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悪玉を減らすだけじゃダメ!コレステロール値の本当の危険度とは

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脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な病の原因となる、悪玉コレステロール。気になる方が多いのではないでしょうか。高めの方は今すぐ対策が必要です。

しかし、”悪玉コレステロールを減らせばいい”だけではありません。コレステロール値は、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)の比率も重要。

今回は、コレステロール値の見方と、コレステロール対策を見ていきましょう。

■善玉と悪玉のバランスが重要

悪玉コレステロールというと、悪者のように思われがちですが、実は悪玉も体に必要なもの。肝臓から細胞に必要なコレステロールを運ぶという、重要な役割をしています。しかし、増え過ぎは恐ろしい病気の原因に。

善玉コレステロールは、臓器で使われなかったコレステロールを回収して、肝臓に戻す働きをしていますが、善玉だけが多ければよいというわけではありません。

覚えておきたいのが、理想のコレステロール比(LH比)。善玉も悪玉も基準値内だと安心しますが、善玉と悪玉のバランスが取れていないと、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。

コレステロール比は、悪玉コレステロール(LDL)÷善玉コレステロール(HDL)で算出できます。数字が1.5以下であれば、きれいで健康な状態。2.0以上なら、コレステロールの蓄積が増えて動脈硬化が疑われます。さらに、2.5以上だと血栓ができている可能性があり、心筋梗塞のリスクも! 

みなさんのコレステロール値は、いかがでしょうか?

■理想のコレステロール比にする方法

(1)ウォーキング

現代人は悪玉コレステロールが多くなりがち。善玉コレステロールを増やすには、ウォーキングが効果的です。オムロンのホームページにあるコラム「はじめよう!ヘルシーライフ」の中には、以下のようにあります。(<vol.110「LH比」を目安にコレステロールを見直す>より引用)

<また、1日の歩行数が1万歩以上の人は、2000歩未満の人と比較すると、HDLコレステロールが平均で10%以上多いとするデータもみられます>

毎日たくさん歩くと、これだけの差が出るのですね。1日30分以上は歩くように習慣にしましょう。

(2)大豆からタンパク質を摂る

タンパク質は欠かせない栄養素です。しかし、タンパク質が豊富といえども、肉類の食べ過ぎは悪玉コレステロールを増やす要因になります。タンパク質は大豆からもしっかり摂れるので、豆腐をお味噌汁に入れたり毎日納豆を食べるなど、お肉を減らして大豆を摂るように心がけてみてください。

(3)卵を避ける

卵はコレステロールを多く含む食品。食べ過ぎなければ問題はないと考えられますが、意外と私たちは卵を摂取しています。卵を食べている感覚がなくても、何気なく食べているスイーツなどに卵がたくさん使われていたりします。悪玉コレステロールが多い方は、とくに注意しましょう。

(4)マーガリンやショートニングを避ける

マーガリンやショートニングは、トランス脂肪酸を含んでいます。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やしたり、細胞の働きを狂わせ、生活習慣病や老化の原因になるもの。パンやクッキー、ファストフードなどにも含まれているので、要注意です。

コレステロールをバランスよくするには、適度な運動と食事への意識が欠かせません。ご紹介した対策を続ければ、次の健康診断もきっと大丈夫でしょう。





室内干しで湿度3倍!カビが増殖…洗濯物を早く乾かし臭いを防ぐ術

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雨が降っていると室内に洗濯物を干す方が多いと思いますが、実はその部屋干しが、身体に危険なの面があることをご存じでしょうか。

洗濯物を部屋に干すだけで、2リットルもの水分が部屋にプラスされたことになり、湿度は上昇。カビがどんどん生育して、喘息を引き起こす可能性があります。

そんなことにならないように、いかに手早く洗濯物を室内で乾かすか、そのコツをご紹介しましょう。

■2リットルの水分が室内の空気にプラス

イギリス、グラスゴー芸術大学のある研究によると、一般的な一回分の量の洗濯物を室内で干した場合、乾くまでの過程で、2リットルもの水分が室内にプラスされることになり、換気の悪い部屋では、湿度が最大で3倍にもなることがわかりました。

このような環境ではカビがどんどん生育してしまい、このカビによって喘息を招く可能性が、高くなると指摘しています。

■干し方で乾くスピードに差が出る

洗濯物が乾くためには、湿度が低いことと風通しがよいことが条件です。そのため、ひとつひとつの洗濯物を、できるだけ風通しがよい状態にして干してあげましょう。

Tシャツなどのトップスもハンガーにかけるよりも、前身頃と後ろ身頃の間に空間ができるようにピンチハンガーに吊るして、布が重なる部分を極力少なくする方が早く乾きます。

また洗濯物と洗濯物の間は、隙間を十分取ったり、長いものと短いものを交互にかけて、風が行き渡りやすいようにします。ときどき裏返しにしてみたり、さかさまにするなど干し方を変えることも、より早く乾かす方法です。

■扇風機と新聞紙を活用

上記以外に有効なのは、扇風機。扇風機を洗濯物に向けて、さらに干した洗濯物の足元や近くに新聞紙を置いておけば、洗濯物から出た水分を新聞紙が吸収して、室内の湿度が上昇するのを防いでくれます。梅雨時期は、扇風機と新聞紙をぜひ活用してみましょう。

洗濯物が長時間濡れたまま乾かないでいると、どんどんカビが洗濯物にもついてクサくなってきてしまいます。できるだけ一度に大量の洗濯物を部屋に干さず、こまめに手をかけて乾かしてあげることが大切です。

面倒ですが、健康とそして毎日気持ちよい服を身につけるために、頑張っていきたいですね。





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