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2017年12月21日

2017国際ロボット展に行って来ました

2017/11/29〜12/2まで東京ビッグサイトで開催された『2017 国際ロボット展(主催:日本ロボット工業会と日刊工業新聞社)に行ってきた。
開催概要)

その一部の様子を写真およびサイトにアップされた動画で紹介します。

この国際ロボット展は2年に一度で、今年は特に多くのロボットにAIが使われているそうです。
機能・外観的には双腕ロボットの展示が多いように感じた。

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今回動画は撮らなかったが、サイトに沢山の動画がアップされていたので、
そのなかから面白そうな物をピックアップして以下ご紹介します。

各種の展示ロボット
臭いを嗅ぐ犬ロボットや野菜収穫ロボットや弁当詰めロボット等々

非常に可愛らしいロビライド実演その他(ロビくんの購入はここから)


トヨタのブースは観客が多くよく見れなかった。
そのロボットT-HR3はその動きが滑らかでバランスが素晴らしい。


以下日本を代表するロボットメーカーの展示動画を列挙。

FANUC
機械をIoTで結んで生産性を向上させるシステム。

川崎重工業(新型ヒューマノイドのデモ)
熟練技術者の動きをロボットで再現するシステム。

安川電機
AIでロボットに「様々な掴み方」を学習させる。

その他にこんなのも有りました。
他とは異なる一寸特殊なブース、伝統芸能への応用?
能が拓くロボットの新しい世界


2年後2019年の展示会はオリンピック前年でもっと盛大かつ多彩な内容になることが期待されます。

この国際ロボット展以外にも各種ロボットの展示会があると思いますので、ウオッチして行きたいと思います。

2017年11月29日

神宮外苑のいちょう並木といちょう祭り

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東京都はいちょうの木が多く、都のシンボルもいちょうの葉です。
見事な大木や並木が大学や各公園にあり秋になると紅葉が(いちょうの場合は黄葉!)が楽しめます。
中でも明治神宮外苑のいちょう並木は規模的にも美しさでも歴史的にも全国的に最も有名なところではないでしょうか。

私が約24年前に東京に来てからは秋になると時々訪れる場所の一つです。
今年はある事情で出遅れていましたが、明日が雨ということで急遽出掛けました。

現在いちょう祭りの最中(11月17日から12月3日)で、外苑の入口でもある青山通りから
聖徳記念絵画館まで続く300メートルに渡る道は通行通行規制され半分は歩行者天国になってていました。

今日はウィークデーですが、快晴で祭りの終盤でもあり並木を散策する人の数が多かったです。

並木沿いにはその姿を眺めながら休憩できるカフェもたくさんありますので、パートナーと一緒にコられたかたはそこで一杯のコーヒーもいいかもしれません。

いちょうの葉の茂り方ついては木(日光の当たり具合?)によって偏りがあり、かなり散っているものと殆ど残っているものがありました。

前回はタイミングよくフカフカの黄色の絨毯の上を歩くことができましたが、今年は叶いませんでした。

それでも並木の美しさ、青空との対比など大変満足でした。

奥に進むと広い祭りの会場があり、イベントや全国各地からの沢山(約30)の出店で賑わっていましたので
ビールと肉その他で小腹を満たしました。

ネットにはこの神宮外苑のいちょう並木のいい写真が溢れていますが、
敢えて自分で撮った記念として以下に載せておきます。
今後時期的な変化が撮りたいと思っています。

青山通りから入って並木の開始              中央の建物は聖徳記念絵画館
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黄色の光の回廊                           青空のバックがいい
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お祭り広場入り口                   出店群(テントの方に人が多い)
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14:40もう日が落ちかけている
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このいちょう並木について、いちょう祭りのパンフレットによると、
明治41年(1908年)に新宿御苑の在来木から採集したいちょうの種を現在の代々木の明治神宮内の畑で樹形を整えながら成長させその成長した1600本の中から大正12年(1923年)3月、146本が選ばれ現在の位置に植えられました。今年で94年(樹齢は109年)になるそうです。
銀杏並木を含む外苑の歴史についてはここから
尚今年はライトアップが3日まで試験的におこなれる。ここから

アクセスはここから



2017年11月12日

AIの独学で超人の域へ、アルファ碁ゼロの衝撃

昨年1月囲碁AIソフト「アフファ碁」が世界のトップ棋士、韓国のイセドル九段を4勝1敗で下し世界に衝撃を与えたのは記憶にまだ新しい。
アルファ碁はグーグル傘下のAI開発会社、英デイープマインド社によって開発されたものだが、グーグルは初期の目的を達成したとアルファ碁を世間から見えなくしていた。

しかし英ディープマインド社は先月10月18日に英科学誌ネイチャーに「人間の知識無しで囲碁を極める」と題した論文を発表した。
其の論文によると、その後新たに「アルファ碁ゼロ」を開発し、以前のアルファ碁との対戦成績はなんと100勝全勝だったそうだ。

アルファ碁は高段者の膨大な棋譜を数百万の曲面に分解して画像データとして読み込み人間の脳の神経網を模したプログラム「ディープラーニング」で分析し曲面と有効な手関係を認識しながら何千万局ものAI同士の対局を繰り返し着手の精度を高めていったもの。

一方今回開発された「アルファ碁ゼロ」は基本ルールを授けただけで、高段者の棋譜を読み込む手続きを飛ばし、いきなり「ゼロ」同士の対局で臨み対局を繰り返して行った。

その進化の様子は、まるでうまれたばかりの赤ん坊が瞬く間に超人に成長するSFの世界を見るような状況だったそうだ。

@全くのゼロから対戦(学習)を始めてから3時間目では、ルールを覚えたばかりの子供がランダムに石を打つレベルだった。
A19時間後では着手の効率のいい隅から打ち始めるようになり、石の死活や石で囲む領土の概念を獲得した。
B70時間後では既に人間を超えるレベルに到達した。

ここに至るまでに一手0.4秒の速さで490万局の自己対局を繰り返し、前述した初代アルファ碁に100戦全勝した。

さらに
自己対局が2900万局に達した40日後には、初代の進化版で、昨年末〜今年初めに中国柯潔(かけつ)九段や井山裕太七冠ら世界トップ棋士に60戦全勝した「マスター」にも89勝11敗と圧勝した。

論文によると「ゼロ」は従来のアルファ碁で運用していた次の1手を探すネットワークと、形勢を判断するネットワークを一つに統合し、より確かな解を導き出せるよう新しいアルゴリズムを導入した結果、急激な棋力の向上と適格で安定した学習を可能にしたそうだ。


今回の衝撃ともいえる驚きはAI開発に人が培った専門知識を全く用いなかった事にある。

これまでのAI開発は事前にAIが学習するための膨大なデータが必要だった。
しかし今回の「ゼロ」は初期条件だけで、真のゼロから自己学習で進化し、短期間で人間を超えるレベルに達した。

囲碁の様にルールが明確なものについては、専門知識や膨大なデータを必要とせず、AIが必要なデータを自動で獲得し人間を超える高いレベルに進化することが照明された。

今回の囲碁での成果は、世の中の諸問題をAIが事前データ無しでも解決し得る事が出来る可能性を示したということになる。

勿論現実に横たわる各種課題・目標を解決する場合、ルールが明確でなく、最善手が一つということがない場合も多いとは思われるが、AIによる解決の可能性を示したといえる。

今後のグーグルの展開とこれに触発された世界の研究者の成果が期待される。

(本記事は日経産業新聞11月20日付け記事を参考にした)





尚AI囲碁ソフトが発売されるそうだ。(追記参照)続きはここから

2017年10月10日

池田学展 The Pen 凝縮の宇宙

池田学の絵画.PNG


昨日9日体育の日、日本橋高島屋で開催されている池田学展へ行って来た。

今回各所で所蔵されている彼の作品約120点が一同に集められて、
全国数箇所で展示会が開催されている。(後部に記す)

新聞で、ペンによる超精密画という宣伝を何度も見ていたので
かねてより行ってみたいと思いながらも遂に最終日になってしまった。

大変人気があるので最終日は多いとは予想してはいたがやはり凄かった。

やっとチケットを買い入場し、普通は最初から順に見てゆくのだが、
今回は先に奥に入り人の少ない展示品を先に見てからまた戻って見る方法をとった。

絵画は期待を裏切らず本当に凄いものだった。

小単品作品では凄い精密画としてそのまま理解できるのだが、大作になるほど、もう言葉を失ってしまう。

「どうしてこんな構図が出来るのか、どうしてこんな構成になるのか、どうしてこんな物がここに描かれているのか等々・・」

尚代表作である「誕生は」カナダに居る時にそのニュースを知り、復興を願って書かれたものである。
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しかし、彼の話の中に「自分は普通の画家が書くようにまず全体の構図を下書きしてそれから完成させていくやり方はせず、いきなり部分から仕上げて、他の部分を仕上げながら全体を完成させる方法を取っている」というのがあったので少しは納得するも、やはり凄い!だ。
線でには「1ミリにも満たないペン先で描く」などの表現がとられているが、筆と比べればそうかもしれないが、実際は部分によっては0.1ミリ位とも思える精密さだ。


展示会は通常は撮影禁止だが、今回一区画だけ撮影OKの所があり動画や関連試料が展示されていた。
そこには、池田学の幼いころの作品や記事が展示されおり、「栴檀は双葉より芳し」という諺を思い出した。
まあ天才は誰でもそうなんだろう。


池田学展は3月から郷里の佐賀県から全国で巡回展示がなされている。

1.佐賀県佐賀県立美術館
2.石川県金沢21世紀美術館

3.東京市ヶ谷ミズマアートギャラリー
左上の「作品をみる」から入れば池田学ぶの世界を堪能出来る。(要拡大)
VOL.001とVOL.002では池田学の音声も聞ける。

4.東京日本橋高島屋
この案内を見て行きました。


もっと池田学ぶを知りたい方へ
参考サイト
参考動画

2017年09月30日

曼珠沙華の大群生とコスモス畑

KIMG2180.JPG

先日の日曜日 曼珠沙華の大群生で知られる巾着田へ行ってきました。
ここには2,3年に一度は行くのですが、通常は平日なのでそれほど混んではいないのだけど、
今回は日曜日だったため大変混んで(賑わって)いました。
良くご存知無い方や行ったことがない人の参考になればとその一部を紹介します。

そして最後に「ある疑問」についての解説。

巾着田の概略
 
所在地: 〒350-1251 埼玉県日高市高麗本郷125−2
時間: 8時〜17時
電話: 042-982-0268
・状況:日高市の高麗川に囲まれた巾着のような形をした平地。
    日本最大の約500万本!!!の曼珠沙華(彼岸花)が群生している。
    その他各種植物等が見られる。
・アクセス:鉄道で色々ルートあり
・ 巾着田曼珠沙華まつり:9月16日から10月1日まで(以降の花の状況は問い合わせて下さい)
・入場料:300円



 以下写真で説明します。

高麗(こま)駅に着いた                 駅前広場「人多し)
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この下を潜り抜け                   この道を進んで
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ほぼ到着                       途中の看板(左下に色々)
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更に進むと左手には                  更に進んで行くと
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やがて大群生が始まる                  1本の曼珠沙華を拡大観察
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群生の由来                      河原遊びも楽し、橋もあり
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非常に多くの出店あり                 焼き栗実演販売中
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イベント盛り沢山                   群生例
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群生例                        木の吊橋上から撮影
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小川がサラサラ流れている(アメンボハグロトンボも)   芙蓉の説明    
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芙蓉の花                       一足早い金木犀
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紫の小粒の花(ムラサキシキブ)                   コスモスの中で
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♪コットン水車も回ってる(モズはいませんが)      コスモス畑を後にして          
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文頭部で「ある疑問」と書きましたが、「曼珠沙華はどうやって光合成をしているのだろう」というもの。
これは道端や垣根等で見る曼珠沙華が茎と花だけがある日突然出てきて、
やがて枯れてしまいその後は何も無くなるからです。
しかしそこにはその後チャント葉が出ているのです。
(実はこれを水仙や他の植物の葉と勝手に思い違いしていたのです。)

注意深く観察している人や、家の庭や鉢に植えている人ならとっくに知っていることだったことではあるのでしょうが。
つまり曼珠沙華は、初秋の気候のいい時に花を咲かせ、そして花が枯れて無くなった10月中頃から茎の芽が出て茂り晩秋から冬場に落葉した木の下でたっぷり太陽の光を浴びて光合成をして球根(本来は茎、玉ねぎと同じだから球茎、鱗茎)に養分を溜めるという戦略を取っている植物でした。
(ちゃんと看板を読んでいれば疑問は解決していたのですが(反省))

詳しくは下記サイトご参照。
参考1
参考2(有用情報多数)
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taiga
大手化学系メーカーで各種の研究、製造現場、技術営業等種々経験。 特に各種素材に携わった事が財産。退職後現在某大手不動産系列で勤務の傍ら、朝日、読売新聞、日経産業新聞、日刊工業その他季刊誌、雑誌、折り込み等からの情報収集、及び面白そうなイベントには極力顔を出し、自分自身体験しながら、面白情報、お役立ち情報を仕入れています。 これまで取り溜めた膨大な情報は残念ながら殆ど発信しなかったので今後は新規入手情報は逐一小出しに発信して行こうと思っています。乞うご期待。
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