地場警備会社で思ったのは、会社も隊員も
創業者(一族)の所有物といったもの。
労務管理をはじめとした末端の隊員の扱い、
辞めようとする隊員への引き留め、警備業法
違反では会社に貢献してきた外様幹部を
切り捨て。
もっと人間扱いしろ!と叫びたくなります。
「人が足りないんだよ」「お前しかいないんだ」
「君に期待している」「行く行くは幹部に」
なんて文言は聞き飽きた。こんな意識で隊員を
使っていれば、適当に仕事をするブラック隊員が
やってきて責任者はあられもない苦労をします。
警備員の社会的地位向上が問題視されていますが
果たして、上記の事を真剣に考えている経営者は
地場中小警備会社幹部に何%いるのか?
一つの目安として、教育に力を入れている会社。
社会的地位向上とは少し異なりますが、資格取得
は会社の利益に繋がります。そして隊員個人の
財産にもなる投資です。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」C社
のように退職時に資格習得費用を給与天引き
で回収する、こんな会社もあるので要注意。
話は変わりますが、警備業に限らず現場を
リードする有為な人材は全体の約2割です。
この2割を所有物よろしく捕縛しようと躍起に
なる経営側。しかし、会社単位の問題になれば
上記の外様幹部よろしく切り捨てられる。
会社単位というより、創業者一族の利益の為
なのでしょう。こんな組織は地方なら珍しく
ありません。
僕は地場中小警備会社を巡る中で、この現実
を知り、どこの警備会社に行っても同じ扱いを
されるだろう、と悟ったのです。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社ではそれが顕著に感じられ、不満感
MAXをバネに警備業界を脱出しました。
だけれども多くの隊員は、過度な期待もされず
多少の不満はあっても、日々の業務をこなせば
給料が貰えて生活ができる。
使う側と使われる側の「こんなもんだ」という
利害の思惑が一致した状態です。これにハマれば
僕は警備員を続けていたかも知れません。
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