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2020年07月27日

支配戦略に勝る経験値

なぜ僕は警備業界、もっと言えばビルメン
業界を去ったのでしょう?



今後20年余りの人生を預けられる環境では
ないと判断したからです。



そう思わせるような、上司の振る舞いが一番
効きました。行く警備会社会社で、警備業界が
嫌になるようなことをこぞってやってくれた。



そんなループに終止符を打ったのは、カテゴリ
「エピローグ〜さらば警備業界編」でした。



勤めた警備会社D社の社長はやり手で、仕事を
精力的に取り(但し安く落札した分給料も安く)
警察OBの部長を据え、盤石の布陣。



そこへ飛んで火に入るなんとかよろしく、僕が
入社してきた訳です。



D社としては、40代半ばで施設2級検定を
持っているカモがやってきた。捕縛し支配
すればあと20年は現役で使える。



容疑者をとことん追い詰め、拘束するプロで
ある警察OB、部長の人事戦略は完璧でした。
僕はD社幹部の手のひらで踊らされている。



そんな日々でしたが、部長に一つだけ欠点が
ありました。前にも書きましたが警備業界を
知らなさ過ぎたのです。



僕はD社に居ても1年かな、と見積もって
いましたが、実際入社して1年すれば部長は
強制的に指導教育責任者を受験させるだろう。



そうなる前に動かないと、もっと厄介な事に
なる。そう読んで、辞表を提出。苦し紛れの
転職が結果的に功を奏しました。



偶然のように思えた転職でしたが、起こるべく
して起こった流れの必然と観ます。その理由に
ついてはこれから話します。



警備業界を転々とし、痛い目に合う中で経験値
が積みあがっていった。途中職業訓練に行って
ビルメン資格を取る道草(?)もしました。



警備業界いや、ビルメン業界をも卒業する
機が熟したのがD社だったのです。



結論として言えるのは、警備を含むビルメン
業界を転々とし、例え転職の失敗続きでも
腐らないで欲しい。



痛い目に遭っただけで、大して業務的な経験
にならなくても、経験値は積みあがっている。



警備業界を脱出するという、強い意志が萎え
なけければ、道草や紆余曲折があろうとも
必要な経験値としてカウントされていく。



僕が職業訓練時に取ったビルメン資格も、
今のところ直接役に立っていませんが、
経験値として有効だったようです。



そして機が熟せば、戦略に長けた人の支配
さえブッチぎって、新天地へ向かう切符を
手に入れることができるはず。



どんなに頭で考えた巧妙な支配も、経験値
には敵わないのです。経験値が思考停止を
防ぎ、相手の思い通りにならない武器でした。



僕がD社を辞めた時、上司たちの反応は総じて
「驚いた」そうです。支配する戦略が上手く
行っていると、思い込んでいたのでしょうか。



支配戦略に勝る経験値の勝利。言い換えれば、
警備業界を脱出するという志が、経験値と
融合してスパークした瞬間でした。



2020年07月26日

関わりたくない上司

警備であっても、人間関係の悩みは尽き
ないものです。特に施設警備は拘束時間が
長くなるので、誰と組むかが運命の分かれ目。



関わりたくない上司のbPは、精神異常。
サイコパスは言うに及ばず、自己愛的人格
障害は、常識人の振りをするのが得意です。



彼らが部下や後輩を支配する手口について、
「自己愛的人格障害」「モラルハラスメント」
で検索してみるのをお勧めします。



彼らを成敗するには、実力行使しかありません。
もちろん暴力はNGですが、それ以前に彼らは
精神的な暴力を振るっています。



ぶっちゃけ犯罪なので、録音等証拠を残し、
専門家を間に立てて、法的措置を取るのも
一つの方法です。(手間費用がかかりますが)



こんな精神異常を力のある立場に据える、
会社もまた、問題大ありでしょう。



もう一つ、精神異常とまではいかなくても
上司として関わるべきでない人たちの特徴が
あります。



それは、他人が困っているのを見るのが
面白く感じる性格です。



彼らは、他人を愚弄することに快感を感じ
言ったそばから手のひらを返してきます。
言行不一致は日常茶飯事です。



こんな上司に振り回されては、心身が持ち
ません。



職場を面白おかしくしているようでも、
心の中では、如何に人の裏をかいてハメて
やろうか、そんな事ばかり考えています。



上記のような困った上司ですが、警備現場
レベルでは、社会人としてちゃらんぽらん
である事が多かったです。



なので、少し観察してみればすぐに分かる
でしょう。部下や組織を子供のおもちゃ
よろしく振り回します。



そんな上司に使われるくらいなら、退職する
か、個人で戦うしかないのでしょうか。



あるベテラン警備員から聞いた話ですが、
困った上司を排除する方法があるとの事。



一言で言えば「部下たちが団結する」



団結するといっても、労働組合を結成する
ことではありません。



上司の社会人としての至らなさを、部下が
全員の意志として告発し、排除を求める。



求めるのは、その上司のさらに上司。社内
で人事権のある立場の人です。



告発を受けた、上司の上司は調査を行います。
部下一人一人に事情を聴くのです。この時に
全員の意見が一致している必要があります。



もしかしたら、一人くらい困った上司に懐柔
され裏切るかも知れません。これが懸念される
時は、告発グループから外しておく。



客観的に、人の上に立つのが不適であると
判断されれば、人事は改善に動きます。但し
ブラック企業ではないという前提です。



職場で既得権益を私物化し、俺がルールだと
言わんばかりの隊員が、居座り続ける組織は
どこか問題があります。



もはや会社組織として、改善が見込めないなら
心身に被害を受ける前に脱出を考えましょう。







2020年07月25日

真剣勝負したからこそ

知り合いの警備員に、65歳を過ぎても
現役で頑張っているベテランがいます。



彼らは検定・指導教育責任者の資格を
持ち、幾つもの施設警備現場を立ち上げ、
後進の指導にも従事しました。



会社への貢献についても、彼らはぴかイチ
です。部下や後輩からも頼りにされています。



知識・経験では申し分のないベテランで
ありますが、彼らの嘆きを聞きました。



「もっと別の仕事がしたかった」



これは隣の芝生が青く見えるのとは少し
違うようです。彼らの嘆きの原因とは?



人を使う苦労をし、知識や技能も磨き、
言うに言われぬ葛藤も経験してきました。



そんな真剣勝負をしてきたからこそ、
別の仕事をする人生もあったんじゃないか、
と考えるのは当然です。



警備業界で、一兵卒として長くやっていく
のは、要領が良ければ難しくはない。



けれど、要領でなく知識や技能・指導力
で勝負する王道タイプの人から見れば、
要領タイプの隊員は物足りない。



そんな隊員でも、自分と大して変わらぬ
給料をもらい、楽して働いている。



この一見理不尽な不公平さが、歳を取って
からの後悔に繋がっているのではないか、
と観ます。報われない虚しさ。



僕もかつてそうだったのですが、給料は
個人の能力に比例すると思い込んでました。



これは大きな間違いで、どんなに能力が
あり、業績に貢献しても業界の相場で
給料は決まります。



今の環境でどんなに努力し、成果を出し
でも、業界の相場を超える事は不可能。



なので警備業界の待遇が不満なら、他の
業界へ挑むしかない。



しかし中年になって、仕事の経験上繋がり
のない全く別の業界を志すのは、リスクが
大きすぎます。



そこで、本ブログで僕が提案しているのは
警備服(警備業法の縛りを象徴)を着なくて
済む、警備のような仕事なのです。



地方なら根気強くに捜す必要がありますが、
ポイントはその施設の直雇用である、即ち
委託ではないということです。



警備が天職で、業界のため会社のためと
身を粉にして働く人を否定するつもりは
ありません。



ただ、そんな真剣勝負できる人ならば
別の仕事に就いてもやっていける能力や
縁があるはずなのです。



それに気づかないで、歳を取り後悔しない
ためにも、今の働き方が自分の人生を幸福
にするのか、といった点検が要るのでは。



歳を取り、冒頭のような後悔をするのは
それだけ真剣勝負をしてきた証なのです。



真剣勝負が自分の人生を幸福にするために、
視野を広げ、より報われる環境を捜しましょう
と僕は提案します。

格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─







2020年07月24日

無理をさせるなら

僕の(施設)警備は労務管理から崩れていく
という、持論について少し深堀りしてみます。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の頃
でした。月250時間の勤務時間で、誰かが
休めばもう大変。



当務明けの隊員をそのまま日勤で引っ張るしか
ありません。警備では良くある話。



以前は日勤専属の隊員が一人おり、上記の様な
連勤はしなくて済んだのですが、彼が辞めて
しまいそのまま補充なし。



隊員に無理を強いるなら、何かの見返りを
手当するのが上司の勤め。しかし、当時の
A社Y課長は違いました。



自分の気に入った部下にのみ、見返りを与え
気に入らない部下には「ありがとう」の言葉
のみ。



そういった不良債権(ツケ)が溜まるとどう
なったのか?それは、次カテゴリ「施設警備3
〜ブラック企業編」の冒頭に紹介しました。



Y課長の行いの結果、と言えばそれまでですが
市役所を入札で失い、敗戦処理の失敗の側面も
大きかったのです。



誰かが休んだり、他の応援に行き穴を埋める
為に無理をさせるなら、それなりの見返りを
与えないと禍根が残ります。



そもそも、月250時間という労働時間から
して異常でした。当時そのことに突っ込みを
入れる人はいなかったのです。



使う側が「無理をさせている」という感覚が
ないのが問題であり、隊員が潰れても改善
しないなら3流会社でしょう。



警備では、使い易い隊員が燃料のように消費
される現実を、知っておいた方が無難です。
特に労務管理が適当な会社ほどそうです。



そこそこ使えるが、少しクセのある隊員、
要領の良い隊員が美味しい想いをする。



使う側も、負荷に応じた公平無私に近い
采配をする必要があります。警備会社の
上司にそれを期待するのは厳しいか。



ところでカテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
の頃になりますが、雑踏警備などイベント警備
を取り過ぎたA社。



上司が来て「他の施設の隊員に応援要請をして
どうにもならなくなったときに、市役所隊から
1〜2人応援に駆り出す、これは会社の方針」



こんなことを言われた事があります。これは
順序が逆で、最初に市役所隊へ打診して、無理
なら他の施設隊員を当たるべき。



市役所隊が、一番勤務時間が厳しく責任も重い
ことの認識が、使う側にないが故の浅慮です。



当時僕は上司に言い返せませんでした。今更
ながら下記のように切り返せばよかった。



当時市役所警備は、守衛室で(嘱託)職員と
2人で組んで仕事をしていました。当然僕ら
の勤務状況は、市役所管財課に筒抜けです。



ある時守衛氏から「お前らの会社の労務管理
はどうなっているんだ」と言われた事があり
ます。労基法違反だとも突っ込まれました。



これは他現場への応援がエスカレートする
以前に言われました。



このクライアント側の声を伝えれば良かった
のです。隊員個人の声だと非常にまずいです
が、そうではなくクライアント側の生の声。



これなら、上司にプレッシャーを与える事は
できたでしょう。事実なのですから。



それでも改善する気のない会社であれば、
3流の烙印を押されるに違いありません。
看板施設の市役所で恥をかく会社・・・


MuuMuu Domain!

2020年07月23日

足を運んでみる

僕が転職する際、自分が行きたい現場、
転職したい会社があれば、実際に足を
運んでみる事にしています。



これは習慣のように行っている事です。



もちろん中に入れない職場もあるでしょう。
そんな時は、遠巻きに雰囲気だけ感じる。



これをする理由はなんでしょうか。
行きたい職場と縁があるか、感性で
事前調査するようなものです。



可能なら、そこで働く人と話してみる事を
お勧めします。邪魔にならない範囲で。



僕は転職に応募する際、履歴書等の書類は
郵送でなく、直接持参していました。



理由は、職場の第一印象で縁がありそうか
感じるため。



履歴書などを受け取るのは、採用担当の総務
・人事関係の人でしょう。組織の中枢で働く
人の印象を見る。



第一印象の良かった職場の採用率は良かった
です。逆に「お前は何者か」といった視線を
投げかけられる所は残念な結果に。



転職は縁が全てと観ます。どんなに準備や
努力しても、縁がなければ入れません。



これについて、エピソードがあります。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
の頃でした。



僕はB社が嫌になり、C社の求人を見つけ
応募しようとしていました。



C社が落札した施設に行きたかった僕は
現場を訪ねてみようと、バイクを走らせ
ました。



しかし、行けども行けどもその施設は
見つからない。結局僕はC社に入社後
その施設には行けず、C社を去りました。



それから6年後、その施設を委託警備員で
なく、体制側の職員として受ける機会が
ありました。



求人票の地図を見て、6年前アプローチ
できなかった理由が分かりました。国道の
脇道へ入るのを見落としていたのです。



結局警備員として、働く縁がなかったと
いう事であったのでしょう。僕は非正規
ながら職員として採用されました。



このように、縁がなければどんなに行き
たくてもアプローチできない。または
機が熟していない、という要因もあり。



なので、まず縁があるかのチェックを兼ね、
現場に足を運んでみる事の意味があります。



もう一つ付け加えれば、アプローチの過程で
変な事が起きずに、スムーズに行けばかなり
手ごたえが期待できそうです。



まるで今後の行く先を暗示しているような
事が起きたりします。



また面接まで行って、違和感を感じて辞退
したこともあります。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社に入る前に受けた警備会社。
全国系列の横文字の会社でした。



まず面接官の第一印象が胡散臭い。
話も求人票と内容が違う。



僕はC社でやられた苦い経験が頭をよぎり
ました。その違和感は間違っていなかった。



後でその会社の評判を聞いたり、ネットで
見たりしても、ロクなものがありません。
警備で培った危機意識が役に立ちました。

2020年07月22日

辞めるべき会社の条件(後編)

(昨日の記事から続く)今日は3つ目の
「尊敬する人がいない」について警備の
視点から深堀りしていきます。



動画主さんは、こう言います。
「尊敬できる人からでないと学べない」



たとえ論理的に正しかったとしても、
人としての信頼がないと、その人から
学びを得ようとしなくなる。



皆さんも経験ありますよね。言っている
事自体は正しくても、人がついて行く
「人徳」のようなものがない人がいる。



それ以前に「この会社や上司ウザイ」と
思った時点で、成長する環境に適して
いない。



昨日の記事は会社を踏み台(無料の
学校)にするといったライフハック的な
ものでしたが、尊敬できる人がいてこそ。



手本となるような人を模倣する事から、
スキルアップは始まります。



これから行くと、警備業界はお寒い事情
のようです。尊敬以前に、社会人として
手本にならない人も少なからずいます。



以前の記事で新卒で警備をするなら、
出来るだけ大きな組織に入る事を勧める
のも、上記の事情からです。



全部とは言いませんが、地方の中小警備
会社は一族経営が多く、人材の育成まで
手が回らない事が多い。



逆に中小であっても、教育に力を入れている
会社はいい会社の確率が高いです。但し
勤務してみないと内部事情は分かりません。



会社や上司が約束を守らないのは論外です。
速やかに見切りをつけましょう。



尊敬できる人か否か、一つヒントのような
ものを言えば、口だけでなく行動も見る
事です。



警備業界それなりに長くやっている人は、
口が上手く、要領がいい。だからといって
他人の恨みを買ったり、敵が多すぎないか。



この辺の「人徳」もチェックすれば、尊敬
できる人かどうか見わけがつくでしょう。



ここまで、4日に亘り辞めるべき会社の条件
3つを挙げてきました。



動画主である人気ブロガーさんは、人生は
長く100年時代になり、定年も80歳位
になっていくのではないかと語ります。



それなら、1回くらいの転職は小さな決断
でいしかない。特に30代くらいまでの人
ならやり直しがきく。



ここに訪問されている方は、40〜50代
がメインでしょう。確かに動画主さんの発信
している年齢層よりは上になります。



30代までに比べ、確かに選択の幅は狭まって
いるけれど、人生をより良くする事はまだ可能
なはずです。



余計なお世話ですが、警備を天職とは思って
ないけれど、他にできる仕事が無いからと
諦めたまま警備を続けていませんか?



警備のような仕事でも、警備業法の縛りを
受けない仕事があると、これまでの記事で
紹介してきました。



環境を変える事で、人間関係の質も変化する
もの。警備服を脱いだ環境で仕事をしようと
動き出す事で、人生も変わっていきます。





2020年07月21日

辞めるべき会社の条件(中編)

(昨日の記事から続く)今日は、2つ目
「会社を踏み台にできない」について
警備の視点から深堀りしていきます。



会社を踏み台にするというと、聞こえは悪い
ですが、動画主さんによれば
「会社を無料の学校にする」というもの。



さらに、生きていく上で一番大事なのは
自分であり、その次に家族や恋人・友人等
があり、会社の優先順位はグッと下がる。



海外ではそのような考えが主流であり、
日本人は真面目でやさしいから会社が
第一になってしまうとも語っていました。



会社を踏み台にするとは、仕事を通じて
自分が幸せになる、ということ。



警備に当てはめてみるとどうでしょうか。
検定資格を取らせる気がない会社はNGと
結論付けることができます。



警備の検定資格は、国家資格です。
発行は都道府県公安委員会になります。



警備業界である程度希望を通して働くには、
最低でも検定2級が必要になります。



この検定を取らせる気がない、言い換えれば
何年勤めてもスキルアップの証明が得られない
環境で働くのはもったいない。



もちろん、検定取得の意志を示して勤務態度
もそれなりにしておく必要はありますが、
3年働いても話が来ないのは考え物です。



検定取得後、例えば2年以内に自己都合で
退職したら、検定費用を自己負担扱いで回収
するといった誓約をさせる会社もあります。



僕個人の考えでは、検定取得直後が警備員
としてもスキルアップに適した時期なので、
数年間お礼奉公したらよいのでは。



警備業法のみならず、関連法令を勉強して
業務の中で応用させるいい機会です。



数年間働いて、警備の仕事が面白ければ
続けていいし、1級検定や指導教育責任者の
受験の話も来るでしょう。



もし僕みたいに嫌になったら、戦略的に
準備して辞めればいいと思います。



警備の検定資格は、履歴書に書くべきです。
国家資格だし、警備に近い仕事に就く際には
役に立つでしょう。



検定取得のプロセスで得た知識や、それを
業務で活かした経験をアピールする。



警備業界を最短で卒業したいなら、検定2級
取得をメドにしましょう。お礼奉公したく
ないなら、検定費用は自己負担のつもりで。



入社後1年で、検定2級を取りそれから2年
の経験を積み、3年間警備に従事してます。
と言ったキャリアが理想かもしれません。



今回は会社を踏み台にすることを、警備検定
の話をベースにしましたが、警備という仕事
を続けて、自分が幸せになれるのか?



このまま歳を取って、後悔しないのかと
会社や業界の実態を見て考えてみる事です。



自分の人生に益する経験が積めたり、人脈
が拡がるような環境なら、続ければいい。



そうでないなら、周到に準備して新天地を
目指す生き方もありではないでしょうか。

2020年07月20日

辞めるべき会社の条件(前編)

(昨日の記事から続く)では、理不尽に
怒られる事について続けます。



昨日の記事では外部からの攻撃について
、身内である組織のフォローが重要と言い
ました。



今日は身内からの攻撃、会社の上司から
理不尽に怒られる事などについて書いて
いきます。



これは外部からの攻撃より厄介です。クレーム
で血だらけになった心に塩を塗り込むようなもの。



トラブルに対しては「怒る」ことよりも、仕組みで
防げないかと考えるのが、動画主さんの考えです。



もちろん本人のミスで怒られるのは当然、という
考えがあってもおかしくない。特に警備は他人の
生命や財産を守る仕事です。



警戒棒やマスターキーを紛失するような事案は、
それなりの罰や処分があって当然です。



取り返しのつくようなミスに対しては、
対処の仕方が上司の価値を決める。仕事
をしていればミスはつきものです。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」で
警備日誌を管財課に上げるのを遅れたトラブル
を聞いたA社社長「全員替えろ」



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社で、深夜のトラブルで電話して来た僕に
切れて基地外のようにガナるB社隊長。



ミスをして怒られるのも気持ちのいいものでは
ありませんが、警備では仕組みで改善していこう
という気よりも、叩けばいいという考えが主流。



動画主さんも、怒られると思考のパフォーマンス
が落ち生産性が落ちる事を懸念しており、そんな
会社は辞めるべき、という考えでした。



ミスした部下を叩いて良くなるなら、いくらでも
叩けばいいのです。怒りで部下を叩いて良いと思う
上司の根底には、どんな考えがあるのでしょうか。



自分が責めに任ずる者、いわゆる責任者の職責
に耐えられない、というのが本心でしょう。
だったら人を使う資格はない!



「立場が上なら何をしてもいい」
「給料払っているなら、何を言ってもいい」



こんな考えが、ブラック企業を中心に根付いて
います。特に警備は体育会系の組織です。力で
相手を抑えた者勝ちな風潮があります。



加えて前にも書きましたが、警備はギリギリ
堅気の仕事です。ということは一歩間違えば、
与太者の世界になってしまう。



上記から怒りの叱責の延長に、何があるのか
想像できた人もいらっしゃるでしょう。



それは「復讐」です。恨みを買えば禍根が
残り報復を呼びます。実際報復はなくても
組織が変な方向へ向かうのは間違いない。



上記カテゴリのB社は、解雇されたであろう
元隊員の、職場の暗黒部を暴露したインター
ネット掲示板の書き込みで職場転覆。



怒りによる部下の支配は巡り巡って、
我が身や組織に跳ね返る事を知るべきです。

2020年07月19日

辞めるべき会社の条件(序編)

ある人気ブロガーさんの動画を見ていて、
ハッとする気づきがあったので紹介します。



その方は辞めるべき会社の条件として、3つ
挙げています。



・理不尽に怒られる
・会社を踏み台にできない
・尊敬できる人がいない



どれか一つでも当てはまったら、すぐにとは
言わないが辞めた方がいい、人生長いから
何とかなる、というメッセージを発信。



もちろん、対象は20代、30代と比較的
若い人に対しての発信なので、ここに訪問
されている人とは世代的に違ったりします。



しかし、今後の働き方の流れをみれば、参考
になる情報発信でした。警備をいう仕事と
照らし合わせながら少し深堀りしていきます。



「理不尽に怒られる」



これ、警備をやっていれば避けられない事。
交通誘導、雑踏、施設警備すべて。



いわゆる「お客」側からのクレームの矢面に
立つのが警備員です。



ある程度の被弾は避けられない。ここで問題
となるのは「身内」のフォローの有無。



同僚や部下がやられて血だらけになっていても
何もフォローしない会社(上司)は問題外。



カテゴリ「施設警備〜市役所葛藤編」の頃、
僕は市役所玄関前に来た黒塗りの街宣車に
因縁をつけられた事があります。



市役所管財課も、会社もスルー。いや会社に
は事後電話して上司に報告したら「あっそう」
みたいな対応。気持ちが折れました。



ただその時現場で、通りがかりの市民の方が、
警察に通報して下さったこと。警察は来ません
でしたが、救われた気持ちになりました。



クレームでも、その道の極道?に警備員が
一人で対応するのは不可能です。それを放置
する上司やクライアントは愛想尽かされます。



上記の街宣車の件があった後、近くの警察署
から刑事さんが、市役所玄関前まで時々来て
くれるようになりました。



要するに、クレームは避けられないがそれを
組織でフォロー(手当)する仕組みは必要と
いう事です。現場の警備員を孤独にしない。



警備に限らず、お客側のクレームの矢面に
立たなければならない職種はあります。
接客業やコールセンターなどそうです。



いかにクレーマーから従業員を守るか、
そういった仕組みができている職場ほど
発展していくでしょう。



警備や接客業で何が厳しいかと言えば、顧客を
選べない事。商業施設や官公庁警備などは、
不特定多数の人と応対する必要があります。



交通誘導警備でも、心ないドライバーや通行者
の振る舞いに加えて、身の危険を感じる事も
あるのです。これは雑踏警備もまた然り。



被弾を避けられない現場の警備員をどう
フォローするかが、有為な警備員を失わない
鍵であるのです。



花火大会の中止が相次いだのも、現場の
警備員を守るためには致し方のない、会社
側の苦汁の決断であったりします。



それでは、警備員をフォローすべき体制側
の在り方について、明日述べてみたいと思い
ます。

格安ドメイン取得サービス─ムームードメイン─




2020年07月18日

決算賞与よりも寸志

賞与、いわゆるボーナスですがいい響き
です。警備業界ではこの実態について、
一般企業と比べどうなのでしょうか。



求人票に決算賞与などと、警備業界らしく
ない文字が記載されていたりします。



警備業界の賞与は、一般企業で考えるもの
とかけ離れている、今回はその話をします。



求人票に賞与とあっても、別欄に小さく
「寸志程度」「業績による」といった
但し書きが書いてあるもの。



寸志程度ならまだ期待できます。ただ僕の
地元では多くて諭吉さんが数人程度。



業績によると書いてある場合、実質なしと
覚悟した方がいいようです。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社でさえ、賞与はありませんでした。



確か労働契約書には、賞与は業績による
といった文言が。こうして払わないよう
払わないように知恵を使っています。



B社は全国系列のビル管理会社でしたが、
この規模であってもそうなのです。但し
警備は片手間でやっている印象でした。



こんな体裁ばかり気にして、期待させ
がっかりするくらいなら、賞与について
触れるべきではないでしょう。



気持ち程度出してくれる会社でも、
シンプルに「寸志あり」と書くべき。



見掛け倒しはすぐ見抜かれ、嫌われます。



地元の中小警備会社なら、寸志ありで
十分です。



カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」
からお世話になったA社ですが、寸志と
いう事で、年末に隊員に配っていました。



それも現金で手渡し。これは金額の多寡
ではなく、気持ちの問題です。



SNSで、小さな警備会社を経営している
社長の投稿があり、上記の様にしている
との事。



一般的な企業のボーナスではないけれど、
ご苦労さんといった意味合いです。



大企業ぶって上から目線で「くれてやる」
といったスタンスでは、人は付いてこない。



困ったのは、地元中小警備会社でありながら
自分たちは一流だと勘違いしている企業。



このような会社は体裁を気にして、寸志も
振込であったりします。いや振込であっても
社長自ら、明細を配れば違ってきますが。



警備会社に限らず、外観と実態のギャップが
少ないほど、いい会社と言えそうです。
使う側も使われる側も分相応で妥協する。



賞与も含めた給料問題はデリケートなもの。
扱いを間違えれば隊員の気持ちは離れて
いきます。



警備会社を志すならば、給与面も大事ですが
使う側のスタンスに想いを馳せてみる事も、
長く勤める秘訣であります。



その入り口となる求人票の文言に、
使う側のスタンスの一端を垣間見る
ことができる、といった話でした。
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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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