今いる職場がイヤで転職したい。
その気持ち、分かります。
怖いのは転職先の面接で「逃げ」と
見られやしないか、という不安です。
結論から言えば、転職は「逃げ」では
ありません。
むしろ「攻め」と言えるでしょう。
なぜなら、逃げのスタンスで応募する人が
より良い職場に採用されるわけがない。
但し「逃げ」も極めれば「攻め」になり
ます。
それはどういう事かと言えば、
やってもやっても報われない環境でも
実績を積み上げること。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
の最後で、僕がD社に辞表を出した後、
児童福祉施設の面接を受けた時の事。
僕はこれまでに受けた理不尽さ、そんな
中でも、実績を上げてきたことを話しました。
詳しくは上記カテゴリを参照願います。
苦し紛れだったかもしれませんが、転職は
より良い人生の環境を手に入れる冒険です。
一回でうまくいくほど甘くない。そう思った
方がよさそうです。
うまくいかなければ、何回もチャレンジする。
または時間をかけて用意周到に行う。中年に
なってそれができるのは、老けていないから。
この戦略的なアクションが、人生をより
よくする原動力です。
翻って、警備隊の中で分不相応な
ポジションに就き、権勢を振るい
マウントをとる隊員はどうなのか。
彼らは人生をよりよくする戦略などなく、
警備隊内で快適であればいいのです。
そのための知恵には長けています。
ただそれが社会人としてはどうなのか。
他の職場でそれで勤まるのか。
そんな警備隊の中でも辛抱して、手を抜かず
やるべきことをやってきた。これも実績です。
僕は冒頭で「攻め」と言いましたが
中年になった警備員からの転職において
高望みは難しい。
破格のコネや、特別なスキルでもあれば別で
すが、それならばヘッドハンティングされて
いるでしょう。
収入、労働時間、人間関係、社会的ステータス
など、どれか一つでも改善すれば大成功です。
または、ちょっとずつ底上げされる。
上記項目の改善をピンポイントで絞った転職
戦略も悪くありません。何れにせよ戦略的に
動く事が必須です。
ここまで読まれてきて気づいた人も
いらっしゃるかもしれませんが、転職は
社会人としてのレベルを上げる活動。
すなわち、転職先のレベルにあった自分で
なければいけない。そうでなければもし、
採用されても続きませんよね。
警備現場でも、「この人の言動は社会人として
どうなのか」という疑問を持ちながら従事する
と、職場のレベルが見えてきます。
上司の指示だから従っても、理不尽ならいつか
ひっくり返すくらいの気持ちでいましょう。
最後に、攻めの転職を演出するパフォーマンス
について紹介します。
これまでの僕の体験を踏まえ自分ならこうする、
といったもの。参考までに。
面接で大事なのは前職を辞めた理由です。
これは間違いない。
この問答で失敗すると、挽回は難しい。
もしマイナスの理由を述べる時、「枕詞」が
有効と見ます。
「言いにくいことですが」
「この年で恥ずかしいことですが」
こういった「枕詞」は退職理由のみならず
志望動機を話す際にも有効と見ます。
志望動機として、僕が職業訓練校の面接で
有効打であった「人生を変えたい」思いを
アピールする。
カテゴリ「暗中模索編」での出来事でした。
競争率2倍強の狭き門だったのです。合格者
の7割は20代でした。
中年にもなって人生を変えたいなんて、
恥ずかしいものです。だからこそ枕詞が
活きてきます。
転職というのは分の悪いガチャに挑むような
行為で、自己責任であり甘くはありません。
それでも人生をより良くしたい、という
熱量が勝れば、いつしか道は開けるもの。
自分に合った職場、長く勤められる職場は
どこかにあります。
諦めず挑み続ける熱量こそ「攻め」なのです。
バイト探しは【プチジョブ】
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