僕が警備員を辞めた理由

本カテゴリの一連の記事では、望む環境を
引き寄せるためにはどうするればいいか、
これが最近のテーマとなっています。



今回は、望む環境を引き寄せる以前に
ダメージからの回復が先、といった話を
します。



その理由は、これを読んでいる人の多くは
リーダーまでは勤めないまでも、職場で
責任を持って業務遂行しているのでは。



それにぶら下がって、楽をするブラック
隊員も、うようよとまでは行かなくても
かなりいます。



そんな輩の分まで、仕事をする羽目になる
訳です。



警備であっても、いや他人の生命や財産を
守る警備の仕事だからこそ、気を使うし
心身も消耗します。



責任を取らない上司の下で働けは、疲労感
MAXです、削られる日々。



僕が警備業界からの脱出に成功したのは、
上記の様なダメージからの回復が、うまく
いった事が要因の一つです。



カテゴリ「暗中模索編」で仕事を離れ
職業訓練にいったこと。訓練修了後の
緊急雇用対策事業の仕事にありついた事。



上記カテゴリでは、警備で一敗地に塗れ
捲土重来を期して再起を図っていました。



心身共にダメージはMAXだったでしょう。



そんな中、警備から設備管理へと目標
を変え（これも一里塚に過ぎない）
職業訓練に臨みます。



ダメージからの回復と同期するように、
設備管理もビルメンテナンスの一部に
過ぎない事を気づき始め。



設備関連の資格を取り、経験を積んでも
警備と同じ事になりやしないか。



設備管理も警備もビルメンテナンス業界
の一部なのです。地方なら、社長同士の
繋がりも強く情報もツーツーです。



ダメージからの回復が、警備業界からの
脱出→ビルメンテナンス業界からの脱出
へとグレードアップ。



このようにダメージからの回復に成功
すると、新たな気づきを得ます。または
堂々巡りしている自分に気が付く。



ダメージからの回復は、休むのはもちろん
嫌な事から離れ好きな事をするのがベスト。



労働から離れ、職業訓練を活用するのは
かなり有効です。半年間のコースがお勧め。



ただ僕は、退職前にもっと権利行使しても
よかったかな、と少し後悔しています。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」
のB社を退職する月に、余った有給を２日
しか消化できませんでした。



１０日以上捨てたのです。僕は夜間休日は
責任者である班長職であったため、シフト
上、当務をこなさなくてはならない。



本音はシフトを組みかえて、当務ではなく
１０程度日勤のみにして、有給消化させろ
と要求したかった。



ただそれでは、残り二人の責任者が隔日で
当務しなければならないから、言えません。



何の為の責任者か。辞める事になっても
労働者としての権利行使もできないなんて
ブラックもいいところです。



もう一人退職する、受付女性の主任は
日勤のみなので、責任者にもかかわらず
全有給消化で、半月前からいませんでした。



僕はこの時、実現はどうか別にして要求
だけでもするべきだったと回想しています。



最後に、自分がしなければまたは責任を
果たさなければといった、日本人らしい
メンタリティは個人的に好きです。



これまで日本人が様々なピンチを
乗り越えて、今を築いた原動力であった
と思います。



ただブラックな組織には、忖度する必要は
なく、権利をしっかり行使すべきでしょう。



ダメージからの回復以上に、ダメージを
少なくする方がいいに決まっています。



ブラックな組織ほど、責任感を搾取する
ものですから。

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