今回は過去の行き詰っていた自分に
宛てて書いたものです。
当時の僕は、警備業界からの脱出を
願いながらも、どうすればいいのか
分からなかった。
今従事している仕事を、一生懸命こなせば
その延長上に何かご褒美がある、といった
浅はかな考えでいました。
降伏論 「できない自分」を受け入れる
高森 勇旗 著 からの引用で
価格:1,760円 |
結果が出ないのは、間違った選択を
しているからである、というもの。
今回はこれにフォーカスしていきます。
著者はプロ野球選手でしたが、6年間で
ヒット1本しか打てず、24歳の時に
クビになった。
今はビジネスコーチやライターとして
活躍しています。
結果を出したければ、今までの自分の
選択が、間違っていたことを認めること。
著者は、そう言います。
今やっている事を、一生懸命に
やっていればなんとかなる。
どうすれば結果が出るのかという思考を
諦めた人が行きつく先の行動は
「一生懸命頑張る」
今は結果が出なくても、一生懸命に
頑張れば報われる。
まさに僕の当時の状態でした。
入札で負けるまで、最後までやり通す
んだ。それが職責を全うすること。
しかし、やり通した先には
何もないどころか、敗戦処理に失敗した
上司に干される羽目に。
その後警備業界内での転職を繰り返し、
行き詰っていくのです。
当時の僕に、何が足りなかったか。
結果を出すために何か新しい行動や、
今まで自分がしてこなかったことに
手を出したりしてこなかった。
僕が欲しい結果とは何か。それは
警備以外の仕事に就く、というもの。
そんな結果を望みながら、警備の仕事を
一生懸命にやっている。我ながらアホな
日々を送っていました。
頑張るなら、別の事を頑張るべきだった
のです。それに気づいたのが
カテゴリ「暗中模索編」
警備業界内での転職に失敗し、一敗地に
塗れ、職業訓練を志しました。
警備は嫌だから、設備管理の仕事を希望。
まずは電気工事士の資格を取るために、
電気科を受けました。
運よく合格し、半年間の訓練を修了
しましたが、設備管理の求人自体が
少なく、加えて経験者の縛りが。
ここで僕は自分の選択が間違っていた
事に気づきます。
設備管理も警備と同じく、ビルメン
テナンス業界の一部じゃないか。
運よく設備管理の仕事にありついても
警備と同じパターンになりやしないか?
結局、職業訓練で取った資格と関係のない
仕事に就くことになりました。
職業訓練に行ってまで、自分の選択の
間違いに気づく。心が折れそうになる
状況です。
ここで、僕が心折れなかったのはなぜか。
職業訓練を志した動機は、職業を変えたい
だけでなく、人生を変えたかったから。
これまでの結果が出ていない人生を
変えたい。その為の第一歩。
中年になっても、人生を変えたいと
志して、行動を起こせばそれなりに
手応えはあるものです。
もちろん、若い時のように際立った
結果は出ないでしょう。それでも
高望みせず粘り強く行動する。
警備時代の同僚で、職業訓練に行った
人は数人いましたが、人生を変える
変化までは起こせていないようです。
それどころか、訓練を途中で辞めて
しまった人もいました。
人生を変えたいと思って、新しいこと
に挑戦する。歳を取るほど苦痛になり
ます。
それでも、これまで結果が出なかった
選択をしてきた自分に耐えられないなら
やる価値はあります。
僕がそう志したのは、警備業界で居場所
がないほど、徹底的に叩かれたから。
屈辱も、行動を起こす肥やしになる。
最後に転職は気付きと縁です。これが
自分の志と十字に組めば簡単に決まります。
これを読んでいる皆さんも、悶々と悩む
暇があれば、警備から転職した人の体験談
をネットで見るのも悪くない。
少なくとも、警備から転職できたという
結果を出した人たちの声から、ヒントと
なるものが、得られる可能性がある。
一生懸命頑張る前に、自分の選択はこれで
いいのか、と立ち止まって考えることも
重要なのです。
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