今回は、警備からの転職に限った事
ではありませんが、チャンスを待つ
ことの意義について語ります。
やるべきことをやりながら、チャンスを
待つ。これはエネルギーの要ることです。
待つと言っても、ボーっと何もしない
のではありません。
例えば俳優さんが機材入れ替えの際に、
テンションを落とさず待機するような
もの。
転職を志したからといって、一発で目標と
する職場にありつけるのはまれです。
但し、方向性が合っていれば一里塚のような
ものが現れる。目標達成には待つことが必須
です。目前の現象に腐らずに進めるか。
達成のプロセスでは、失敗や屈辱がつきもの
です。心折れそうになることもあるでしょう。
それでも、経験値を重ねているのです。
経験値が一定になれば、化学変化のような
事が起きます。
その化学変化とは何でしょうか。
仕事では成果を出し、周囲からも評価されて
いる。けれどもこれといった求人が出ない。
準備万端なのに、なんで動けないんだ。
方向性は合っているはずなのに。
そんな時は「機が熟するのを待っている」と
思いましょう。タイミングを計る化学変化。
行く先の職場で、パワハラ上司が異動に
なるタイミングを計っているかもしれない。
人智を越えたものを感じますが、うまくいく
時は、往々にしてこういった事が起こるもの。
または、相性の悪くない上司に代わる
タイミングを待っているかもしれない。
上司との相性は弱い立場の労働者において、
能力に勝ることも少なくありません。
要は「青信号になるまで待っている」という
事なのです。抜け道を見つける要領のいい人
なら、この限りではありませんが。
転職は、自然に勤め続けられる環境が
最上と見ます。人間関係が最悪では
それもおぼつかない。
中年になり、これといった能力やコネ
そして要領の良さがないのなら、
チャンスを待つのも戦略的なのです。
「待つ」ことも転職戦略において、
十分意義がある事を覚えていて
損はありません。
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