ウズベキスタンで全くウケなかった日本お土産まとめ
旅行に行く時にいつも困るのが、日本からお土産として何を持っていけば喜ばれるか?ということだ。いつも「あーでもない、こーでもない」と色々悩んで買ったものをプレゼントして、大抵は喜ばれるのだが、今回の記事にはウズベク人に渡して、反応がイマイチだった食べ物系のお土産をまとめてみた。
かりんとう
お土産の定番といったらお菓子。和菓子をウズベキスタンの友達家族にプレゼントしようと思い、かりんとうを選んだ。おまんじゅうでも良いかと思ったが、あまりにも現地のお菓子と異なるものをあげると、受け入れられないリスクがあると考えた。ウズベキスタンには日本のかりんとうに似た「チャクチャク」というお菓子があるので、かりんとうなら食べてもらえるだろうと思い、「日本のチャクチャクです」と言って渡した。
結果、6人家族の中で食べたのは2人だけだった。そのうち1人は私に気を使って、義務感で食べていた。4人は全く手をつけなかった。その後5人程お客さんが来て、かりんとうを勧めたが、「いらない」とはっきり言われた。日本のお菓子を食べてみようという好奇心が1ミリもないことがとても不思議だが、どうやら食に対してかなり保守的な人が多いらしい。
その後、別のウズベク人一家にも同じかりんとうを渡し、1週間後にまたそのお宅に訪問したのだが、かりんとうは未開封のまま、部屋の隅に置かれていた。しけちゃうよ。
お煎餅
ウズベク人の友達の結婚祝いで、日本のお煎餅をプレゼントしたことがあった。結婚の祝いで来る親戚の数が相当多いのを見越して、大きな箱のお煎餅の詰め合わせをプレゼントした。安いお煎餅もあったが、結婚のお祝いなので、高価なものを選び、心をこめてプレゼントした。その結果、親戚のおばさんたちがお煎餅を1枚とって食べると、「味薄いなぁ」という顔をして、残った大量のお煎餅は、引出物として招待客に配られていった。
寿司グッズ
日本食といったら寿司!以前ロシア人の友達に寿司の形をしたUSBメモリーをプレゼントしたところ、とてもウケて大好評だった。成田空港には寿司ソックスが1足500円で売られていたので、ウズベキスタンに行く前に購入。現地でお世話になったウズベク人へのちょっとしたユーモアのあるプレゼントとして渡したところ、寿司は日本食であることは知ってるけど、食べたことがないウズベク人であったため、超無反応。田舎に行けば行くほど、寿司を食べたことがない人が多いので、渡す時は注意が必要だ。
以上私の経験をまとめると、
・ウズベク人の中には食に対して保守的な人がいて、そういう人は日本食を全く受け付けない
・ウズベキスタンでは日本食が浸透している訳ではないため、日本食をネタにしたユーモア製品があまりウケない
ということが分かった。
ただし、これはウズベク人全員にあてはまる特徴というわけではなく、人によって反応は色々なので、かりんとうを本当においしそうに食べるウズベク人もいれば、納豆や寿司が大好きなウズベク人だっているということを追記しておく。
今まで色々なお土産を渡してきたが、食べ物よりは形として残るような物を贈った方が喜ばれるという印象をもった。例えば、足袋靴下や、今治タオル、ユニクロTシャツ、最新のシャープペンシルなどなど、日本の製品は品質が良いというイメージがウズベキスタンにはあるらしく、物を贈ると大変喜ばれた。
多分そのほとんどがmade in Chinaなのだが。
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