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2014年05月10日

ウズベキスタンのパン―ノン

ウズベキスタン料理には「ノン」と呼ばれる特徴的なパンがある。

私がウズベキスタンを旅行して、まず驚いたのは、ウズベク人はご飯(プロフ)とノンを一緒に食べるということだ。あきらかに炭水化物過多である。しかし、どうやらウズベク人にとってプロフにノンは欠かせないようである。



ノン
<ノン>

ウズベキスタン料理には、激甘なお菓子はあまりないが、年配の方に太った人が多いのは、「ご飯+パン」のせいかもしれない。










ウズベキスタンのノンは日本のパンとはかなり違っている。大きな円状で、模様が描かれている。ちぎって食べるのだが、生地はかためで、塩を多く含んでいるためしょっぱい。柔らかくてふわふわのほんのり甘いパンを好む日本人にとって、ウズベキスタンのノンはとっつきにくいかもしれない。



ノン
<ウズベキスタンのノン>

ノンはインドのナンのように、タンディールと呼ばれる窯に貼りつけて焼く。焼き立てのノンはパサつきが気にならず、おいしい。



タンディール
<ノンを焼く窯>

こちらの窯は今使われていない。現在は各家庭でノンは焼かず、市場で買うのが主流のようだ。



ノン
<市場で売られるノン>

もちろん、ノンだけを主食として食べる時もある。
例えば、朝ごはん。ノンにヨーグルトやヴァレーニエ(ジャムをもっとトロっとさせたもの)をつける。ノンの塩味とヨーグルトやヴァレーニエの甘味のハーモニーは絶妙である。



ノン
<朝食のノン>

ウズベキスタンでは、家に来たお客さんに対して、最後にノンを渡す風習があるようだ。結婚式にも、ノンはきれいに包まれた状態で来賓に配られる。



ノン
<結婚式のノン>









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タグ:ノン

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Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
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