2014年06月21日
子猫を救出するために自分のトラックを切開した男性に対して賞賛の声
2014年の6月上旬、アメリカ合衆国フロリダ州ベロビーチにて心温まる救出劇が繰り広げられた。エランド・フレイジャー氏の保有しているトラックに生後8週間の子猫が入り込み、下部から出られなくなる事態が発生。エランド氏は子猫を助け出すために、自らのトラックを金具で切開。動物愛護協会の力も借り、無事救出に成功した。
5月下旬頃、ベロビーチ在住のエランド氏は駐車していた自家用車から謎の鳴き声が聞こえてくることに気付いた。当初は、それが何の動物の鳴き声なのか、そしてどこから聞こえてくるのか、何も分からず途方に暮れた。
意を決したエランド氏は、鳴き声の聞こえるトラック下部を工具で切開。ついにその鳴き声の正体が、どこからか迷い込んだ子猫のものであることを突き止めた。エランド氏は子猫と目があった瞬間、「何してるんだ!?ヒッチ
ハイクかい!?」と叫んだという。
子猫はトラックのフレームの下に潜り込んでおり、残念ながら手が届かなかった。そこでエランド氏は動物愛護協会に連絡を取り、救出を依頼。動物愛護協会のスタッフが数人がかりで子猫をおびき出し、何とか無事に子猫を確保することができた。
―フレイジャー夫妻の優しさに世界中が感動
エランド氏と奥さんのシンディ―さんは自宅で一匹の犬と二匹の猫を飼っており、過去には野良猫を救出したこともあった。自家用車を切開する時も動物の事に集中していて、一切躊躇わなかったという。動物を愛する優しい男性に発見してもらったのは、子猫にとって不幸中の幸いだったと言えるだろう。
しかも、切開したトラックの修理に十数万円近くもの費用がかかると聞き、世界中の人々がフレイジャー夫妻のために募金活動を展開している。「子猫を助けるためにすべきことをしたまでであり、まさか多数の方々から金銭的援助をしてもらえるとは思っていなかった。」と夫妻は驚きの声を上げている。
憎み合い、傷つけ合うような痛ましい事件が多い昨今、助け合うことの素晴らしさを改めて思い起こさせてくれる感動的なエピソードだ。我々日本人も、子猫を助けたエランド氏や夫妻を援助しようと奮闘する人々の思いやりを見習いたいものである。
―海外の反応
・ いい話じゃん。彼はGoFundMeのアカウントを持ってるのかな?
・ Crowdtiltでキャンペーンやってるぞ。リンク辿ってみ。
・ 俺の地元だよ!
・ 同じく。
・ エランド氏の献身的な振る舞いを賞賛すべく、この度Crowdtiltキャンペーンを設立しました。
興味のある方は、是非ご寄付をお願いします!基金は直接エランド氏と奥さんのシンディ―
さんの所に届けられます。(釣りではありません。)
・ 俺にも金があれば手助けできるんだけどなぁ…。愛車がトラブってて今は金がないんだよね。
このスレを読んでる連中がもっと援助してくれることを願うよ。
・ 僕は使わなくなったテレビゲームをeBayで売って募金したよ。
素晴らしいキャンペーンをありがとう。
慈悲深い人たちがもっと増えてほしいから、こういう企画は評価されるべきだよね。
・ いい考えだね。アカデミー賞ものだよ。
・ キャンペーンをセットしてくれてありがとう!この夫婦はもっと評価されるべきだから、
僕にも援助できてうれしいよ。
・ 素敵な話を教えてくれてありがとう!この人たちの善意は、
インターネット上で見知らぬ人たちから
賞賛されるような低レベルの話じゃないよね。
・ チャリティー企画が盛り上がるほど、彼女にはもっとたくさんのお金を受け取ってほしいという
気持ちが湧いてくるよ。
・ 本当に素晴らしい人たちだね!僕たちもこの人たちの優しさや寛大さを見習わなきゃ。
・ まさかフロリダの人が救助活動を行うとは!
・ フロリダ人のイメージから逸脱してる話だよな。
・ この人ほんと好き。この家族がいつまでも幸せでいられたらいいね。
・ この男性は俺にとってヒーローだよ。
・ 人間への信頼度が10000ポイントくらいアップしたな。
掲載元
http://www.reddit.com/282t12/
投稿者:タロウ|21:11
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