のエピソードから。
A社に入り、まずは交通誘導警備に従事。
いろんな建設会社がありますが、郊外の
現場に行った時の、地元の建設会社。
社長は国産高級車に乗って現場にやって
きます。聞けば以前はタコ焼き屋をやって
いたとの事。
それで財をなし、建設機械を買った。
社長と地元を同じくする同僚の隊員に
聞いてみても成金だそうで。
その現場は田舎で、バスが一時間に1本
程度。後は地元の車がちらほら。仕事と
しては楽な部類でした。
交通誘導警備に限ったことでは
ありませんが、底辺の仕事と揶揄される
警備業でも、成功者に接する事が出来ます。
事実、交通誘導警備員から建設関係の資格
を取り警備する側から警備される側へ、
即ち建設会社に入社した人もいます。
警備業は、交通誘導でも施設でも人間
観察の機会に恵まれる仕事です。
施設警備はクレームの矢面に立つことも
あるでしょう。僕にとってこの経験は今に
活きています。
いろんな人と関わりながら、自分は将来
どうありたいか?なんてビジョンを持てば
素晴らしい。
その日その日を消化試合のように過ごして
いる警備員も少なくありません。そういう
生き方もあるでしょう。
前にも書きましたが、警備員を続けるのも
才能です。70過ぎて交通誘導警備に従事
している人は鉄人です。
観察力にて人間ウオッチする。これは警備
ならではの醍醐味です。日々のルーチン
ワークも意味合いが違ってきます。
こうしてみると、警備員は誰でもできる
仕事ではないんですね。人間性がいろんな
角度から見られて評価されます。
僕は以前、クライアント側の痛い所を
突いて怒らせてしまった失態もあります。
それ自体は正論が故に、言葉に出すと角が
立つ事を知らなった故の未熟さでした。
周囲の人間観察をすると共に、自分とは
何者か?と自己を見つめ直すのも良いと
思います。警備以外の仕事でも役に立つ
に違いありません。
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