PPAP - Plov Pineapple Apple Plov を作ってみた
ウズベキスタン料理の代表と言えばプロフ(ピラフ)。にんじんと玉ねぎと肉の炊き込みご飯のイメージがあるかもしれないが、果物が入ったプロフを食べたことがあるだろうか?
タシケントでよく食べたフルーツ入りのプロフは干しブドウが入ったもの。これが意外と味のアクセントになってとてもおいしい。以前料理教室に参加した際は、メギという小さいブルーベリーのような黒い実を入れてプロフを作った。メギは少しすっぱくて、油っこいプロフでもさっぱり食べれるようになると感じた。
このメギという実を日本人に説明するときに、どうしてもネギと聞き違いされてしまうので、発音するときは思いっきり上唇と下唇をくっつけてmmmメギ!と言うようにしているのだが、それでも聞き取った日本人の脳内でメギがネギに変換されてしまうらしく、いつも説明するのに一苦労する。
このほかにマルメロという果物を使ったプロフがある。マルメロはカリンに似た果物で、秋になると日本でも長野県で買えるそうだ。生では食べれない程とても固いので、煮たり焼いたりして食べる。
マルメロのプロフを食べてみたいが、マルメロが手に入らないので、りんごを使ってプロフと作ったらおいしいか、試しに実験してみた。作り方は簡単だ。りんごを切って、プロフを炊くときに一緒に鍋に入れるだけ。マルメロでプロフを作る際も同様に切ったマルメロを一緒に炊くだけだ。
今までブログで4種類のプロフの作り方を紹介しているので、お好きな方法でプロフを作り、炊くときに果物を入れてみてほしい。
この他にサトウのご飯を使ってプロフをつくる方法も紹介しているが、この作り方は炒めるだけで炊く工程はないので、果物入りのプロフを作るには適さないが、干しブドウのような火の通りやすいものを入れるくらいだったら可能だ。
りんごを切り、プロフと一緒に炊いたらどんな味のプロフが出来上がるのかチャレンジしてみた。
りんごの他にパイナップルもあったので、ついでにパイナップルプロフも作ってみた。ピザにパイナップルをトッピングするし、酢豚にパイナップルが入ってるから、意外とパイナップルプロフもいけるかもしれないと閃いたのだ。気が付けばPlov Pineapple Apple Plov (PPAP)が出来ていた。
はじめにアップルプロフを一口食べてみた。りんごとプロフ、すごく相性が良いことを発見した瞬間であった。これならサラダなしでもプロフがさっぱり食べれる!
一方パイナップルプロフは、パイナップルが甘すぎてプロフの味を邪魔していた。もともとピザにパイナップルをのせちゃう発想が意味不明だと思っているので、やはりプロフにもパイナップルは不向きであることを改めて確認できた。でも、パイナップルピザが好きな方は、パイナップルプロフもおいしいと言うのだろう。デザートに作ったPie Pineapple Apple Pieは普通においしかった。
どんな味が気になる方はぜひ試してほしい。でも私のおすすめのフルーツ入りプロフは、干しブドウとひよこ豆を加えたプロフである。
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