2014年12月23日
自分の「やる気スイッチ」入れてみませんか?「脳幹網様体」を刺激する
やらなければいけないことが山積みで、それを片付けなければいけないことはよく分かっているのに動き出せない……そんなときは誰かに「やる気スイッチ」を押してもらいたいものです。そのやる気スイッチはどうすれば自分で押すことができるのでしょうか?その押し方を紹介します!
■睡眠と覚醒を司る「脳幹網様体」
脳の中で、睡眠や覚醒、感覚を司っている「脳幹網様体」。この部分は人間の睡眠と覚醒に大きく関わっており、たとえば、朝、時計のアラームの音で目が覚めるのは、耳から受けた聴覚の刺激が「脳幹網様体」に伝わり、意識を覚醒させているのです。
聴覚だけでなく、味覚や痛覚などの刺激も「脳幹網様体」を通して、人間の身体に作用しています。
■脳の仕組みを利用してやる気をアップ
この「脳幹網様体」の働きをよく理解すると、「やる気スイッチ」を自分でコントロールしやすくなります。やる気が起こらないときというのは、「脳幹網様体」に刺激が十分伝わっておらず、しっかりと覚醒してない状態です。
「脳幹網様体」を刺激すると、集中力や運動機能が向上すると考えられており、「やる気スイッチ」を押すには、まずこの「脳幹網様体」活発化させる必要があります。
■あなたの「やる気スイッチ」を見つけよう
前述の通り、「脳幹網様体」は人間の感覚を司っています。つまり、この部分を活発化させるには、外部からの刺激が非常によく効きます。たとえば、冷たい水で顔を洗うこと。皮膚から受けた刺激が「脳幹網様体」へと伝わり、覚醒へと繋がります。
また、手をぎゅっと握って開く、などの簡単な運動でも、刺激となり、「脳幹網様体」の活発化に効果があります。また、カフェインと取る、ガムを噛むなどの行為も十分な刺激となりえます。要するに五感を刺激すればよいのです。
大事な仕事や勉強などで、「やる気が出ない……」と困っているなら、自分の職場でできる運動、刺激の与え方を見つけ、「脳幹網様体」を上手く刺激してあなたの「やる気スイッチ」を押してみてはいかがでしょうか。