皆さんは警備業務遂行の中で、自分は組織に
貢献しているのだろうか?という疑問を持ち
ながら、従事しているのかもしれません。
そこで今回は、自分の貢献度は辞めた後に
分かる、割に合わない仕事ならもっと上を
目指そう、という話をします。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
でのエピソードから。
僕は、全国規模のビル管理会社B社に勤めて
いました。外資系保険会社ビル警備を主に
担当しています。
地元では破格の待遇でしたが、リーマン
ショックでガタガタに。
所長&隊長の強権発動により2人の隊員の
クビが切られ、隊員のチームワークもまた
ばらばらに。
そんな中、シフトに入らない日勤のみの
隊長に代わって、夜間責任者を担当して
いたのは、班長の僕でした。
幸い、これといった大きなトラブルなく
退職まで持ちこたえました。所長からは
「ナイトマネージャー」と言われ。
しかし限界でした。そんな口先だけの
評価などいらない。パワハラ隊長と
平隊員の狼藉ぶりに退職を決意。
後釜の隊員を募集した際に、人事権のある
支店から、要求がありました。
僕のように資格(施設2級)や経験のある
人材はいないのか←それなら使い潰すな!
で、僕が辞めた後来る隊員は長続き
しなかったようです。相次いで
半年くらいで来ては辞めていった。
これは募集を契約社員としたことも理由
でしょう。所詮その程度の職場に成り
下がってしまった。
最後は、所長&隊長の強権発動で解雇され
たであろう、元隊員の告発のよって
クライアント側の信用を失い、万事休す。
詳しくは「B社現場の結末(前・後編)」
をどうぞ。
このように仕事に従事している時は、
貢献度について想いを馳せる暇はない
ものですが、辞めてみると分かる。
ちなみに、僕の後任の班長職ですが、
受けた平隊員が次々に投げ出し、結局
時間帯責任者という形で、持ち回りに。
それでも仕事をしない隊員は相変わらず。
もはや組織崩壊です。
そんな組織にしてしまった、所長&隊長に
責任があります。後任を育てるどころか
潰してしまった。
自分が去ってボロボロになってしまう
職場は、貴方が必死に支えていたのです。
表には出なくても、貴方の警備隊を運営
する協調性を考慮した働きがあってこそ、
日々の業務は回っていた。
警備の成果は、数字で出るのもではなく
トラブルがなかった、という結果が全て。
それを蔑ろにして、使い潰す組織からは
さっさと離れましょう。
そして、それだけ貢献して来たのだから
もっと自信をもっていい。
それどころか、警備よりもう少しましな
待遇の仕事を、目指していいのです。
これは僕の経験からですが、誰々の為に
とか、組織の為に頑張るのは悪くない。
しかし、その精神性は搾取のターゲット
になってしまう事も少なくないのです。
僕は、上記カテゴリで一敗地に塗れ
警備業界からの脱出を決意しました。
と当時に、仕事は自分の幸せのために
するもの、という精神性にシフトして
いった。
これは警備業界からの脱出以上に重要で
あったと思います。
就活を続けるうちに、当初目指していた
設備管理の仕事は、ビルメンテナンス
業界(警備を含む)内でのスライドでは。
という事は、また警備と同じパターンを
繰りかえすことになりやしないか、と
悟ったのです。
長期間(5年以上)警備に従事してきて
検定も取り、責任者もこなしてきたのに、
心の中に砂漠が広がるなら、見直しが必要。
見直しとは、何のために仕事をしているか
この価値観の見直しです。
もういい年(中年)になったのだから、
他者貢献もほどほどにして、自分の幸せ
に向けて歩き出しては。
特に、警備会社を何社か渡り歩いていて、
同じパターンを繰り返しているなら、
要注意です。
結論として、辞める時の周囲の反応や
辞めた後の職場の荒れ具合が、自分の
貢献度を暗示している。
貢献度が悪くないなら、もっと自分の
幸せを実現できる、そんな環境を
目指したらどうですか?
アンケートサイト i-Say
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