僕が警備員を辞めた理由

今回は上手く行かない成果が出ない、そんな
時でも経験値は積んでいる、という話です。



僕は警備業界からの脱出を目指し、奮闘する
日々を送っていました。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
B社が本性を現し、牙をむいてきた頃です。



当時は警備以外に、こんな仕事がしたいと
いった具体的なビジョンがなく、右往左往
する日々。



B社のブラックさに耐えられず、蹴っ飛ばして
転職したC社もさらにブラック、すぐ退職。



こうして一敗地に塗れた僕は、職業訓練を
志して捲土重来を期します。



僕の職業人生で暗黒時代と言えるものでした。
やったことがことごとく裏目に出る。



それでも職業訓練が、警備業界いやビル
メンテナンス業界からの脱出を気づく
きっかけになったのです。



これが無ければ、僕はまだビルメンテナンス
業界の中で働いていたかも知れません。



ある事を志して、努力に応じた成果が出れば
いう事はありません。しかしそうもいかない
のが人生。



例え成果が出なくても、経験値は積まれている。
これが今日の結論です。



悪い時にしか経験できない事もある。そういう
のもひっくるめて経験値となります。



思い通りにいかなくて、ため息混じりの日々
でも、志す方向性が間違っていなければ、
なんとかなるものなのです。



上記よりひどい時期もありました。カテゴリ
「プロローグ〜交通誘導警備編」の冒頭。



その背景はカテゴリ「番外編〜僕が警備員を
はじめた理由」の最後にあります。



東京からUターンしてきて、長期間就職
できず、悶々とした日々が続いたのです。



これは僕の職業人生において、汚点となり
ました。詳しくは記事：ブラック人材の
挽回（前編）をどうぞ。



当時の屈辱が、すべり台社会の現実を知る
きっかけになり、労働問題を真剣に考える
事になりました。



無駄な経験はない、ということです。
東京からUターンして職がなかったから、
警備の仕事に就いた。



その警備で味わった葛藤や屈辱が、新天地
を目指す原動力になった。



僕が当時の自分に助言するなら、メンタル
が潰れないように、ポジティブな言葉に
触れよう。



心身の疲れはこまめに、メンテナンスして
コンディションを整えよう。美味しいもの
を食べて酒を飲んで寝るのも悪くない。



近くに「大丈夫」「うまくいく」と言って
くれる人がいなくても、動画サイトで検索
して、メンタルを整えよう。



最後に以前紹介しましたが、方向性が間違って
いなければ、目的達成のプロセスで一里塚
みたいなものに遭遇します。



それは一見、目標とは関係なさそうでも、
後で振り返ってみると、今に繋がっている
ものです。



一里塚が現れるのは、経験値を積んで
目標に向かっている事の証です。



小さなことで何か変化を促す話が来たら、
また情報を得たら軽い気持ちで乗ってみる。



その延長に人生を変えるほどの展開が待って
いるかもしれないのです。



大きなリスクを抱える決断でなければ、動く
事で、より大きなチャンスにつながる可能性も
あります。



判断力を鈍らせないためにも、心身の状態を
より良くしておくことが肝要なのです。

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