僕が警備員を辞めた理由

カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
B社の人事についての話です。



全国系列のビル管理会社であるB社は、東京の
本社の他に、地方の各ブロックごとに支店が
あり、人事など労務管理は支店の管理下に。



地元には出先の事務所のみ。そこの所長は別の
ビル管理会社から転職してきて、隊長とは元
同僚でツーカーの仲でした。



この２人が支店そっちのけで暗躍し、ビル警備の
クライアントである、保険会社セキュリティ部と
直接やり取りを行い、所長とそりの合わなかった
前隊長をクビにする快挙？を達成。



この人事は現場の隊員を抑えるのに効果的な
見せしめとなったのです。所長・隊長に逆らえば
容赦なくクビを切られる。



現場の隊員は、前隊長排除の舞台裏を知るもの
でしたが、支店や本社の人間に漏らせば
どうなるか、所長は恫喝して口を封じたのです。



自己保身のために、仕事よりも隊員同士の
あら捜しが優先されるようになりました。



クビ最有力候補を祭り上げる事が、己の安全
保障になると思い込ませた結果で、もはや
イジメに近い環境でした。



隊長は後にクビを切った副隊長を表向きには
優遇し、いろんな粗相を大目に見ていました。



しかし闇の論功行賞で、前隊長の時と同様に
所長と共謀し排除のシナリオを描いていたに
違いありません。

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