B社に入った時の話です。
外資系保険会社ビルを警備する、全国系列の
ビル管理会社でしたが、警備マニュアルが
現場にあり、隊員は閲覧可能でした。
「暴行者に対して、身の危険を冒してまで
警備員には対応を求めない」
「問題ありの来訪者に対し、社員が部屋で
対応中に暴れる危険がある場合、いつでも
取り押さえられるように外で待機する」
上記2つは矛盾しています。今月3日の記事
、イギリスの警備員マニュアルはどうなって
いたかが気になる所です。
マニュアル作成には、クライアントである
外資系保険会社ビルセキュリティー部も
関与したはず。
警備のプロが作成して、この矛盾・・・
事が起こった時の責任逃れの為なのか。
マニュアルを一つとってみても、いかに
上が責任逃れをするか、姑息な知恵ばかり
絞っているようにも見えます。
基本的な指針だけ明文化し、あとは末端の
現場に任せる・・・
回想するに、既にこの時点でブラックの
端緒があったのかも知れません。新しい環境に
酔いしれ、観察を怠ったからでしょうか。
クライアント側は勿論、体制側が責任を
取らない組織は、末端が荒れます。
暴言や恫喝は言うに及ばず、実際の暴力が
振るわれる事もあったりします。要は
手段を選ばず相手を黙らせ、支配する事が
目的です。
または思考停止させ、奴隷よろしく使う
事が目的の、与太者の考えだったりします。
前にも書きましたが、警備はギリギリ堅気の
仕事です。とすると、板子一枚下はナントカ
といった世界。
少し現場で仕事ができるようになると、
上から目線で偉そうに語る警備員は
いませんか?
彼らは社会人としての在り方も考えず、
ただ自分のいるコミュニティを支配し、
快適にして自己実現を果たしたいのです。
浅ましいとしかいいようがない。僕は
これに辟易して、警備員を辞めたのです。
姑息な方法で美味しい想いをした人ほど、
与太者の顔に近づいているのでは、と
勘ぐってしまう。
警備員の社会的地位向上問題の影には、
現場での「職権乱用」が、根底にある
のではないかと観ています。それを
看過する上司も問題アリですね。
レンタルサーバー シックスコア
【ミドルコーナー】
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