事があります。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」の
D社での現任教育。それは、僕が受けた最後の
ものでした。
当時警備員は半年に一回、現任教育を受ける
事を義務付けられていました。
僕は施設2級検定をもっていたので、午後から
の業務別教育のみ受けたのですが・・・
講師の方が、警戒棒のデモンストレーションを
演武よろしく検定資格者に依頼しました。
数人の検定資格者が前に出て、警戒棒の動きを
デモしました。その時です。
講師の方が、声を荒げ「一番後ろに座っている
2人、後で名前と警備会社を教えなさい」と
言いました。
その2人は、警戒棒の演武中しゃべっていて
妨害同然だったようです。居眠りくらいなら、
ここまで言わなかったでしょう。それ程目に
余った行為でした。
この2人の勤務態度は想像に難くない。現場で
責任者に煮え湯を飲ませているのだろう。僕が
されたように。
警備を腰掛でする事は、特段問題があるとは
思いません。但しその先を目指すのであれば、
他人のお荷物になっちゃいけない。
仕事を粗末にする隊員の面倒を見る責任者は、
たまったものではありません。責任を取らない
ブラック企業&上司の板挟みなら尚更です。
これは僕の警備業暗黒時代でした。
この経験が少なからず肥やしになっている
と回想するのですが・・・
僕の心身がなんとか無事だったから言える
ものであります。
SNSでうつを伴う休職を余儀なくされた
という、警備員さんの書き込みを見るに、
心が痛みます。
警備であっても、それなりの立場で責任を
持って従事すれば、心身を損ねるリスクは
他の仕事と変わらないようです。
警備業の実態を見れば、心身を損ね
他の仕事で活躍できる可能性まで
搾取されるのはもったいない。
ブラック企業とブラック社員の板挟みに
なるようなら、余力のあるうちに脱出を
考えましょう。
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