という、持論について少し深堀りしてみます。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の頃
でした。月250時間の勤務時間で、誰かが
休めばもう大変。
当務明けの隊員をそのまま日勤で引っ張るしか
ありません。警備では良くある話。
以前は日勤専属の隊員が一人おり、上記の様な
連勤はしなくて済んだのですが、彼が辞めて
しまいそのまま補充なし。
隊員に無理を強いるなら、何かの見返りを
手当するのが上司の勤め。しかし、当時の
A社Y課長は違いました。
自分の気に入った部下にのみ、見返りを与え
気に入らない部下には「ありがとう」の言葉
のみ。
そういった不良債権(ツケ)が溜まるとどう
なったのか?それは、次カテゴリ「施設警備3
〜ブラック企業編」の冒頭に紹介しました。
Y課長の行いの結果、と言えばそれまでですが
市役所を入札で失い、敗戦処理の失敗の側面も
大きかったのです。
誰かが休んだり、他の応援に行き穴を埋める
為に無理をさせるなら、それなりの見返りを
与えないと禍根が残ります。
そもそも、月250時間という労働時間から
して異常でした。当時そのことに突っ込みを
入れる人はいなかったのです。
使う側が「無理をさせている」という感覚が
ないのが問題であり、隊員が潰れても改善
しないなら3流会社でしょう。
警備では、使い易い隊員が燃料のように消費
される現実を、知っておいた方が無難です。
特に労務管理が適当な会社ほどそうです。
そこそこ使えるが、少しクセのある隊員、
要領の良い隊員が美味しい想いをする。
使う側も、負荷に応じた公平無私に近い
采配をする必要があります。警備会社の
上司にそれを期待するのは厳しいか。
ところでカテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」
の頃になりますが、雑踏警備などイベント警備
を取り過ぎたA社。
上司が来て「他の施設の隊員に応援要請をして
どうにもならなくなったときに、市役所隊から
1〜2人応援に駆り出す、これは会社の方針」
こんなことを言われた事があります。これは
順序が逆で、最初に市役所隊へ打診して、無理
なら他の施設隊員を当たるべき。
市役所隊が、一番勤務時間が厳しく責任も重い
ことの認識が、使う側にないが故の浅慮です。
当時僕は上司に言い返せませんでした。今更
ながら下記のように切り返せばよかった。
当時市役所警備は、守衛室で(嘱託)職員と
2人で組んで仕事をしていました。当然僕ら
の勤務状況は、市役所管財課に筒抜けです。
ある時守衛氏から「お前らの会社の労務管理
はどうなっているんだ」と言われた事があり
ます。労基法違反だとも突っ込まれました。
これは他現場への応援がエスカレートする
以前に言われました。
このクライアント側の声を伝えれば良かった
のです。隊員個人の声だと非常にまずいです
が、そうではなくクライアント側の生の声。
これなら、上司にプレッシャーを与える事は
できたでしょう。事実なのですから。
それでも改善する気のない会社であれば、
3流の烙印を押されるに違いありません。
看板施設の市役所で恥をかく会社・・・
MuuMuu Domain!
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