2014年10月27日
「食事前に●●を食べるだけ」驚きの減量効果
食べ物を口にしたときに気になるのが、やっぱり脂肪などの余計な栄養分。体がどんどん吸収してしまえば、体重が増えてしまうのは必然のことです。でも、そんな体について欲しくない栄養分をガードする方法があったのです。
それは、食事前にあるものを食べるという行為。実に簡単で、今日からでも実践したくなる方法ですよ。
■食物繊維が脂肪や糖から体を守る!
体が栄養分をどんどん吸収してしまうのを抑えてくれるのが、食物繊維。食物繊維は消化酵素の影響も受けず、消化も吸収もされずに大腸まで到達します。体のエネルギー源とはなりませんが、コレステロールや中性脂肪、糖質を包み込んで、体がそれらを吸収するのを妨げてくれるのです。
さらに、ナッツや野菜などに含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収すると数十倍にも膨れ、腸壁を刺激して腸の運動がよくなり、便秘解消につながります。
■食物繊維は食事前が効果的
そんな食物繊維は、女性なら積極的に食べるように心がけていることでしょう。でもここで重要なのが、食べるタイミング。食物繊維は食事前、あるいは食事の前半に食べるべきなのです。最初に食物繊維を食べておけば、その後から食べる栄養分を包み込んで吸収されないように、その働きがうまく機能します。
また、食物繊維を最初に食べると血糖値の上昇がゆるやかになるため、インスリンの分泌も抑えられ、脂肪の蓄積が促されることを抑えることができます。
さらに食物繊維は、アルコールの吸収もゆるやかにしてくれます。しかも、腹が膨れる食物繊維は、満腹感を感じさせてくれるため、いきなりごはんや麺類、肉、魚を口にするよりもダイエット効果が得られるのです。
■食物繊維を多く含む食品
最後に、食物繊維を多く含む食品をおさらいしておきましょう。枝豆や納豆、大豆などの豆類、わかめやひじきなどの海草類、きのこや芋などに多く含まれます。
どれも前菜に使われるような食材なので、主食よりもそのような副菜から、まず最初に食べるように覚えておくと便利です。
1日3食、この習慣を続けていけば健康的にスリムになっていけることでしょう。