2015年01月13日
2015 サンシャイン蘭展・埼玉洋らん展・船橋洋らん展
今回は、同時期に開催されていた埼玉洋らん展、サンシャイン蘭展、船橋洋らん展にそれぞれイッテきたので、まとめて報告します!
どれも幸福な時間でした、、、、あー、また余韻に浸ってしまいます!
もう数日間、この調子で幸せに過ごしています、、、
まず、「第44回 埼玉洋らん展」から。
1つの会で展示株数がかなり集まっており、非常に力のある会だということが分かります。
特に原種カトレアのコレクターが多数いっらしゃって、原種カトレアの展示数が多かったので、個人的には非常に勉強になった蘭展でした。
同行させて頂いたスゴイ方の人柄や話が私はとても好きなので、それもまた嬉しかったです。
L. anceps 'Ducks'
埼玉県議会議長賞を受賞されていた大株の個体。
今回印象深かったのは、故稲守氏の写真展も開催されていたこと。
故稲守氏は、ボルネオの蘭の保全等に努めた超偉人です。
新種のパフィオ、Paph. inamoriiとその自生状況のパネル。
Paph. inamorii
続いて、「第54回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展2015〜蘭・温故知新〜」。
サンシャインと船橋は、埼玉とはまた別の日に改めて伺いました。
さて、このサンシャイン蘭展ですが、趣味家にとってやはり日本一レベルの高い蘭展だと思います。
東京ドームのアミューズメント性というか、お祭り感もやはり日本一なのですが、サンシャインは展示株数が最も多いので、蘭を学ぶ場として優れています。
イッタことがない方は、是非1度足を運んでみて下さい。
5月末~6月初と1月の、年に2回開催されています。
L. weberbaneriana
今回の最優秀賞。以前はショーンバキア属でしたっけ?ちょっといつもと違うテイストの蘭が最優秀賞で面白かったです。
やはりサンシャインのお立ち台は、花ももちろんですが、栽培、仕立て、全てにおいてレベルが高いです。
Onc. maculatum 'Noi'
完璧な栽培と仕立てでした。株も綺麗で、エネルギーに満ちまくっています。
Masd. tonduzii
珍しくて難しそうなマスデを、このレベルで栽培・展示できるなんて驚愕です。この咲かせ方、見て下さい。グルっと綺麗に咲かせていらっしゃいます。
Cal. Yamashiro 'Sachiko'
面白いというか、美しい色彩のカランセでした。この花、絶対イイと思います。華やかなので、日本の原種エビネとは別種のように感じてしまいます。
Blc. Mishima Dynasty 'Spring Grand'
ややもするときつく感じられそうな派手な花を、シュッと都会的にスタイリッシュに仕立ててあって、花の雰囲気を最大限に引き立てたみせ方だなぁと感心しました。こういう計算され尽くしたみせ方は見習いたいです。
そして、栽培難易度が高そうな花や、希少な個体がズラーッと並んでいました。
Den. tetragonum album
この花自体が面白くて好きですが、こちらは綺麗なアルバでした。
Den. bellatulum
暑がりなのかなんなのかちょっと難しいヤツですが、上手に栽培されていました。
Masd. bennettii
こちらも珍しい原種マスデが高い栽培技術で展示されていました。
そうやってみて回っていると、何気なく自分の好きなタイプの花に出会えたりして、改めて自分の現在の趣向に気付かされます。
以下は、今回私が惚れた花達。
Cal.?
これもカランセの1つ。名札が読めず、すいません。先日の新宿御苑のときから感じていたのですが、カランセってとても綺麗で、私もちょっと手を出そうかなと思い始めました。ね?綺麗ですよね。
Phaius Ashuworthianus 'Golden Pagota'
ガンセキランとカクチョウランの交配種とのことですが、非常に魅力的な色彩でした。
Ida Mrtill?
名札が読めず、すいません。私はイダのことは全くもって無知ですが、美しかったのです。
Solenidiopsis tigroides
バナナとみかんを合わせたような良い香りでした!
C. Button Top 'Hohoemi'
C. Angelwalker × C. lundiiとのこと。ルンディを使う辺りがセンス良い!
普段は食事に無頓着でどうしようもないくらい味音痴の私ですが、この日はグルメな方々と一緒だったので、ちょっと美味しいものを食べに行きました。
こちらはサンシャインの目の前のビルに入っている「サフラン」のチキンバターカレー。
野菜とバターの甘みに加え、パクチー等の香草の風味が豊かなカレーでした。
カレーもナンも甘めで、なんというか女性向けの上品な味でした。
個人的には、カレーはお茶の水界隈の「ボンディ」や「マンダラ」の方が断然美味しいと思います。
最後は、「第25回 船橋洋らん展」。
こちらもレベルの高い個体がありました。
デンドロの大株。花が個性的で面白いです。名札が読めず、すいません。
Catt. Chocolate Drop 'Clifton Yellow'
'Kodama'以外の個体があることに驚きました。良い艶と色で大株なので、インパクトがありました。
Blc. Keowee 'Wings of Fire'
これも個性的な花の大株だったので、これもインパクトがありました。この3つは同じ方が出展されていて、この方が持っていらっしゃる花はどれもセンスが良かったです。
船橋で印象深かったのは、カトレアの自生地のパネルが展示されていたこと。
普段なかなか見る機会のない写真と、その説明書きを目に焼き付けてきたのでした。
C. coccineaの自生地のパネル写真。
もっとジトジトのところに咲いているのかと思いきや、でした。
C. violaceaの自生地のパネル写真。
川の上に張り出した枝の上?こんなとこに咲いてるんですね。
夕食は、船橋駅からちょっと歩いて「2代目 やっこ」というお店で新年会。
関サバの棒寿司は、臭みがないので、酢で〆る必要がなく、そうすると肉が柔らかくならないので食感がきちんと残り、今まで食べたことないような肉厚の食感が楽しめました。
関アジや関サバの刺身、アジフライ等どれも素材のもつポテンシャルを最大限に活かした調理がなされていて、完璧な職人技に久々に感動したのでした。
私もこういう仕事ができる人になりたいです。
てか、蘭でもこういう風に、こだわり職人のように栽培してみたいと思ったのでした。
明日から、また納豆や食パンの生活に戻るのがとても怖いと思ってしまった蘭展でした!ガクガク、、、次号へ続く
サルメンエビネ
名前もみてくれもかわいいヤツ。
白縞エビネ
葉も花も美しいエビネ。ちょっとこれは写真だけでもみて頂きたい。
キリシマエビネ
シンプルで清楚な日本のエビネ。
独花蘭
チャンニエニア属のちょっと珍しい蘭。
どれも幸福な時間でした、、、、あー、また余韻に浸ってしまいます!
もう数日間、この調子で幸せに過ごしています、、、
まず、「第44回 埼玉洋らん展」から。
1つの会で展示株数がかなり集まっており、非常に力のある会だということが分かります。
特に原種カトレアのコレクターが多数いっらしゃって、原種カトレアの展示数が多かったので、個人的には非常に勉強になった蘭展でした。
同行させて頂いたスゴイ方の人柄や話が私はとても好きなので、それもまた嬉しかったです。
L. anceps 'Ducks'
埼玉県議会議長賞を受賞されていた大株の個体。
今回印象深かったのは、故稲守氏の写真展も開催されていたこと。
故稲守氏は、ボルネオの蘭の保全等に努めた超偉人です。
新種のパフィオ、Paph. inamoriiとその自生状況のパネル。
Paph. inamorii
続いて、「第54回全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ世界のらん展2015〜蘭・温故知新〜」。
サンシャインと船橋は、埼玉とはまた別の日に改めて伺いました。
さて、このサンシャイン蘭展ですが、趣味家にとってやはり日本一レベルの高い蘭展だと思います。
東京ドームのアミューズメント性というか、お祭り感もやはり日本一なのですが、サンシャインは展示株数が最も多いので、蘭を学ぶ場として優れています。
イッタことがない方は、是非1度足を運んでみて下さい。
5月末~6月初と1月の、年に2回開催されています。
L. weberbaneriana
今回の最優秀賞。以前はショーンバキア属でしたっけ?ちょっといつもと違うテイストの蘭が最優秀賞で面白かったです。
やはりサンシャインのお立ち台は、花ももちろんですが、栽培、仕立て、全てにおいてレベルが高いです。
Onc. maculatum 'Noi'
完璧な栽培と仕立てでした。株も綺麗で、エネルギーに満ちまくっています。
Masd. tonduzii
珍しくて難しそうなマスデを、このレベルで栽培・展示できるなんて驚愕です。この咲かせ方、見て下さい。グルっと綺麗に咲かせていらっしゃいます。
Cal. Yamashiro 'Sachiko'
面白いというか、美しい色彩のカランセでした。この花、絶対イイと思います。華やかなので、日本の原種エビネとは別種のように感じてしまいます。
Blc. Mishima Dynasty 'Spring Grand'
ややもするときつく感じられそうな派手な花を、シュッと都会的にスタイリッシュに仕立ててあって、花の雰囲気を最大限に引き立てたみせ方だなぁと感心しました。こういう計算され尽くしたみせ方は見習いたいです。
そして、栽培難易度が高そうな花や、希少な個体がズラーッと並んでいました。
Den. tetragonum album
この花自体が面白くて好きですが、こちらは綺麗なアルバでした。
Den. bellatulum
暑がりなのかなんなのかちょっと難しいヤツですが、上手に栽培されていました。
Masd. bennettii
こちらも珍しい原種マスデが高い栽培技術で展示されていました。
そうやってみて回っていると、何気なく自分の好きなタイプの花に出会えたりして、改めて自分の現在の趣向に気付かされます。
以下は、今回私が惚れた花達。
Cal.?
これもカランセの1つ。名札が読めず、すいません。先日の新宿御苑のときから感じていたのですが、カランセってとても綺麗で、私もちょっと手を出そうかなと思い始めました。ね?綺麗ですよね。
Phaius Ashuworthianus 'Golden Pagota'
ガンセキランとカクチョウランの交配種とのことですが、非常に魅力的な色彩でした。
Ida Mrtill?
名札が読めず、すいません。私はイダのことは全くもって無知ですが、美しかったのです。
Solenidiopsis tigroides
バナナとみかんを合わせたような良い香りでした!
C. Button Top 'Hohoemi'
C. Angelwalker × C. lundiiとのこと。ルンディを使う辺りがセンス良い!
普段は食事に無頓着でどうしようもないくらい味音痴の私ですが、この日はグルメな方々と一緒だったので、ちょっと美味しいものを食べに行きました。
こちらはサンシャインの目の前のビルに入っている「サフラン」のチキンバターカレー。
野菜とバターの甘みに加え、パクチー等の香草の風味が豊かなカレーでした。
カレーもナンも甘めで、なんというか女性向けの上品な味でした。
個人的には、カレーはお茶の水界隈の「ボンディ」や「マンダラ」の方が断然美味しいと思います。
最後は、「第25回 船橋洋らん展」。
こちらもレベルの高い個体がありました。
デンドロの大株。花が個性的で面白いです。名札が読めず、すいません。
Catt. Chocolate Drop 'Clifton Yellow'
'Kodama'以外の個体があることに驚きました。良い艶と色で大株なので、インパクトがありました。
Blc. Keowee 'Wings of Fire'
これも個性的な花の大株だったので、これもインパクトがありました。この3つは同じ方が出展されていて、この方が持っていらっしゃる花はどれもセンスが良かったです。
船橋で印象深かったのは、カトレアの自生地のパネルが展示されていたこと。
普段なかなか見る機会のない写真と、その説明書きを目に焼き付けてきたのでした。
C. coccineaの自生地のパネル写真。
もっとジトジトのところに咲いているのかと思いきや、でした。
C. violaceaの自生地のパネル写真。
川の上に張り出した枝の上?こんなとこに咲いてるんですね。
夕食は、船橋駅からちょっと歩いて「2代目 やっこ」というお店で新年会。
関サバの棒寿司は、臭みがないので、酢で〆る必要がなく、そうすると肉が柔らかくならないので食感がきちんと残り、今まで食べたことないような肉厚の食感が楽しめました。
関アジや関サバの刺身、アジフライ等どれも素材のもつポテンシャルを最大限に活かした調理がなされていて、完璧な職人技に久々に感動したのでした。
私もこういう仕事ができる人になりたいです。
てか、蘭でもこういう風に、こだわり職人のように栽培してみたいと思ったのでした。
明日から、また納豆や食パンの生活に戻るのがとても怖いと思ってしまった蘭展でした!ガクガク、、、次号へ続く
サルメンエビネ
名前もみてくれもかわいいヤツ。
価格:1,080円 |
白縞エビネ
葉も花も美しいエビネ。ちょっとこれは写真だけでもみて頂きたい。
白縞エビネ 3.5号 1株(入荷予定:2015年2月下旬頃) 価格:1,950円 |
キリシマエビネ
シンプルで清楚な日本のエビネ。
価格:1,836円 |
独花蘭
チャンニエニア属のちょっと珍しい蘭。
価格:2,160円 |
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