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2019年10月25日

19/10/15(火)放送『仕事の流儀』で40年前のTechnics RS-650Uが蘇った!

19/10/15(火)帰宅してテレビを点けたらNHK総合で22:30から『プロフェッショナル 仕事の流儀・選』が放送されていた。「家電の命、最後まで〜電器店主・今井和美」というサブタイトルで、メーカーが製品製造を終了して補修用部品の在庫が無くなり修理を断られた古い家電を自力で修理する電器店主のドキュメンタリーだ。修理現場にサンスイのアンプが置いてあったので気になって最後まで見てしまった。

参考:「家電の命、最後まで〜電器店主・今井和美」
 https://www4.nhk.or.jp/professional/x/2019-10-15/21/13442/1669542/ 


後半は「”家電”のお医者さんに密着 救え!40年前のカセットデッキ」という内容で、壊れたTechnics RS-650Uの修理を追っていた。修理依頼人は1980年頃ドライブに行くときカーステレオに掛けるカセットテープをこのデッキで編集していたと言う。今は高齢の為車の運転はしなくなったが、このデッキでカセットの音楽を聴くと若い頃を思い出せるから直して欲しいとのこと。

テープが回らずモーター故障と分かったが、今では修理交換品のモーターが手に入らないので分解して修理し、回路に問題あると分かれば分解して接点を磨いたり、半田を付け直したりと、問題個所を見つけてはひとつひとつ解決していく手間の掛かる仕事だ。こうして無事修理が終わり依頼人のオーディオルームで再生されたカセットの音楽は良い音に聴こえた。

こんなに手間暇かけて修理するとはいったい修理技術料金はいくらになるのだろうと金額が心配になる位の人件費の掛かる仕事内容だ。40年前の汎用部品を組み合わせて製品を組み立てていたアナログ家電だから店主の技術力で修理出来るのだろう。現代の専用ICを使用し多くの機能を搭載しているデジタル機器では、そのICパーツが手に入らなくなったら直しようがなさそうだ。

そう言えば以前オーディオイベントでドルビーNRのICが手に入らないので新製品に実装出来ないという説明を聞いたことがある。ビクターのANRSはDOLBY Bと互換性のあるノイズリダクションシステムなのだから製造したら新製品カセットレコーダー用に売れそうだし、昔のカセットデッキの修理部品としても引き合いがありそうだ。

特許の有効期限は20年だから今では自由に製造出来そうなのだが…。

2019年10月17日

NHK BS4K 19/11/23(土)20:00から『AIでよみがえる美空ひばりスペシャル版』放送予定!

19/09/29(日)21:00〜21:49に放送されたNHKスペシャル『AIでよみがえる美空ひばり』は、10/02(水)深夜に再放送があり、その後10/11(金)深夜の『NET BUZZ』でも放送された。

『NET BUZZ』ではプロデューサーから聞いた裏話として、放送されたシーン以外に何度も秋元康氏からAIの歌唱にNGが出されたこと、それにもめげず最後までヤマハの技術者がAIの歌唱力向上に努力してくれたことに感謝していたそうだ。

この話から「aVACホームシアター大商談会2013ウインター」で聞いた「川の流れのように」収録にまつわる”秋元康テイクツー伝説”を思い出した。本人にすら2回歌わせているのだからAIには相当厳しくダメだししたことだろう。(^_^;;

そのAI解析から美空ひばりの歌の魅力が“高次倍音”や音程やタイミングの絶妙なずれにあると分かったことは興味深かった。長い歌手活動の中で本人も意識せず身に着けたテクニックだとしたら、本当に偉大な歌姫だったのだ。この様な解析結果を見せられると美空ひばりの”テイク・ワン伝説”は事実だったと信じられる。

『NET BUZZ』ではスペシャル映像として、1)AI歌唱後、小松宏司アナウンサーが5年前に亡くなった父(美空ひばりの大ファンだった)を思い出し、男泣きしている未公開映像と2)オーバーラップなしでAI美空ひばり「あれから」の語りからの歌唱シーン、の2本が放送された。

改めて観ると、スクリーンに映している3D CGは解像度やスクリーンの揺れでアップに耐えられないから、アップのカットは投影用のCGそのものを使っているらしいと気付いた。そうであれば3D CGと実写背景を合成したミュージックビデオも作って欲しいものだ。

番組最後に19/11/23(土)20:00からNHK BS4Kで『未公開映像を含むスペシャル版』が放送されると告知された。これは楽しみだ。

カメラは作詞の秋元康氏ばかり追っていて、新曲「あれから」の作曲 佐藤嘉風 編曲 野中”まさ”雄一の両名がまったく登場しなかったことが、私には不思議で仕方なかった。スペシャル版ではこの2名がどんな想いで曲を完成させたのか見てみたい。

2019年10月04日

残暑が厳しいから目から汗が流れ出て困る『AIでよみがえる美空ひばり』!

長期予報通り今年の残暑は長くて厳しく、9月末というのに未だにツクツクボウシが鳴いているという、私の記憶にない長い夏になっている。会社帰りにせっせと駅まで歩くとしっかり汗をかいてしまうほどまだまだ気温は高めだ。去年も残暑が過ぎたらあっという間に冬になった記憶があるが、今年も秋を感じられないまま冬を迎えそうだ。

19/09/29(日)21:00〜21:49 NHKスペシャル『AIでよみがえる美空ひばり』が放送された。私はひばりファンではないので、何でもタイトルに”AI”を付ければいいものではないだろうにと冷やかし気分で見始めた。

参考:AIでよみがえる美空ひばり
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190929 


番組前半はボーカロイドの説明に、美空ひばりのボーカル音源を使ってディープランニングを行い、AIが歌唱方法を解析する技術的な話が淡々と進む。試しに『アナと雪の女王』の「Let It Go」を歌わせる場面があったが、確かに美空ひばりぽくカバーしており感心させられた。

中盤では秋元康が30年ぶりにひばりの新曲の作詞を行う心情、その新曲に合った振付を天童よしみがモーションキャプチャーで演じる経緯、歌詞に語りがあるため新たな音声データが必要になり、加藤和也が小学生の時に母が童話を朗読してくれたカセットテープを提供したこと、森英恵が新曲発表用に衣装をデザインする話、そのステージの髪形を結ってもらいCGデータを起こしたこと、と関係者の熱意ある協力でAIひばりに血肉が通ってくる。

後半は関係者へのモニタリングで歌がひばりぽくないと酷評され、その原因追及と解決方法を模索する。そしてプロジェクトから1年経過したこの9月に関係者を招いての新曲発表会が行われた。

AIひばりが新曲「あれから」を歌い始めると残暑が厳しいせいか私の目から汗が流れ出て困ってしまった。『プロジェクトX』みたいに困難に立ち向かう人々の努力が報われたことに感動したのか、感涙に咽び泣く関係者の姿にもらい泣きしたのか分からない。

再び故人に会いたい、声を聞きたいという人類普遍の願いを現代技術のAIとCGが可能にしたことを見て、鬼籍に入った親戚の小父さん達を思い出していたのかもしれない。

このAIひばりの反響が大きければ新曲「あれから」が発売されるかも、その結果次第ではカバー曲を収めたアルバムも作られるかも、今年の『紅白歌合戦』にAIひばりが出場し、ボカロ繋がりでミクと共演して「千本桜」を歌うかもしれないと色々想像が広がってしまう。

この番組は高齢者に最先端技術のAIやCGで何が出来るのか教えてくれる良いショウケースになっている。

数年後には遺族の希望で個人の姿や声を再現するビジネスにこの技術が応用されることが予想出来る。ここまで本格的な再現性を望まなければデータを流し込み自動的に作ったデータでも十分で、期間も費用も現実的な範囲で収まりそうだ。

生前故人がこのサービスのデータベースにアマゾンやツイッターのアカウントをリンクさせておけば性格や興味まで似せてくれることだろう。もうこうなると「俺が死んだらパソコンのハードディスクを壊してくれ!」では済まないほど個人の秘密が暴かれてしまいそうだ。(^_^;;

2019年09月09日

「人民寺院事件」から知るマインドコントロールと経済心理学の恐怖!

19/09/05(木)21時にNHK BSプレミアムで放送された『ダークサイドミステリー』は「人民寺院事件 本当にその道しかなかったのか」だった。

1978年に起こったカルト宗教信者900人以上の集団自殺に至る軌跡を生存者のインタビューを交え追っていくドキュメンタリーとなっていた。

参考:「人民寺院事件 本当にその道しかなかったのか」
 https://www4.nhk.or.jp/darkside/x/2019-09-10/10/22005/2292011/ 


教祖ジム・ジョーンズによるマインドコントロールは、
 1)教祖は信者に優しく接し信頼を得る。
 2)信者の過ちを叱咤し他人に攻撃させ孤独にさせる。
 3)信者を許し優しくして教祖に依存させる。
というものとの説明があった。

家庭内暴力(DV)でも行なわれるアメとムチ手法で何故この環境に依存してしまい逃げられないのか不思議で仕方ない。専門家はマインドコントロールされており冷静な判断力が働かないからと説明するだけだ。

ジム・ジョーンズは教会の牧師の説教を聞いてその会話術を学んだとの説明があった。偉大なる父(神)とその子(人間)の関係を親子と考えたら私にはこのマインドコントロール方法はホモサピエンスの、というより哺乳類の本能を利用した方法だと思えてきた。

 1)親は子供に優しく接し信頼を得る。
 2)子供の過ちを叱咤し他人に攻撃させ孤独にさせる。
 3)子供を許し優しくして親に依存させる。

哺乳類が持つ親子関係を築き、親が子を躾する手法そのものだから、この方法が効果的で依存性があると思うと怖い話だ。

しかもジム・ジョーンズは夜中幹部に個人宅のゴミを漁らせて、個人情報を収集し、心配事等の弱みを握り、それをあたかも超能力で知りえたかのように話し信者を増やしていったと言う。

心理カウンセラーの先生がテレビで「人には誰にも心のセキュリティーホールがあり、そこを攻められるとあっさり騙されてしまう」みたいなことを話していた。確かにジョハリの窓で言う”盲点の窓”の鍵が掛かっていない所を攻められたら私もあっさりコントロールさせてしまいそうだ。

これに加え信者に財産を教団に寄付させて、個人投資家が陥り易い行動経済学で言う「サンクコスト(埋没費用)の過大視」状態にさせるという二重の罠を仕掛けている。番組では他の心理学用語を使っていたが、信者達を「ナンピン買い」の心理状態にするとは宗教の寄付制度も悪用されると危険だ。

この2つの罠から逃げるのは難しいので、親切な人から金品を要求されたら一度冷静になり、他の人に相談するよう心掛けるしかなさそうだ。

2019年08月23日

「4K放送が暗ければ2K放送を観ればいいじゃない」と身分の高い女性が言った!?

朝日新聞DIGITAL『検証 4K放送は暗いのか』という有料会員限定記事のことを19/08/05(月)に取り上げた。
 https://www.asahi.com/special/matome/4k/?iref=kijishita_bnr

改めて冒頭だけを読んでみたところ、オリンピック開催決定により本放送が2年も早められたとか、色々な政治的、経済的な話も取材している様だ。そして『【5】4K放送、民放を悩ます費用の壁 潤沢なNHKと温度差』に”最も暗く見えるのは2K SDR収録で4K HDRにアップコンバートした番組”と書かれていた。

ほぼNHK BS4Kしか視聴していない私は今まで4Kアプコン番組に遭遇したことはない。NHKは4K SDR番組を多く放送しているので、もし2K番組をアプコン放送するときはSDRのままの可能性が高いだろう。

『BS4K8K FAQ』ページには、
 1)2K番組をBS4K8Kで放送する予定なし。
 2)2019年1月11日からEPGに8K制作番組には[8K]、4K制作番組には[4K]マークを付けることを実施している。
との記載がある。

参考:BS4K8K FAQ
 https://www.nhk.or.jp/bs4k8k/faq/ 


2019年1月10日以前は2K制作アプコン番組には[2K]マークを付けていたとあるが、DMR-SCZ2060の録画済み番組のタイトルを見てもその様な表記は見つからない。あったとしても当時の私は画質に期待出来ないと録画予約は入れなかったのだろう。(^_^)

ただ昨年録画した番組にはマークがまったく付いていないものがあり、[4K]なのか[2K] アプコンなのか不明な物が何本もある。制作解像度が気になる…。

では暗い番組はどのチャンネルで観られるのだろうか。記事によると「民放BS放送通販番組」で検証したとのこと。
「あー通販番組って面白いよね。(棒読み)」

テレビ番組の好みは人それぞれだからコメントは差し控えるが、通販番組ならBS4Kで見るよりBS放送を見た方がテレビの優秀な4Kアプコンで綺麗に見られることだろう。

この記事に対して私が出来ることとして、涼しくなったらBS4K放送の[4K][HDR]番組の素晴らしさをこのブログでもう少し取り上げることにしよう。

2019年08月16日

BS4K予約録画失敗!女用心棒バルサも台風第10号による大雨には敵わない?

台風第10号の接近に伴い関東地方では8/13(火)から突然大雨が降る様になった。今までまったく雨が降らず地面が冷えなかっただけに恵みの雨ではあるが、中途半端な雨だと余計に蒸し暑くなったりする。(^_^;;

8/13(火)は勤務先の区に13:50に22mm/h、14:10に57mm/hと雨雲接近の通知が届いたが、結局1度も降らず安心して駅まで歩いて帰った。ところが途中の公園で雨が降り出しあっと言う間に大雨になった。折り畳み傘を持っていたが風も強いので急いで公園内の東屋に向かうと雨宿りの先客が6人ほどいた。

天気アプリで雨雲レーダーの動きを確認すると1時間以内には止みそうだ。実際30分過ぎた頃から雨が弱くなりほどなく止んだ。お陰で帰宅時間が予定より40分以上遅くなってしまった。

8/14(水)は勤務先の区に13:10に35mm/h、13:20に63mm/hと雨雲接近の通知が届き実際に大雨が降った。帰宅時間は雨が止んでいたので歩いて帰るつもりだったのに、歩き出したらまた雨が降り出した。昨日の無駄な雨宿り時間を思うとさっさと帰った方が良いとバスで帰ったら駅近辺は雨が降っていなかった。

190816a.jpg

帰宅して録画した番組をチェックしていたら19/08/14(水)13:00からBS4K 101chで放送された「[4K]大河ファンタジー 精霊の守り人〜最終章〜(6)戦下の別れ[解][字][HDR]」は58分番組だが38分間しか録画されていなかった。

残っている「履歴内容」を見ると受信状況が悪かったのが原因と思われる。実際自宅のある市内には9:20に22mm/h、13:10に55mm/hと雨雲接近の通知が届いていた。こちらも本当に大雨が降った様だ。

興味深いのは受信状況が悪かった時のノイズの出方で、MPEG-2 (H.262)の地デジは派手にブロックノイズが録画されていたりするが、H.265のBS4Kでは殆どノイズは録画されておらず静止画のまま録画が止まっているという画面になっていた。これは符号化方式の違いが関係しているのだろうか?

8/15(木)は勤務先の区に16:30に21mm/h、16:50に75mm/hと雨雲接近の通知が届き実際に大雨が降った。帰りには止んでいたが風は強いし空には雨雲だらけでいつ降り出すか分からないので2日連続でバスにて帰った。明日こそは天気の心配をせず歩いて帰りたいものだ。

2019年08月13日

BS4K 19/08/13(火) 20:30から「徳島の阿波おどり」生中継!続く第4弾は?

今年は7月中旬まで梅雨冷の日が続いたのでオーディオ・ビジュアルを楽しむには良い気温だった。梅雨明けから一変毎日真夏日が続くとプロジェクターのランプやパワーアンプが放出する熱は当然のことながら、音の振動が熱に変換されて暑く感じるので私的には夏はAVを楽しむ時間が激減する季節だ。(@_@;;

今までVPL-VW255に直結していたDMR-SCZ2060の映像・音声出力用HDMI端子をCX-A5100に差し替えTH-L37DT3で録画予約とBD-REへのダビングが行えるようにした。秋になり涼しくなるまでプロジェクターはお休みだ。(^_^;;

19/08/13(火)の録画予約した番組は以下の3本だ。
 1)13:00〜15:00 [4K]謎の天空遺跡 マチュピチュ大中継「第2日」[5.1][HDR]
 2)18:00〜18:45 [4K]プラネットアースII「第6週 都市 新天地への挑戦」[5.1][HDR]
 3)20:30〜22:30 [4K]生中継!日本の夏まつり 徳島の阿波おどり[5.1][HDR]

「マチュピチュ大中継」は19/06/02(日)生放送した番組の再放送だが何故かEPGには[再]マークが付いていない。8/12(月)には「第1日」が再放送されたが、生放送された6/1(土)の時はうっかり録画し忘れただけに有難いリピート放送だ。

生放送時のビデオをそのまま再放送するとは考え難い。特に音声はリミックスして聴き易くしている可能性があるだろう。生放送時も5.1ch放送だったか気になったが、既に「第2日」をBD-REに焼いてしまったのですぐには見つからず確認出来なかった。AV Phileのコレクターであれば生と録画の2つのバージョンをコレクションしておくのが正しい保管方法だろう。(^_^)

参考:謎の天空遺跡 マチュピチュ大中継「第2日」
 https://www4.nhk.or.jp/P5854/ 


「阿波おどり」は、「8月は日本の夏祭り」特集の第3弾で過去に、
 1) 19/08/02(金) 19:00〜21:30 [4K]大迫力!長岡の大花火2019
 2) 19/08/06(火) 19:00〜21:00 [4K]生中継!青森ねぶた祭り2019
が生放送されている。

参考:「8月は日本の夏祭り」
 https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/kaichou/2019/07/003.pdf 


第4弾は、
 4) 19/08/31(土) 18:50〜21:50 [4K]秋田大曲 全国花火競技大会2019
と決定しているので中継が楽しみだ。

生放送も良いがやはり音声は時間を掛けてリミックスしたベスト編集版も観てみたい。こちらのバージョンは<8Kベストウインドー>枠での放送を期待しよう。

2019年07月12日

BS4K『恐竜超世界 第1集』をVPL-VW255とDMR-SCZ2060で視聴してみた

19/07/07(日)21:00〜21:49 BS4K 101にて『恐竜超世界 第1集 見えてきた!ホントの恐竜』が放送された。EPGの番組タイトルに[4K] [5.1] [HDR]マークが付いているのを確認してVPL-VW255とDMR-SCZ2060で視聴した。

羽毛を生やしている恐竜は想像より多かった。雑食恐竜ディノケイルスと北極圏に生息していた知性派恐竜トロオドンの2頭を追い、羽毛革命によるホントの恐竜の生態を明らかにしていく、という番組内容だ。

参考:『恐竜超世界』
 https://www.nhk.or.jp/special/dino/ 


190712a.jpg

子供の頃に知った恐竜は巨大な爬虫類で動きは鈍い変温動物という生き物だった。1993年に公開された『ジュラシック・パーク』はそのイメージを一新させる活動的で素早い恐竜達が登場し驚かされた。それから26年間の恐竜研究の成果が明らかにしたホントの恐竜は恒温動物の巨大鳥類というべき生態を繰り広げていたというもので、もう”恐竜”という名前は似合わない生物と知り困惑するばかりだ。

確かに1億5000万年も繁栄した生物が単なる巨大爬虫類のままとは考えられず、もしも巨大隕石が地球に衝突し絶滅しなければホモサピエンスの様な高度な知性を持った恐竜人類が誕生したのかもしれないと想像してしまう話だ。

4Kの解像度で羽毛恐竜の姿はモフモフ感たっぷり。

BT.2020の広色域でその羽毛の美しさも際立つ。

HDRで森林に差し込む太陽の光、北極の雪の白さ、川の水のきらめきとコントラストの広さも楽しめる。

5.1chサラウンド音声はAACだが巨大な恐竜の移動音や対決シーン等で低音が効果的に使われており、控えめであるが包囲間もある。4K CGのクオリティ、5.1ch音声と奢った番組内容で49分間を楽しんだ。

アビミムスの群れの逃走シーンは『ジュラシック・パーク』の同様のシーンを明らかに意識していると思われるが、映画のCGをテレビ番組の4K CGが凌駕してしまうのだからこの26年間のコンピューターの性能向上の凄まじさを実感させられる。

黄色の羽のアビミムスが走るのを見たらゲーマーはFFのチョコボを思ったことだろう。やはり”恐竜”ではなく大きな飛べない鳥類のネイチャードキュメンタリーにしか思えなくなる。(^_^;;

2019年07月05日

『孤独死』と『家、ついて行ってイイですか?』を結ぶ点と線!?

AndroidのスマホでGoogleが薦めてくる記事カードの中に東洋経済ONLINEの孤独死の記事がある。少子高齢化により将来的には我が身にも起こりうることだと興味深く特殊清掃現場レポートを読んでいる。ライターの予想では現在年間3万人いる孤独死者が今後も増えるだろうとのことだ。

参考:東洋経済ONLINE > ライフ > 災害・事件・裁判
 https://toyokeizai.net/category/disaster


19/07/03(水)帰宅してテレビを点けたら『家、ついて行ってイイですか?』が放送中だった。

参考:家、ついて行ってイイですか?
 https://www.tv-tokyo.co.jp/official/home_ii/


夕食を取りながら見ていたら、新宿駅東口で酔いを醒ましている30代後半女性の家について行くことになった。本人が本格的なゴミ屋敷だと言う通り部屋の中はゴミの山で、冷蔵庫の中には消費しないまま腐らせた謎の食材が次々見つかる始末。さすが食事中に見る内容ではなく、胃が痛くなって画面は見ず音声だけ聞いていた。

生活は全てベットの上だけで行っているとの話で傍らには31歳で自死した彼氏の写真を飾っていた。この話を聞いてこの女性はヤバイ、将来孤独死してしまうと心配になった。

特殊清掃現場レポートで孤独死した人達の部屋の様子が記述されている。その共通の特徴として、
 1)ゴミ屋敷
 2)偏った食事に空っぽの冷蔵庫
 3)飲酒
 4)家族(親近者)の死去
等の形跡があるという。

これらはセルフ・ネグレクト(自己虐待)の特徴で、この生活習慣は”緩慢なる自殺”と言われる通り命を縮める行為だ。出演していた女性はこの4点が該当するのでセルフ・ネグレクト状態の可能性が高い。第一女性がテレビで汚部屋を公開するなど酔っているとはいえ世間の目を使った自己虐待そのものだろう。

参考:なぜ普通の人が? “セルフ・ネグレクト”
 https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/02/0214.html


彼女の前後が幸せそうな家族の家だっただけに、痛々しさが伝わってくる。テレビ東京の制作スタッフが彼女にカウンセラーを紹介してあげて欲しい、と願わずにいられない身の上話だった。

2019年05月22日

4Kリマスター版『シドニアの騎士』と『ウルトラQ』、どちらがコンパクトかBD-REに焼いてみた

先週末は土日2日間『アナログオーディオフェア2019』へ行ったこともありBS4K放送を録画しても観る機会がなかった。それでもHDDの空きを作るため毎晩せっせとBD-REを焼いている。

4月から放送が始まった『シドニアの騎士』も溜まっていたので1層BD-RE 25GBに焼くことにした。番組宣伝をカットする等の編集をしていてGW中に放送された「#05 漂流」が録画されていないことに気付いた。

10連休中はいつもとは違う時間帯に放送されたらしくDMR-SCZ2060がEPGの番組を追従出来なかったらしい。その週内であれば何度か再放送されていたので気付かなかった私のミスだ。

まあ#05は次の再放送に期待することにして、ダビングする番組を選択していたら妙にファイルサイズが小さく想定より多くの番組が収まってしまう。

190522a.jpg

『ウルトラQ』は25分間の白黒番組ではあるが35ミリフィルムから丁寧な4Kマスタリングが行われておりファイルサイズは小さくても5000MB以上ある。平均5100MBなので1層25GBには丁度4話入る。この例もあり25分番組のファイルサイズは皆同じだと考えていた。

ところが『シドニアの騎士』は大きくても#04の4051MBで最小の#06だと3124MBとかなりコンパクトだ。2K CGアニメの4Kリマスター版だからこのファイルサイズに収まったのか、もしくはBS4KのH.265符号化方式とCGアニメの相性が良く高圧縮率となっているのだろうか。

参考:Netflix初のHDRアニメ「シドニアの騎士」を、東芝の4K有機EL「REGZA X910」で体験
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1040205.html 


実は『シドニアの騎士』は18/01/01からNetflixで4K/HDRリマスター版が配信されているとのこと。BS4Kで放送中の番組が同じマスターを使用しているのか分からないが、ネット配信を考えれば4Kリマスター時にファイルサイズをコンパクトにするよう配慮している可能性は高い。

それでも4Kリマスターの効果は高いのだからH.265の画像圧縮技術の高さには感心する。
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