くらしの情報屋

アールグレイといえば、アイスレモンティーのイメージがありませんか？

しかし実はイギリスではレモンティーもアイスティーもほぼ飲まれません。それどころかアールグレイはミルクに合う紅茶の代表とも言われています。つまり「ホットでミルク」がイギリス流では正解。しかし、アメリカではこれは非常識なようです。

アメリカ映画『ダ・ヴィンチ・コード』では「アールグレイにはミルクかレモンか」という暗号の答えがレモンだったり、同じく『私は「うつ依存症」の女』でがアールグレイにミルクを入れた男性を「常識しらず」とののしる女性がでてきたりします。

このような影響もあり、日本でも「アールグレイにミルクを入れるのは非常識」という認識を持つ方も多いようです。

アメリカのサイト「ボストンティーパーティー」によると、アイスティーは1904年アメリカで生まれ。アメリカはイギリスより暑く紅茶が売れないため氷とレモンを入れて爽やかに飲むようになったといいます。

それ以降は「レモンと砂糖たっぷりアイスティー」が定番。茶葉の消費の85％がアイスで飲まれているといいます。また、ストレートよりも、フレーバーティーが主流です。アールグレイもフレーバーティーなので、当たり前のようにアイスとレモンが入り、アイスレモンティーのイメージが付いたと考えられます。

どちらもおいしいのに、毛嫌いしている人はもったいないですね。

参照
ボストンティーパーティー
http://www.encyclopedia.com/topic/Boston_Tea_Party.aspx

鼻水や鼻くそは、どうして出るのでしょうか？

鼻腔や副鼻腔の粘膜は鼻の中を乾燥から守り、粘膜から分泌される粘液によって汚染物質をとらえ外に出します。この粘液が鼻水や鼻くそです。

鼻水や鼻くそは、水、たんぱく質、抗体と塩分で出来ています。その色を見ることによって、健康状態がわかります。

【鼻水の色】

透明：健康です。

白くどろっとしている：副鼻腔がうっ血しています。

黄色：感染症と戦う細胞が風邪と戦っています。

緑：免疫システムが細菌感染と戦っています。

赤：粘膜の中に血液が混ざっています。おそらく鼻の中の壊れた組織から出た血です。

茶色：血液、または吸入された汚染物質かもしれません。

黒：たばこを吸う人でない限り、黒い鼻水は真菌感染のサインです。

いかがでしょうか？
これだけを見て自己判断はよくありませんが、医師に相談する時の参考にしてください。

ソース：クリーブランド・クリニック、アメリカ国立衛生研究所、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所
What Your Snot Says About You (Infographic)
http://www.livescience.com/49725-what-your-snot-says-about-you-infographic.html