2014年04月06日
疲れ目・クマのセルフケア方法
現代人にとって、パソコンは欠かせないもの。デスクワークの多い方にとっては特に、目の疲れや目の霞みはつきものではないでしょうか。
「いくら寝ても、目の下のくまがとれない!」という女性の悲痛な叫びも聞きますが、ひょっとするとそれも、目の疲れが原因かもしれません。ここでは、そんなくまを改善するのにおすすめの、ケア方法を説明していきましょう。
目が疲れると、どうなるの?
毎日のことだからもう慣れてしまった、などと侮ってはいけません。慢性的に目が疲れている場合、眼精疲労という、病気にかかっている可能性があります。眼精疲労は、目のかすみ、目の充血、目の重たさのなど、目の直接的なトラブルだけでなく、肩こり、頭痛、めまいや吐き気といった、からだにも症状が出てしまうことがあるのです。
からだに症状が出るのは、目の疲れによる不快感が、筋肉を緊張させていることが考えられます。通常であれば、筋肉や細胞が正常なバランスを保つことで目が正常な働きをするものですが、そのどこかが乱れてしまうことで、バランスを崩した目の機能が途端に低下し、めまいや吐き気といったものにも繋がるようなケースがあるのです。
また、目が疲れているということは、すなわち血液のめぐりが悪くなっている証拠なので、その血行不良によって肩こりや頭痛といったものが引き起こされることもあります。
疲れ目にセルフケア!
目が疲れてきた、と思ったら、まずは自分でケアしてみましょう。まず、目を閉じて、目をしっかり休ませてあげること。単純なことですが、これだけで、緊張した筋肉が和らぎますし、涙に漬かることよって目に栄養が入っていくのです。
もし用意できるようであれば、熱いお湯をしぼったタオルなどで、目を温めてあげるのもオススメです。リラックスできるだけでなく、血行がよくなるので、くまを改善させることができますし、また、ドライアイにも効果があるといわれています。
目薬で水分を補給してあげることも良いですが、市販の目薬には防腐剤が入っているため、疲れ目の方にとっては刺激が強い場合があります。一度、眼科医に相談してみるのもいいかもしれません。
しかし、このように特別なことをしなくても、遠くの方をぼんやりと見るだけで、目のまわりの筋肉が緩み、目の疲れを和らげることができるのです。日ごろから、つい長時間パソコンの画面ばかり見入ってしまっている方が多いのではないかと思いますが、少し意識して、数分おきに目を離すだけでも、変わることがあるかもしれません。
<ケアをする前に確認を!>
しかし1点、注意しておきたいことがあります。目の下にできるくまにも種類があります。疲れ目や睡眠不足が原因となる「青くま」は、マッサージなどのケアが効果的ですが、紫外線やこすりすぎによる色素沈着を起こした「茶くま」には効果はありません。マッサージなどのケアは、悪化させてしまうリスクがあるので、まずは自分のくまをチェックしましょう!
目の疲れにきくツボを刺激する
目の周りには、ツボがたくさんあります。眉毛の内側、真ん中、外側、目と鼻の間のくぼみ、目の下。それから眉尻や目尻のあたりにも、いくつかのツボが存在します。細かく覚える必要はありませんが、目の周辺を中指の指の腹で少し押すような感覚で触ってみて、気持ちいいと感じるスポットがあれば、そこを重点的にマッサージしていきましょう。目の周りの筋肉がほぐれるとともに、血液の流れもよくなり、くまを未然に防ぐことができます。
また、目の疲れから、緊張した筋肉は肩こりなども引き起こすことがあります。目のまわりのケアだけでなく、首や肩を回すなどして、上半身の筋肉をほぐしていきましょう。首のうしろにも多くのツボがあるので、マッサージをして刺激をすると、目だけでなく、体の疲れにも効果的です。お仕事をがんばることはいいことですが、そのように、合間に少しリラックスする時間をつくることが大切です。
投稿者:タロウ|18:08
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