2014年10月25日
「本屋でトイレに行きたくなるワケ」徹底解明
書店や図書館など、本に囲まれた場所でトイレに行きたくなる、しかも大の方をしたくなった経験は、ありませんか?
本に囲まれた場所が便意を誘う理由には、様々な説があります。
何をやっても効かない、頑固な便秘症の人も、これを読んだら本屋に行って試してみたくなるはず。そんな不思議な現象の理由、さまざまな説を探ってみましょう。
■1:本のニオイが便意を誘う
本の紙やインクのニオイが、便意を誘うという説があります。それらには、化学物質が含まれており、本屋に長くいるとそれらの物質を鼻などから吸収することで、体が反応している可能性があります。
この説で考えると、新品の本が並ぶ書店よりも、古い本が並ぶ図書館や古本屋の方が、紙やインクのニオイが充満しており、効果があるのではないでしょうか。また、紙のニオイが無意識に、トイレットペーパーを連想させている、という説もあります。
■2:狭くトイレに行けない空間が便意を誘う
本屋のように狭い空間にいることで、知らないうちに体がストレスを感じているという説。「簡単にはトイレに行けない」と無意識に思うことが、よけいに体に刺激となって、便意を誘っている可能性があります。
この説に基づくと、新しく広い書店よりも、窮屈さを感じるような小さな書店や古本屋の方が、よりトイレに行きたくなる確率が高くなりそうです。
■3:本が与えるプレッシャーが便意を誘う
本屋のように活字が大量に並ぶ空間は、それが好きな人にとっては快適さを与えますが、一方で「その大量の情報の中から自分が探すものを見つけ出さなければならない」と、プレッシャーに感じる人もいます。
そんなプレッシャーが、体に緊張をもたらし、便意を感じさせる可能性があります。
■4:経験によって条件反射となる
これまでに本屋や古本屋で便意を感じたことがある人は、その経験が体の記憶に刻まれます。それが条件反射となって、同じ本に囲まれた空間にいると、自然に同様の現象が起こるという説です。
これまで本屋で便意を感じたことのない人や、本屋で長時間過ごしたことのない方は、やってみてはいかがですか?