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2019年10月07日

信賞必罰の難しさ

知人の1号(施設)指導教育責任者から
聞いたミスの対処についての話です。



彼の入る施設警備の現場で、出入管理の
ミスをした隊員がいる。隊長は当日の終礼
でこの事案について話さなかった。



しかも彼は翌日も同じポストに就いていた。
これについて知人はおかしいとダウト。



ミスをして、何もお咎めがないのはおかしい。
名指しでなくても終礼で注意して、少なくとも
翌日は別のポストで勤務させるべき。



要は、罰を与えなければ反省・改善しないと
いうものです。警備に限りませんが、この
信賞必罰が難しい。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社では所長・隊長の職権乱用が2人クビへと
エスカレートし、禍根となりました。



それ以前にも、居眠りばかりする副隊長を
副隊長から降ろし一定期間日勤のみにする
給与減の罰を与えました。



もう一人、仕事ができない隊員を日勤のみ
にシフトを組む。これも懲罰的措置。



隊長は、当事者に罰を与えるとの説明。
しかし、他隊員の日勤が減り、有給が
取りにくくなるデメリット発生。



シフトは日勤の他に当務がありますが、
当務で有給を取っても、日勤分の給料しか
出ないという矛盾がありました。



隊員全員にデメリットが発生し罰を波及
させた職権乱用&管理失敗の例ですね。



罰は当事者のみ与え反省改善を促すべき。
周囲の不満増大を力で抑えきれるといった
思惑が、所長・隊長にあったのでしょう。



その他、隊長の指導力が問われるような
事案でも始末書を取っていました。これは
所長止まりになっていたらしい。



こんな職場の結末は以前記した通りですが
、罰(ムチ)の与え方が下手過ぎた。今なら
訴えられたかも知れません。



一方、賞(アメ)についても貢献度と時給は
必ずしも比例していませんでした。年功序列と
いったこの業界に似つかわしくないしきたりが
残っていたりします。



同じ現場でも、大変なポストをしてるのに
給料が同じ。不平不満は突然の退職や、
内部告発といった形で噴き出すものです。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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