて個性的な方が多くて、本当に楽しいですね。




C. labiata alba

C. labiata alba(カトレア ラビアタ アルバ)が咲きました。
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 株が十分できていないからかもしれませんが、花が少しイカりやすく、「まあまあ落ち着いて」と宥めたくなります。

イカっていてもリップやセパル等とのトータルバランスが良ければ、短所も1つの個性として活きる場合もあるし、満作になれば花型は良くなる可能性もあるし、経過を追ってみた方が良いと思います。

この株の場合、もう1輪はまあまあ花型が良さそうなので、来年以降にちょっと期待してみようと思います。


 葉が汚いので、これまたちょっと心配です、、、、

この株の状態で長期間咲かせて消耗させたくなかったのですが、念のため3週間くらい咲かせて様子をみましたが、特に花に問題はなさそうでした。


 そういう訳で、いろいろ心配をかけてくれるアルバで、なんか嫌いじゃないです(笑)




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 昨年、恒例のコンポスト総入れ替えの儀式を済ませ、ついでに不要と判断したバックをかなり落として整理したので、株の状態はまだまだです。

しかし、アルバとはいえ、あの大きさのバルブが3つあれば、もうちょっとリードを大きく育てることもできたのではないかと思います。




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 通常の我が家では、この鉢の大きさの場合、もう1サイズ小さいバークで植えるのですが、たまたまこの時切らしていて、この大きさのバークで植えた記憶があります。

 ある程度、乾湿のメリハリがついたから根は傷んでいないようですが、なんだかもうちょっと根を張らせられなかったことが悔やまれます。




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 この大きさの株を、あの小さい鉢で植える場合、バークが大きいと鉢の中に空間ができやすくなり、ちょっとしたことで株がぐらつきやすくなります。

根が張れなかったのは、うまく固定ができていなかったためではないかと考察します。

今回のようなケースでは、小さいバークがなかったからしょうがなかったとはいえ、せめて発泡スチロールを抜いて、大きめのバークをもっとギュウギュウに詰めるべきだったのではないかと思います。


 最適な大きさの鉢やコンポストが切れたり、不意に何かアクシデントが起こると、栽培難易度が上がって難しいですね。

しかし、そこでも発見や成長できるチャンスがあって、やっぱり面白いです。

もっともっと自分の中で栽培データを蓄積して、レベルを上げて、センターを目指したいと思います。





 さて、ここで悲報があります。

蘭にお金をつぎ込み過ぎて、とうとう夕食がコレになりました!




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 もう、今が朝食の時間なのか、夕食の時間なのか、よくわかりません!


 しかし、人間はやはり逆境でこそ発見・成長するのか、ここでも気付いたことがあります!

こういう順番で食べると、、、、パンの味が1番美味しく感じられる!!

試してみて下さい!



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 そういう訳で、センターを目指す前に、もっと人としてやるべきことがありそうな私なのでした!


C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS

C. labiata amesiana 'Marcia Regina' AM/RHS(カトレア ラビアタ アメシアナ 'マーシャ(マルシア) レジナ')が咲きました。
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 昨年は随分とオープンリップでしたが、今年はちょっと締りが良い感じ。

やっぱりこうやってキュッて咲いてくれた方が綺麗ですね。

しかし、ラビアタのこのアメシアナ系統はオープンリップが多いです。

このマーシャレジナも、数日経ったらわずかにオープンしてました!



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(昨年の様子。オープンリップだと、その分リップが丸く大きく見えるようで、これはこれで可愛いです)




 他のラビアタと同程度の日光に当てると葉焼けしてしまいます。

この個体は葉が汚くなりやすいようです。



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 今年鉢増しをしました。

古い個体なのか、それとも昨年コンポストを総入れ替えしたダメージの問題なのか、やや根が弱いようで、根張りに勢いが感じられません。

根がしっかり張れていないから、日光にあまり強くないのだと思います。

 しかし、ここまでくればある程度は大丈夫なはずで、あとはしっかり日光と風に当てて、乾湿のメリハリをくっきりつけていけば、通常であれば根がぐんぐん張って、さらに生育に勢いが増すはず。

これでうまくいかなければ、本当にちょっと弱い、栽培がやや難しい変わった個体ということになると思います。



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 そういう訳で、来年の栽培が肝心になると思われ、気合が入ります。


C. labiata semialba 'Icarus'

C. labiata semialba Icarus(カトレア ラビアタ セミアルバ 'イカロス')が咲きました。
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 親は'Machan'×'Bom Dia'です。

2年前のフェニックスプラザで、ある蘭園の、私の尊敬するある従業員の方の勧めで購入しました。

その方は、ギリシャ神話に登場するDaedalus(ダイダロス)のように聡明で、巧みな栽培家でした。


 この交配からは入賞花が出ていて、アルバも出ているそうです。

この個体は初花でNS13.5×13.3cm、ペタルが少しオーバーラップする、丸くて完全なセミアルバが咲きましたよ。

研究生の私には、ちょっと綺麗すぎて、もったいないくらい、、、

いつものあの場所で、あの方の栽培の話がもう聞けないと思うと、、、、寂しいです、、、、




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 蝋で固めた鳥の羽根で翼を作り、幽閉されていた塔から飛び立った親子。

この個体はダイダロスに因み、その息子の名をとって'Icarus'(イカロス)と名付けました。


 その方がいなくなった以上、私がその蘭園に行くことはもうあまりないだろうけど、その方にはフェニックスのように蘭の世界に復活してほしいです。



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 ちょっと葉焼けさせたり、葉を折ったり、古いバルブがコンポストに埋もれていたり、リード側が浮き上がっていたり、根が上手く張れずに飛び出していたり、、、、、、

栽培相談にのって頂きたいことが、まだまだ山のようにあります、、、、





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 もう長いこと咲き続けてくれていますが、見かける度にどうしても思い出す顔があって、切なくなります。

愛らしい花が咲いた報告と、御礼を伝えたいのですが、現在のところその手段がありません。

このブログの中に、その方を想って咲いている花があることに、気付いて下さることを祈るばかりです。





C. labiata 'Saito'

C. labiata 'Saito'(カトレア ラビアタ 'サイトウ')が咲きました。
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 tipoの古い個体で、リップの広い範囲に色が乗ります。

オープンリップになりやすいようです。

私はこの花も名前も好きです。

 3号鉢ですが、2花茎あがったので、ラウンドして咲かせようと試みました。

が、なかなか上手くいきません、、、、。

ついでに、写真を撮るタイミングまで逸しました。





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 今春、コンポストをバークに替えました。

 そのような根がしっかり張れていない弱った株を強引に整姿すると、かえってリゾームが浮き上がったりして、後の生育や株姿が結局悪くなります。

よって最低限の固定しかせずに、しばらくは株姿は乱れたまま過ごした方が結果が良いのですが、この株はすぐに根が張ってくれたので、ちょっと大胆に誘因を試みました。





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 鉢の側面に穴を空け、そこに支柱で作った小さいピンを差し込み、そこにビニタイを巻きつけて、バルブを誘引してみたのでした。

'Saito'だけに、(本当は関係ありませんが)ある偉大な栽培家の誘因方法をヒントに、ちょっと工夫してみたのでした!


 しかし私がやると、まだまだですね。

もうちょっと支柱も上手に使って、バルブや花茎を更に綺麗に仕立てるべきでした。

 株がまだこんなんなので、早々に花を切り、休止・栽培モードに切り替えていこうと思います。





 さて、そんなゴッドハンドの超絶栽培・仕立て技巧を、私はどこで勉強しているか。

最近は、その多くを蘭展や例会の展示株から学んでいます。

有名な栽培家の株をまだナマでみたことがない方は、できれば1度は実物を観賞されることをお勧めします。

様々な気付きがあって、興味深いですよ。

 さて、そんな私が毎年足繁く通っている蘭展が、なんとタイミング良く来月開催予定です。



 「つくば蘭展ミニ」

 次項有場所: 筑波実験植物園教育棟
     *植物園の入園料310円がかかります

 次項有日時: 11月2日(日)〜9日(日) 9:00〜16:30(入園は16:00まで)
     *11月4日(火)は休園日です



 会期中は栽培相談にも対応しているので、普段困っていることがあったら気軽に聞いてみるチャンスだと思います。



C. labiata rubra orlata 'Mentor'

C. labiata rubra orlata 'Mentor'(カトレア ラビアタ ルブラ オルラータ 'メントール')が咲きました。
P1170209.jpg




 株の状態がどうもいまひとつで、花はたいして大きくはないのですが、花型は昨年より整った気がして、リップも魅力的な色です。


 更に今回はペタルの先端にちょっとだけ筋が入りそうな、入らなそうな雰囲気が、、、、、





(昨年の様子)
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 今年は昨年より1輪増えて、3輪開花したのですが、いつの間にか散って2輪に。

ちょっと混み合っていたので、ちょうど良い具合にスッキリしました。




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 頑張って咲いてくれたので、一緒にある蘭展へ一歩踏み出しました。



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 他の方の花がどれも良くて、目移りしそうですが、私は大事な思い入れのあるこの88コレクションの1番を大切にしたいと思います。



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C. labiata rosea(marmorata) 'Perola Rubra' AM/RHS

C. labiata rosea(marmorata) 'Perola Rubra' AM/RHS(カトレア ラビアタ ロゼア(マルモラータ) 'ペローラ ルブラ')が咲きました。
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 私が原種カトレアの中で1番好きな個体です。

これを入手してしまうと、私の蘭に対する興味、蘭収集が終了してしまうのではないか、と怖くて手が着けられなかった個体です。

この個体に対する憧れを引きずったまま、いつも似たような花を求めてきました。

そんな日々を過ごしていたある時、私の尊敬する方から譲って頂きました。

その方は気付けばいつも、最初に出会ったときから、私の道を示して下さっているような気がします。



 その時、その場所で、その方でなければ幕を下ろせなかったと思います。

この瞬間、私の蘭人生の第1章が綺麗に幕を閉じて、第2章に繋がったように感じました。



 やっと私は次のステップに進めそうです。


 

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 さて、この'Perola Rubra'ですが、有名な割に意外と情報が少ないように感じます。

この個体は'Cooksoniae'と同様、100年以上前の古い個体で、RHSでAMを獲った個体と聞いています。

確かラテン語か何かで、「Perolaは真珠、Rubraは濃い色」の意味と教わりました。

昔は真珠と同じくらい美しい花とされていた、とかそんなことを言っていたような気がします。


 他のサイトでは、個体名は「赤い鍋」を意味し、リップの色模様から名付けられたのではないかとされているので、そのような由来もあるのかもしれません。


 フォルマはsemialbaとされることもあるのですが、花弁にはっきり色素が乗るのでrosea(バラ色の意)やmarmorata(雑色の、大理石模様の意。セパルとペタルは淡い桃色系の模様が入り、リップも同色で、中央部分は赤藤色と白色の部分があり、リップの内部には黄色の脈が入る)あたりが妥当です。


 この'Perola Rubra'にはMutant個体もあり、時々見かけます。

そちらは花型がより丸くなっていて、現代風の可愛い感じです。

歴史的価値のあるこの花も、Mutant個体もどちらも非常に魅力的な花です。





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 実はこの株、ちょっとスゴいんです。

なんと2号鉢で咲いてます!


 今回は根鉢を作って、株を作りこむ準備をするつもりだったので、花を咲かせようという気はなかったのですが、、、、

2号鉢でカトレアを咲かせたことが今までなかったので、自分でもびっくり。

古い根を整理し、思い切ってコンポストも変えたので、作落ちしています。



 2号鉢で咲かせることがどれくらいスゴイことかって?

それは下の写真をご覧下さい。

勇気を持って、ある蘭展に出展してきました!






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(ジャーーーンッ!!!)

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 元の持ち主の方も、(この姿に)ある意味言葉を失ったかもしれません、、、、

 しかし、根がどうにか回ったので、これからはもう大丈夫だと思います。






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 植え替え直後は正常な根が少なかったので、十分に日光にも当てられず、固形肥料はもちろんやらず、毎晩トップドレッシングや奥田さんの亜リン酸の液肥やバイオゴールドバイタルやピータース(Ca) やピータース(9-45-15) 等をローテーションしながらシリンジして、コンポストには液肥を極薄めて与え根を傷めないよう気を付け、乾湿のメリハリをはっきりつけ、されど鉢が小さい分乾かす期間が長くなり過ぎないよう、すごく気をつけて栽培しました。


 ここまでくれば、日光や風にしっかり当てて、新根が動き始めたら鉢増ししていけば、すぐに回復していくはずです。




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 蕾が見えた時、今回花を咲かせるべきか、今回は蕾を落としてエネルギー消耗を抑え、次回の生育につなげるべきか迷いましたが、無性に花をみたかったのと、(こんな姿なのに)何故かその人に見てもらいたかったので、咲かせました。


 台風が来たりしてバタバタしていたら、ちょっと変な位置に咲いてしまい、花茎の誘因も変な感じ(笑)

そんなところが自分らしくて、力が抜けます、、、、



 我が家の環境でも実現可能そうな、4号鉢以下で株のチカラを最大限に引き出す栽培と仕立てや、花に関する知識の探求と、私の第2ステージはやることが一杯です。

そういう訳で、私はこんなところで脱力してる場合ではないのでした!

 今日からまた心を入れ替えて頑張ります!




C. labiata alba

This is C. labiata alba.



 I was not going to tell about this flower because of damage.


 However, a certain accident attacked me suddenly.

I dropped the tray, and also many orchids.

 In this time C.Porcia ‘Cannizaro’ damaged her flower stem.


 Therefore, I mourn for her using this white flower.



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プロフィール

チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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