24/05/23(木)パナソニックがフルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S9 発売を発表した。6/20(木)発売予定でボディ単体の販売価格は価格.comを見ると207,900円に統一されている。
有償エクステリア張り替えサービスを実施すると書いてあり、CP+2024のLUMIXブースにて担当者から「ルミックスもニコンZfプレミアムエクステリア張替みたいなことを実施しないといけないと考えている」と語っていたのはこのことだったのかと思った。
参考:フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX DC-S9 発売
https://news.panasonic.com/jp/press/jn240523-1
S9はLUMIX DC-S5M2の性能をW約126mm x H約73.9mm x D約46.7mm、質量約486gに凝縮したコンパクトカメラだ。SONY ILCE-7CM2のW約124.0 x H71.1 x D63.4 mm、質量約514gと同等のサイズ感になる。α7CIIの厚みがあるのはハンドリングし易いグリップがあるからだ。
Lマウントに乗り換える予定は無いが、S9はグリップがオプションになることとアクセサリーシューがコールドで外部フラッシュ非対応なのが残念な点だ。
参考:「LUMIX S9」のストックフォト問題は何がいけなかったのか?
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/01/news060.html
FUJIFILM X100VIの品切れでコンパクトサイズのカメラのニーズが高まっているだけにLUMIX DC-S9に注目が集まると思ったら「ストックフォト問題」でニュースになってしまった。
S9の開発期間が短くカメラマンにβ機材を渡し作例を取って来てもらう時間がなかったのか予算がなかったのか不明だがせっかく新製品が悪目立ちしてしまったのは残念だ。
製品ホームページ制作を作例写真データも渡さず掲載写真イメージだけ伝え外部に丸投げしてしまい短納品を要求でもしたのだろうか?
参考:LUMIX S9 発売記念キャンペーン
https://panasonic.jp/dc/contents/campaign/s9-release-campaign.html
2月に開催されたCP+2024では担当者に「S5M2Xの漆黒カラーのLUMIX DC-G9M2を出して欲しい」「LUMIX DC-G9M2の性能をDC-G100のボディサイズに収めたGM1後継モデルが欲しい」とも伝えた。
DC-S9が発売されるという事はDC-G9M2の性能搭載した"GM1M2(仮称)"が発売されるのではと期待してしまう。その時はホットシューにして外部フラッシュ対応にして欲しい。
また発売記念キャンペーンのプレゼントは「LUMIX S26mm F8」相当のM43レンズではなく「LUMIX S9用L型グリップ」に変更してもらえるとお財布にも優しい。
LUMIX DC-S9がヒットしてくれれば"GM1M2(仮称)"の発売の可能性も高まる。発売前から躓いたが期待して待とう。