今回は、日本人の労働強度について
語ります。
カテゴリ「暗中模索編」で職業訓練に
行った後、就いた仕事。
かつて警備員として、お世話になった
地元市役所の臨時職員。
市の駐輪場マナーアップ事業として、
緊急雇用対策事業として予算が付いて
いました。
市が管理する駐輪場を巡回し、違法駐輪
・二輪車の不法投棄がないかチェック。
外で仕事をするのが苦でなければ、
ぶっちゃけ緩い仕事でした。その分
給料はそれなりでしたが。
この仕事に就いていた時、感じたのが
土日が長い。
それまでの仕事であれば、土日という
のは、月〜金まで行った仕事の疲れから
回復するためのもの。
いわゆる、労働の再生産のための休み。
ところが、上記臨時職員の仕事は違い
ました。その日のうちに疲労が回復。
故に、土日はエネルギー満タンで臨む
ことができました。趣味など満喫
したい人なら最高ですね。
僕は当時、これと言ってのめり込む
ものが無かったので、土日の時間が
長く感じたものです。
翻って、日本人の労働はこれくらい
が適当ではないか?
稼いでもストレスが溜まれば、
労働の再生産のため浪費してしまう。
ところがミニマリストと言われる
人は、収入が少なくても生活費を
節約し、幸福度の高い人生を送る。
これを実現するには、労働負荷が
少ないことが条件でしょう。
警備では変則シフトで勤務する施設
警備が、月日が流れるのが早いもの。
当務明けで、平日の昼間を活用できる
メリットはあっても、休んだ感覚は
あまりない。
次の勤務の事が、頭から離れないから
ですね。とくに朝早ければ先日から
準備しないといけない。
警備員の変則シフトは、休みが少な
過ぎるのです。当務明けで別の現場に
応援に行く、なんてこともあります。
変則シフトが嫌なら、日勤のみの
仕事に就く必要があります。それも
一日8時間労働で。
土日が長く感じられるくらいの労働が
ちょうどいいのです。
日本人は忙しい事を美化しすぎて、
豊かさから遠ざかっています。
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