僕が警備員を辞めた理由

今回は、警備に限らず僕らが生きにくい
世の中にしているモラルハラスメント
（以下モラハラ）人間についてです。



まず、モラハラ人間について。これは
「モラル・ハラスメント」という本で
可視化されました。

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他人を傷つけずにはいられない彼等は、
ターゲットを定めて、精神的辱めを行い
支配下に置きます。



反抗されて支配できないと見るや、
精神的暴力で相手の心を破壊します。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」
のC社で、僕は職場を支配する自己愛的
人格障害者の攻撃に逢いました。



彼らの特徴を端的に言えば「他人に厳しく
自分に甘い」ダブルスタンダード。



それを突っ込まれると常識的な自己弁護を
始めますが、普段の言動からして矛盾満載です。



自らが社会規範であるかのように振る舞う
のです。上記自己愛的人格障害者の職場での
口癖は「（自分が）基本」



もう一つの特徴は「後出しじゃんけん」
自ら率先垂範せず、具体的な指示がなく
やらせて、後から批判する。



彼らに人材育成、職場の向上といった意識は
ありません。



目の前の相手を支配したいだけなのです。



自ら率先垂範して、俺みたいにできるのか
と、結果を出してから言うのとは全く違い
ます。



そんなわけで、僕が三か月強でC社を
緊急脱出。



退職時、C社上司に自己愛的人格障害者の
狼藉ぶりを報告して。



彼は僕が退職して約半年後、干されてC社を
クビ同然で去りました。過去記事：与太者の
末路は（後編）をどうぞ。



それから１年ほど経ったでしょうか。僕が
地元市の緊急雇用対策事業の臨時職員として
外回りしていたら、彼がいました。



C社とは別の警備会社の制服を着て、道路に
立っている。
彼の方から僕に話しかけてきたのです。



話はもっぱらC社の批判。
「もうC社で旗は振られん」だって。



自己愛的人格障害者らしく、何が原因で
排除されたのか全く理解できていない。
あくまで排除した相手が悪い。



自分のことは棚に上げ、相手を批判するのは
誰にでもあることです。しかし自己愛的人格
障害者は、それが病的に極端。



彼はその後も、地元警備会社を転々とした
ようです。



社会に出たらどこにでも
いやな奴がいる、といわれます。



そのいやな奴の正体を可視化することで、
反撃の端緒をつかむことができる。



「モラルハラスメント」の著者は、自己愛的
人格障害者が、偉く思わせないような社会を
作るのが大事、という趣旨のことを主張。



警備では間違っても隊長とか、現場責任者に
してはいけない、ということなのです。



またC社のように、そういった人事を行う
幹部も、モラハラ体質と言わざるを得ません。



一兵卒でお前は口ほどにもないんだよと、
周りから思われるくらいがちょうどいい。



実際、有為な隊員が辞めていく人事面での
損失は、彼らの持つスキルごときで補える
訳がありません。



なので、C社のように会社ごとモラハラ
体質であれば早期退職を勧めます。



そうでなくても警備業界は、声の大きい
者が正しかったり、ケンカは売ったもの
勝ちだったり。



社会人としての良識を踏みにじられた。
僕が警備業界を去った一因です。



最後に、職場を支配する自己愛的人格障害者
に対抗する手段を紹介します。



もちろん人事が動いて、彼らにモラハラが
出来ない環境に追いやるのがベストです。



「団結」「徹底的な無視」が現場では有効。
効果は限定されますが。



僕がC社に入る前、同僚２人が組んで
モラハラを行う自己愛的人格障害者を
徹底的に無視しました。



彼を無視して徹底的に話さなかったそうです。
すると孤立した彼の方から折れてきたそうな。



それでも、僕が入ってきたことで新たな
ターゲットができ、元の木阿弥になりました。



モラハラには団結してモラハラで返す、
そんな非常手段もあることは、
知っておいて損はありません。

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