らぐまんラーメンって何?佐倉のらぐまんラーメンの旅
1年程前に友達から「らぐまんラーメンというラーメン屋さんがあるらしい」という話を聞いて以来、気になって気になって仕方のなかったらぐまんラーメンについに行ってきました!らぐまんラーメンは、日本語で訳すとラーメンラーメン。なんとも不自然に聞こえるらぐまんラーメンですが、結論から言うと、らぐまんラーメンは中央アジアのラグマンとは全く違うものです!でも、らぐまんという名前は、中央アジアのラグマンがやはり元になっているそうです。らぐまんラーメンは、和歌山にあるラーメン屋さんなのですが、千葉県の佐倉市にも姉妹店があると聞き、早速食べに行きました。
千葉県の佐倉市はレンタル自転車を借りて観光をすることができます。観光スポットは点在していて、かつアップダウンが激しい町なので、電動自転車を借りると便利です。1日借りて1,000円です。らぐまんラーメンに行くだけなら、お店は佐倉駅から徒歩15分程なので、自転車なしでも行けます。佐倉市に行ったついでに観光をしたい人向けにモデルコースを書いておきます。
中央アジア・中東好きのための佐倉観光モデルコース
佐倉駅or京成佐倉駅でレンタル自転車を借りる
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らぐまんラーメンでランチ
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佐倉の市内観光(ひよどり坂、武家屋敷など)
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自転車返却(借りれるのは16時まで)
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ペルシャ料理レストラン「サダフ」で夕食
らぐまんラーメン
このお店の基本のらぐまんは、白醤油ベースのスープに白菜をトッピングしたラーメンです。その他に色々な種類のらぐまんラーメンがあるので、何を頼むのか本当に悩みます。
お店の人におすすめを聞いたところ、基本のらぐまんラーメンが一番のおすすめだけれど、女性にはチーズがトッピングされたイタリアンらぐまんや、まろやかな白いスープのクリーミーらぐまんが人気とのことでした。辛いものが好きな人は、最初はトムヤムクンらぐまんを注文する人が多いそうです。悩みに悩んだ結果、私はイタリアンらぐまん、友達2人はクリーミーらぐまんと、トマトラグマンを注文しました。
イタリアンらぐまんは、チーズとトマト、大葉がトッピングされたらぐまんです。白醤油のスープはさっぱりしていて、チーズとの相性が最高でした。トマトも口の中を爽やかにしてくれます。大葉の香りもふわっとして、とってもおいしいらぐまんです。麺は細めなので、チーズがよく絡んで、素晴らしいバランスでした。
変わり種として、豆腐をトッピングに追加できるらしいので、今度またらぐまんラーメンを食べる機会があったら、やってみようと思いました。
ところで気になるのは、なぜらぐまんという名前なのか、ということですが、お店の人に聞いてみたところ、中央アジアのラグマンが元となっていて、お店の名前がお客さんの頭に残るように願いをこめたとのことでした。中央アジアに行ったことはありますかと伺ったところ、日本から出たことがありませんとのことでした。ぜひいつか本場のラグマンも食べて頂きたいなぁと思いつつ、店を後にしました。
佐倉市内観光
らぐまんラーメンを食べた後は、自転車で市内を走りました。木陰を走るのが本当に気持ちよくて、風を切って初夏の佐倉を楽しみました。
ひよどり坂
神社めぐり
佐倉茶で休憩
自転車は16時には返却しないといけないので、京成佐倉駅で返却した後は、電車で隣駅の京成臼井駅に移動し、そこから徒歩40分程のところにあるペルシャ料理レストランに向かいました。途中すごく素敵な公園があって、そこも散策しながら1時間のお散歩です。
サダフのオーナーさんは自動車関係の仕事をしているので、レストランは中古車が並ぶ殺風景な工業地帯にあります。本当にここにペルシャ料理レストランがあるのか、不安になります。
お店の看板を見てから歩くこと10分。ようやくレストランに着きました。ちょうどオープンする17時半。広いレストランの庭には、噴水とチャイハナの席があり、ここで夏にビールを飲んだら最高だろうなぁと思いつつ、中に入りました。中もとても広いので、予約はしなくても席は十分あるでしょう。友達おすすめのバガリポロ(そら豆のプロフ)などを注文しました。
何を食べてもおいしくてびっくりしました!お腹いっぱい食べて、1人2,200円くらいでした!レストラン併設のイラン雑貨店でお土産を買って、帰りはバスで駅まで戻り、佐倉の旅を終えました。
まとめ
今回らぐまんラーメンを食べに佐倉に行きましたが、日本版にアレンジされたらぐまんを食べることができ、とても興味深い体験をすることができました。本場のラグマンと違うと怒られる方がいらっしゃるかもしれませんが、本場の味を再現することがお店の使命ではありません。らぐまんラーメンのように、遊び心のあるらぐまんを食べれることができて良かったと私は思いました。佐倉に行ったついでに観光を楽しんだり、中央アジアと食文化でつながりのあるペルシャ料理のお店も行くことができ、プロフと似ているけれども、スパイスやハーブを多用しているペルシャ料理との違いを改めて感じることができました。ぜひ皆さんも機会があったら、訪れてみてくださいね。