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Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)

Spiranthes sinensis var. amoena(和名;ネジバナ)の季節になりました!
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 良く観察すると、捻じれの向きが反対のもの、あまり捻じれないもの、捻じれたうえにカーブするもの、色が濃いrubra type、薄いもの等様々なものがあり、興味深いです。

ちなみに右巻きと左巻きの比率は1:1とのこと。

 私が異常に興味津々だったせいか、知人がconcolor、quasi alba等を見せてくれました(写真はありません)。

私はナマでみたことはありませんが、albaや斑入りも存在するようです。


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 芝生の中や、ちょっとした路側帯など、日本全土のいたる所に自生しています。

シベリアの方まで自生しているというから驚きです。

 自然環境でクラスターとして世代交代しながら咲いている分には強健ですが、個体寿命が短いようで、同一個体の長期的栽培は非常に難しいそうです。

私も以前栽培していましたが、鉢植えでの栽培は難しかったです。

枯れる要因として、植え替え等により土中の共生菌との関係が崩れることが挙げられるそうです。

いっそ植え替えとかしない方が良いのか、、、、

でも水遣りとか他の雑菌の混入とかで、容易に共生菌との関係は崩れるだろうし、やっぱり鉢での栽培は難しいんだと思います。

そういう訳で、私はこの時期の風物詩として、外でみるようにしています。

自宅で育てるのは難しいし、置き場所もないし、今後も外で毎年大量に見れる訳だし、、、、たまに珍しいのが見れたらラッキーと思う程度にしています。

すぐに絶滅するような種ではないと思いますが、できれば盗掘などせず自然の状態で愛で、大切に保護していきたいですね。



(こういうところに良く咲いています)
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(こういう道路脇でもよく見かけます)
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 さて本日のヤフーニュースで、これまで四国・関東・北陸で確認されていた、Cremastra sp.(和名;トクシマサイハイラン(仮称))が、近畿(滋賀県)でもみつかったらしく、ニュースとして取り上げられていました。

このトクシマサイハイランは、通常のサイハイランに比べて花は赤く、構造も異なり、モイワランに似たところがあるらしいです。

しかし、葉の出方や花の形状がモイワランとも異なり、新種の可能性があるそうです。

 光合成をせず、お辞儀をして自家受粉するGastrodia flexistyloides(和名;ヌカヅキヤツシロラン)発見のニュースも記憶に新しいですが、蘭関連のニュースが採り上げられると、趣味家として正直嬉しいですね。

研究者の方はきっと我々が考えている以上に大変だと思いますが、今後の発展を切に願うばかりです。

そして記事にも書かれていましたが、我々も蘭愛好家としてこのような希少種は絶対に盗掘などせず、種を絶滅から守りましょう。






 最後に、脈略はありませんが、例会のファレノプシスの勉強会が面白かったのと、会場で見かけたファレノプシスが素敵だったので2種紹介。


Phal. violacea var. Mentawai
日本では入手困難と言われているらしいレアなvarietyとのこと。
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Phal. mannii?
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 なんだか取り留めのない内容になってしまい、これはどうやって終わったら良いのかよくわからなくなりましたが、そういう訳でまた次回〜(笑)

Cephalanthera falcata

Cephalanthera falcata(セファランセラ ファルカタ、和名:キンラン)の自生地にイッテきました!
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 なんと、私、キンランの自生地、発見!

キンランは、レッドデータブックの絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大している種)です。

全体の高さは30〜70cmで、葉は縦じわのある狭楕円形状のものを5枚ほど互生し、頂部に3〜10数輪の黄色の花を咲かせます。

開花時期は4〜5月です。


(開きかけ)
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 自生地は日本(本州、四国、九州)、朝鮮半島、中国です。

花は全開せず半開きで、直径1〜2cm程度、明るい黄色をベースにリップにオレンジの筋が入ります。



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(アップ)
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 疎林や林縁に生えるとされ、明るくやや乾き気味な環境を好むため,歩道沿いなどの開けた場所に出てきやすいそうです。

私が見つけたキンランも、まさに歩道沿いに咲いていました。

この金色の美しい花が、そのような場所に無防備に咲いているので、盗掘の被害がかなり多く、問題となっています。

ちなみに、冬は地上部は枯れてしまうそうです。



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 多くのラン科植物は、落ち葉や倒木などを栄養源にして独立生活しているリゾクトニアなどの腐生菌が菌根菌(ラン菌)です。

ところが、キンランが依存している菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌(ベニタケ科やイボタケ科の外生菌根菌)です。

樹木共生菌の多くは腐生能力を欠き、必要な栄養源の多くを樹木の根から得ています。

そのような菌から栄養分を吸収しているキンランは、樹木が作った栄養を、菌を通じて間接的に摂取しながら生きているとも言えます。

つまり、キンランの生存には、共生関係を成立させ得る特定の樹木が必要不可欠となります。

よって、キンランは鉢植えで栽培するのがきわめて難しく、掘り取って鉢植えにしても多くの場合数年以内に枯死すると言われています。

仮に鉢内で特定の樹木と共生させても、鉢植えのような不安定な条件下では、雑菌が容易に侵入して、環境変動によって菌交代が起こり得るので、ラン菌との共生関係を維持することは極めて難しいです。


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 そういう訳で、自宅で鉢植えにしても結局生きていけないので、絶対に盗掘などせず、近年少なくなっているこの日本の蘭を絶滅から守りましょう。


 こういうちょっと明るい斜面(西向き)も好きみたいで、見にくいですがポツポツ咲いています。

見つけたときはすごく興奮しましたよ〜。

その時カメラを持っていなかったので、後日珍しく早起きして、仕事前に30分かけて撮影に行きました。

カメラに収めた時の嬉しさ!

あんなにワクワクしたのは久々でした!

しかし、職場に到着すると、意外にも駐車場の近くに咲いていて、あれ?あのワクワクと往復1時間は何だったんだろうって脱力しました、、、、

それでもたくさん見れたし、自生地も分かったし、良しとしました!

私が生まれたこの日は、毎年こうやって穏やかに過ぎていくのでした。



   
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チームB
 ベランダ(B)、蘭(R)、栽培(S)48のブログへようこそ。 48Gが好きな私ですが、そろそろAKBにも翳りがみられ、このタイトルもキツくなってきました、、、 近々ブログタイトルを思い切って変えるかもしれません。 名前はチームBですが、現在も1人で活動中です。
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