今回は、警備に限りませんが戦略の
重要性について語ります。
なぜ、戦略が大事なのか?それは
戦術・戦闘の上位に当たるから。
戦略が上手くいけば、戦術や戦闘を
無意味にすることも可能です。
「戦わずして勝つ」ですね。
なぜ今回、この話題を取り上げたと
言えば、警備の現場で戦術や戦闘に
血道をあげる人が多いから。
職場での権力闘争に躍起になると、
相手を抑えることばかり、すなわち
戦術や戦闘ばかりに気が行きます。
但し、我々を使う経営陣は「戦略」で
動いている。戦略とはビジネスであり
仕事とはちょっと違います。
ここで、仕事とビジネスの違いとは
何でしょうか。
営業・販売・製造・保守・事務・
品質保証など、各部署に分かれて
行うのが仕事。
それらをひっくるめたのがビジネス。
僕は以前、転職はビジネスと言い
ましたが、上記の理由からなのです。
「仕事」に従事しているだけでは、
転職それも業界外転職は難しい。
そこで、ビジネス的戦略が重要となる。
権力闘争にのめり込んでいる人らには
見えてこない世界です。
ところでビジネス的戦略で、成果を出す
一つの考えを提案します。警備でも
使えるものです。
それは、センターピン理論。
センターピン理論は「影響力の大きい
ものに狙いを定めて効率よく成果を出す」
という理論です。
ボーリングでストライクを取るには、
センターピン(ヘッドピン)を捉え
ないと、プロでも難しい。
この、センターピンは何かを見極めて
行動することが、成果を上げる秘訣と
いう事です。
例えば、社内で本当の実力者は誰か?
誰に話を持ち掛けるかで、成果は違って
来ます。
施設警備でも同じです。クライアント側
で、本当の実力者は誰か?
うまくやれば警備会社人事にも
介入してくれたりします。
くだらない権力闘争に躍起になるなら、
人事権を持つ実力者に相談に行った方が
いいに決まっています。
転職はビジネス的戦略眼を持つことから。
我々は「仕事」ではなく、人や組織を
動かす「ビジネス」をしているのです。
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