僕が警備員を辞めた理由

なんだか物々しいタイトルですが、
この記事を書こうと思ったきっかけは
警備という仕事に馴染めず、ドロップ
アウトしていく人も見てきたからです。



「警備員も勤まらない奴に、何の仕事が
できる」なんて声も聞いたことがあります。
そんなに警備は簡単な仕事でしょうか？



警備員は体力も要り（特に屋外業務）、
警備仕様書を理解＆遵守が求められます。



警備ならではという仕事のしきたりに
馴染めない人もいるはず。



これは警備業の根幹をなす、警備業法に
がんじがらめにされているという事です。



その象徴が制服。これにも細かい規定が
あり、破ると厳しい罰則が科せられます。



権限はないけど権威はある。警備制服は
それを物語っています。周りにも威圧感
を与え、着る本人にもプレッシャーが。



警備に馴染めないのは、制服に象徴される
細かい縛りが嫌なのではないか、と想像
したのです。



加えて警備員はクレームの矢面に立ちます。
交通誘導・雑踏・施設など、どこの現場に
もあります。



例えば雑踏警備の現場では、警備服を着た
警備員と、それを着ていない会場スタッフ
では、同じ仕事をしていてもどちらが文句を
言われそうでしょうか？



まるでクレーマーの標的になるかの如く、
警備員が言われやすい。彼らは権威を着た
人間を攻撃してきます。



花火大会の中止が相次いだのも、警備員が
足らないのが原因と言われています。責任
感だけではやってられないですよね。



こうして、知力・体力・精神力・対人スキル
など、三拍子も四拍子も揃っていっぱしの
仕事ができるのが警備員です。



当然、向き不向きもあります。なので警備
に馴染めない人がいて当然なのです。



カテゴリ「施設警備〜市役所葛藤編」では
A社市役所警備初代隊長は３か月で解任、
市役所を外されました。



その後彼はA社を辞め、タクシーの運転手に
戻りました。今でも続いているようです。



運転関係や清掃など、警備員を辞めた人が
就職しやすい仕事のようです。参考までに、
この２つを合体させたような仕事もあります。



例えば「シュレッダー出張求人」など検索を
かけてみればヒントになるでしょう。



２ｔ箱トラで企業に出張して、シュレッダー
業務を行う業者さんがそうでした。

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