今回は、警備業界脱出を志し職業訓練に
行っても、現実は厳しく警備に戻らざる
を得なくなった時、どう考えるか。
メンタルの持ちようなどに留意して、
初志貫徹するにはどうすればいいか
という話です。
警備業界脱出には職業訓練を活用しな
がら、資格という武器を装備して
いきましょうという話をしました。
転職が上手く行かなければ、一旦警備業界
にご厄介になる選択肢もある。屈辱的
ですが、ここで諦める事はありません。
それを含めて転職成功のプロセスなのです。
当時僕はそれを思う余裕などありません
でした。
それどころか、僕をパワハラで退職に追い
込んだ、元隊長と鉢合わせする羽目にも。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
D社入社時での事でした。
シナリオがあるとしたならば、こんなに
残酷な嫌がらせはないですよね。(笑)
動揺した僕は、配属された駐車場警備で
誘導ミスをし、物損事故を起こしていまい
ます。
D社社長は、元隊長はしっかり仕事を
しているぞ、とこれ見よがしに僕に
言いました。
しかし、そのトーンはすぐに下がる事に。
彼の本性を知ればそうでしょう。
結局、元隊長は3か月あまりで退職します。
残念そうなD社社長。
だから言わんこっちゃない(爆)
こんな風にして、僕自身を押さえつけて
いた現実が、徐々に崩れはじめた。
自分の決意が間違っていなければ、それを
阻む側にボロが出てきます。風穴を開ける
がごとしです。
警備業界を脱出する、という決意がそう
させたのです。相手がどんなに強くても
狡猾でも諦めてはいけない。
ところで僕は職業訓練に通いましたが、
ここでの気づき。
僕は職業訓練で設備管理の仕事を目指し
ましたが、警備と同じくビルメンテナンス
業界の一部。
僕は職業訓練時、ビルメンそれも設備管理の
仕事を希望し、関連資格を取っていきました。
ただそれでは、警備と同じパターンになりや
しないかと、訓練修了間際に思い始めたのです。
それから一旦警備業界に戻り設備管理ではなく、
ビルメン業界からも脱出しました。
ビルメン業界に居続けたら、いまだに転職を
繰り返すことになったいたでしょう。
ではなぜ僕は、気づきを得て警備どころか
ビルメン業界からも脱出できたのか。
まず、固い決意があったから。
絶対にビルメン業界から脱出する。
ただそれだけでは、実現はおぼつかな
かったでしょう。現実は厳しい。
もう一つ、大事な要素があります。
それは、知識(情報)を集め続けた
こと。
警備業界で転職を続けるうちに、
使う側の思惑が見えてきました。
思考停止させ、視野狭窄に追い込み
安く業界内で使い倒そう。
長時間拘束や頻繁な現場異動、資格
取得を強制するなどはそうでした。
その思惑を打ち破る唯一の武器が、
知識(情報)です。
警備でなくても、同じような仕事で
従事できる業界がある。
待遇は能力ではなく、業界の相場で
決まることに気づいたのも大きかった。
当時僕はガラケーで知識や情報を得て
いましたが、今ならスマホでもっと
効率よくできるでしょう。
求める姿勢が、有為な情報を引き寄せる
ようです。ふと目にした情報が、今後の
人生に役に立ったりします。
現実が連動して変わる可能性もあります。
転職先にアプローチしやすい環境に。
僕は上記カテゴリで、駐車場警備から
青果市場の施設警備に異動になります。
変則勤務でしたが、ハローワークに行く
機会が増えました。
そしてD社に入り約一年後、僕は警備業界
脱出の足掛かりをつかむのです。
まとめると、思い通りにならない現実に
阻まれたとき、どうするか。以下2つが
重要と観ます。
@決して諦めないこと
A知識や情報を集め続けること
特にAは、やらなくなってしまうと
厳しい現実に流されてしまう。
知識を得る目的は、選択肢を増やす
ことなのです。
使う側は、他のよりよい選択肢に
気付かせまいと躍起になってきます。
敵の思考を知り、対抗する知識を得て
戦略的に動く。これができれば大抵の
ことは、乗り越えていけるでしょう。
アンケートサイト i-Say
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