くらしの情報屋

二重あごは、アゴ近くに発生するたるみのことですね。衣類で隠しにくい場所だけに、向けられる視線が気になります。

また、太っていなくても発生するので、二重アゴ対策は全ての人に必要なものでもあります。簡単エクササイズやマッサージ、美顔グッズなどで、すっきりアゴラインを手に入れましょう。

■エクササイズが効く

1、真上を向き、喉を伸ばします。

2、下唇を突き出し、さらに喉と頤（おとがい：唇の下で顎の上）を伸ばします。

3、5秒その体勢を維持したら、ゆっくりともとに戻します。

1回3セット程度を目安に1日に何回か行いましょう。口の周囲から首にかけての筋肉を鍛えることで、アゴのたるみに対応できます。

■ツボマッサージが効く

「頬車（きょうしゃ）」は「二重アゴ」、「小顔」、「たるみ」など、気になる顔のむくみに効果を発揮するツボ。場所は、顔の両側にあるエラから指1本頬っぺた側に上がったあたりです。指先で触れながら、歯を噛みしめると、筋肉が盛り上がるのを感じるその場所。頬車のツボを下から上へ押し上げる感覚でギュー、ギュー、とリズムを取りながら刺激します。1回1分程度を1日数回。毎日を心がけましょう。小顔効果もあって嬉しいですね。

■アゴ美容にコロコロが効く

肌のキメを整えることで人気の美容ローラーは、アゴのたるみの原因となる表情筋の衰えに働きかけるのにもピッタリです。口角を上に持ち上げるスマイルフェイスを作り、顎からエラや頬へ向かってコロコロ。アゴを引っ張り、頬を持ちあげる感覚で行います。手軽に購入できる小型美容ローラーも増えてきました。片手さえ空いていれば、何かをしながらもできる簡単な美容法です。


このほか、しっかりと噛むこともアゴ周囲の筋肉強化につながります。普段の食事の際にも、またガムなどを使って、アゴを動かす機会を増やすように心掛けましょう。

また、表情豊かな人の顔の筋肉は自然と鍛えられ、たるみ防止につながります。お出掛け前の鏡の中で、自然な頬笑みなどの表情を研究してみてはいかがでしょうか。（モデルプレス）

昔から「早起きは三文の得」というけれど、早起きして日光を浴びるのはスリム体型の維持にどうやら役立つらしい。

米シカゴのノースウェタン大学の研究で、一定以上の明るさの日光を早い時間に浴びるとBMI指数が下がる傾向が確かめられた。

朝早いほどBMI指数は低く

研究は成人男女54人（平均年齢31歳）を対象に行われた。７日間、特別なモニター装置を手首につけてもらい、浴びた日光量や睡眠の長さなどを測定し、調査の前後にはBMI指数も算出した。

その結果、朝早く日光を浴びる人ほどBMI指数が低くなり、日光を浴びる時間帯が1時間遅くなるごとにBMI指数は1.28増えていた。

ここでいう日光とは、最低でも500ルクス以上の明るさ。これは照明をつけた室内の明るさ程度で、晴れた日の屋外は1000ルクス以上という。

睡眠や食欲に好影響？

今回の研究では、なぜ日を浴びるとBMI指数が下がる傾向になるのかその理由は調査されていない。しかし、研究チームによると、日光を浴びることで体内時計が調整され、良質な睡眠につながることが一因として考えられるという。

また、朝の日光には食欲に関係するホルモンに好影響を与えることも、体重の減少に役立っていると推測されるようだ。

「朝8時から正午までの間に20−30分日光を浴びながらウォーキングなどをするのが理想的。外に出られないなら、せめて窓の近くでエクササイズして」と話すのは研究にあたったPhyllis Zee医師。体重が気になる人は、まずは朝型生活にシフトしてみてはどうだろう。