今回も「50歳から花開く人、50歳で止まる人」
(有川真由美著)から得た教訓です。
価格:1,485円 |
タイトルの「人生の逃げ道を作っておく」
とはどういうことでしょうか。
過去記事で背水の陣はNGという旨の
主張をしました。
これは大失敗をしてもリカバーの効く
20代ならともかく、中年以降でやって
しまうと、取り返しがつかなくなる。
それゆえ、50歳からはしっかり逃げ道
を用意しておく。
夢だった脱サラをして、退職金や貯金を
つぎ込んでしまうのはリスキーです。
失敗したら生活できないような状況に
自らを追い込んで、必死でやろうとする
のは危険。
中年以降の起業でなくても、ブラック企業を
辞められないのもリスキーです。
家族や、責任感の呪縛で辞めることが
できずに、心身を壊して取り返しの
つかない事態までなってしまう人が。
そういった状況になって、もっと早く辞め
ればよかった、と後悔しても遅いのです。
辞めることや逃げることは、悪い事では
ない。逃げるは恥だが役に立つ。恥を
捨てれば生きるのは楽になります。
本当に自分の人生に責任を持とうと思う
のなら、不幸にならない逃げ道を用意する。
逃げ道を用意し、どんな状況になっても
生き抜けるようにしておく。
独立や転職にしても、うまくいかなかった
らこうする、というのを決めておくといい。
ここで、転職失敗のセーフティーネットと
して、職業訓練を紹介します。
転職を志して、ハローワークに行く人は
ついでに、職業訓練の案内も見て欲しい。
職業訓練は、失業給付を貰いながら訓練に
行ける制度。条件があるのでそれもハロー
ワークでチェックしましょう。
またはカテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
を参照願います。
こういったセーフティーネットを知っている
ほど、逃げ道は増えて生きやすくなり、
新たな挑戦もしやすくなります。
では警備からの転職で、逃げ道を作るとは
具体的にどういうことなのか。
まず、「自分は警備員しかできない」と
いった思い込むから脱すること。
その為には広く求人情報を集め、自分にも
できそうだ、という仕事をピックアップ
しておく。
参考までに過去記事「空港の仕事」を
どうぞ。
警備以外の仕事、中年以降だと同職異業
への転職になるでしょう。そこでうまく
いかなかったらどうするか。
警備業に戻る、という選択肢もあると
思います。警備業界で煮詰まった僕は
その選択肢はありませんでしたが。
転職先の業界で、3年続けば経験値、
ツテみたいなものができてきます。
それを利用して業界内転職をする。
前回記事「わらしべ長者戦略」の
応用編ですね。
僕個人が思うのは、警備からの逃げ道
として、守衛や管理人は悪くない。
もちろん待遇は妥協が要るでしょう。
例えば、駐車場警備員と駐車場管理人
はどう違うか?
警備員は警備業法の縛りを受けます。
警備仕様書次第で、誘導業務もある
可能性があります。
管理人なら、受付業務が主で警備より
労働強度が低いように思えます。
これは守衛と警備員の関係にも通じます。
守衛時代は、守衛室でスリッパを履いて
いても、特におとがめはないでしょう。
ところが、警備員になると
そうはいきません。有事の際走って
現場に急行しないといけない。
警備業界が嫌、特に警備服を着るのが
嫌ならば、守衛や管理人を目指すのも
悪くない。
狙い目は、その施設の直雇用であること。
警備のような外注ではない、雇用形態。
待遇は、雇い主次第になります。
自分は警備しか知らないから、警備業界
に骨を埋めるしかない。
こういった思い込みから脱するのも、
逃げ道の一つなのです。
警備と同じくらいの待遇で、労働強度が
低い仕事もあるのです。もちろん向き
不向きはあるでしょう。
辞めたくなったら、まず職業訓練を
検討する。
僕は職業訓練校に通っている時に、
危険物取扱者(乙四)の資格を取り
ました。
資格取得も逃げ道を増やします。
職業訓練に行って、望む仕事が
見つからなかったら、どうするか。
元の業界(警備)に戻ってもいいや、
というつもりでいる。必ずしも職業訓練に
関連した仕事に就く義務はないのです。
但し、志望時は訓練に関連した仕事を
目指すスタンスが必要です。そうでない
と、合格は難しいでしょう。
訓練したけど、現実は厳しく元の
仕事に戻らざるを得なかった。
こういった結末もありです。
訓練を受けても、思う通りの就職は
難しい事は、訓練校も分かっています。
中年だと尚更でしょう。
訓練校としては、就職したという
実績が大事であって、どこに就職した
かは、あまり重要ではないのです。
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