今日の記事は警備員さんとの話から
出てきたこと。
ある現場の出入管理で、入場する車両
の荷物を一定確率でチェックしなければ
ならない。その基準は?という質問。
どの車両も積んでいるに荷物は様々。
伝票はあるけれど、中身をチェック
するのはかなりの負担だ。
そればかりか、出入管理でチェックを
行う事を嫌がる人もいる。
もちろん、積荷は官憲(税関など)の
チェックを受けます。警戒すべきは
テロリストや不審者の侵入。
これも事前にチェックリストと
照合するので、その通りなら問題なし。
そこである人は警備員としての感性を
挙げました。怪しいという感性をキー
にしてチェックを行う。
それに対し僕は、大義名分というワード
を使いました。
これは何かイレギュラーな事が起きた時
それを大義名分にチェックを行うという
こと。
感性ならば、警備員によって視点も経験値
も違います。要は再現性がないか乏しい。
対してイレギュラー、例えば登録されてる
車両bニ違うbフ車両が来た。
クライアント側に確認して、入場許可が
出ても、登録bニ違う車両だから今回は
積荷のチェックを行います、と伝える。
イレギュラーが発生した、という大義名分
にかこつけて、チェックを行う。これなら
相手に反発される確率も低い。
人を動かすには、大義名分が一番効きます。
後で何でチェックしたのか、と聞かれても
違う車両bセったからと、明快に回答可能。
自分の主観で怪しいからという理由では、
突っ込まれると、厳しいかもしれません。
法律や規定、マニュアルも大事だけど、
多くはざっくりとしか表現されず、
細かい運用が現場に委ねられる現実。
細かい指示を聞いても、はっきりしない
ケースならば、大義名分をベースに動く
方が安全と言えます。
結論として、人を動かす武器として
大義名分は使える。
これは現場のみならず、大きな組織を
動かしたり、大きな事をする時こそ、
大義名分は武器になるのです。
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