2017年10月10日
池田学展 The Pen 凝縮の宇宙
昨日9日体育の日、日本橋高島屋で開催されている池田学展へ行って来た。
今回各所で所蔵されている彼の作品約120点が一同に集められて、
全国数箇所で展示会が開催されている。(後部に記す)
新聞で、ペンによる超精密画という宣伝を何度も見ていたので
かねてより行ってみたいと思いながらも遂に最終日になってしまった。
大変人気があるので最終日は多いとは予想してはいたがやはり凄かった。
やっとチケットを買い入場し、普通は最初から順に見てゆくのだが、
今回は先に奥に入り人の少ない展示品を先に見てからまた戻って見る方法をとった。
絵画は期待を裏切らず本当に凄いものだった。
小単品作品では凄い精密画としてそのまま理解できるのだが、大作になるほど、もう言葉を失ってしまう。
「どうしてこんな構図が出来るのか、どうしてこんな構成になるのか、どうしてこんな物がここに描かれているのか等々・・」
尚代表作である「誕生は」カナダに居る時にそのニュースを知り、復興を願って書かれたものである。
しかし、彼の話の中に「自分は普通の画家が書くようにまず全体の構図を下書きしてそれから完成させていくやり方はせず、いきなり部分から仕上げて、他の部分を仕上げながら全体を完成させる方法を取っている」というのがあったので少しは納得するも、やはり凄い!だ。
線でには「1ミリにも満たないペン先で描く」などの表現がとられているが、筆と比べればそうかもしれないが、実際は部分によっては0.1ミリ位とも思える精密さだ。
展示会は通常は撮影禁止だが、今回一区画だけ撮影OKの所があり動画や関連試料が展示されていた。
そこには、池田学の幼いころの作品や記事が展示されおり、「栴檀は双葉より芳し」という諺を思い出した。
まあ天才は誰でもそうなんだろう。
池田学展は3月から郷里の佐賀県から全国で巡回展示がなされている。
1.佐賀県佐賀県立美術館
2.石川県金沢21世紀美術館
3.東京市ヶ谷ミズマアートギャラリー
左上の「作品をみる」から入れば池田学ぶの世界を堪能出来る。(要拡大)
VOL.001とVOL.002では池田学の音声も聞ける。
4.東京日本橋高島屋
この案内を見て行きました。
もっと池田学ぶを知りたい方へ
参考サイト
参考動画
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