2014年11月17日
各書名言集(小説pert10)
あーっ土日が去るのははやいですね苦笑
各書名言集いきましょう
『ジェノサイド』
―伏せていた一団の中から何人かの子供が身を起こし、向きを変えて森の方角へと
戻り始めた。イエーガーは全軍が撤退するのではないかと淡い期待を
抱いたが、それはすぐに打ち砕かれた。
森の中から曳光弾が走り、敵前逃亡を試みた子供兵を
処刑していったのだ―
この作品では、上のような、世界で実際に
起こっている、とてつもなく残酷なことも全て、
描かれています
紹介記事はこちら
『』
―ノロジカのわきにひざをつくと、トラクは片方の手をのばし、
ノロジカのざらざらして汗ばんだほおをなでた。
ノロジカはじっとしている。
「おまえは立派だった」
トラクは言った。ぎこちない声だ。
「お前は勇敢で賢く、一日じゅう歩いてきた。
わたしは、〈天地万物との精霊〉との契りを
守り、敬意を持っておまえを遇すると約束する。
心おだやかに行け」―
個人的に素敵だなぁ、と思う
世界観の一つ。
狩人は、倒した獲物に敬意を払い
決して獲物を無駄にはしないという
紹介記事はこちら
『モモ』
―モモはじっくり考えてみました。
「時間はあるーーそれはいずれにしろたしかだ。」
思いにしずんでつぶやきました。
「でも、さわることはできない。
つかまえられもしない。
においみたいなものかな?
でも時間て、ちっともとまってないで、動いていく。
すると、どこからかやってくるにちがいない。
風みたいなものかしら?
いや、ちがう! そうだ、わかった!
一種の音楽なのよーーいつてもひびいているから、
人間がとりたてて聞きもしない音楽。
でもあたしは、ときどき聞いていたような気がする。
とってもしずかな音楽よ。」―
時間って何なのか、その答えでこれ程
美しい答えというのも、なかなか無いですよね
これをまた、モモが言うからこそ
説得力があるといいますか…
紹介記事はこちら
タグ:名言
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2978825
この記事へのトラックバック