2015年07月10日
各書名言集(小説pert26)
さてさて、本日は名言集に
いってみたいと思います
『遮光』
―嘘をつけばつくほど私はそれに陶酔し、それは時に
自己を支配するほどに大きく、私は自分を見失った。
私はさっきも実際に、酷い快楽を感じていた。
やめたいという拒否の感情と共に、
やはり酷い快楽をも同時に感じていた。
だが、それは果たして、私の望んだことなのだろうか―
自分を見失いながら
自分を冷静に見つめる主人公
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『紙の月』
―何か違う、という気分と、正文の言っていることは正しい、
という気分が、両方わき上がる。少し考え、梨花は後者を
採用する。(中略)頭では納得しているのに、
げっぷをのみこんだような軽い気持ちの悪さが
喉のあたりに残っている―
読者も読んでいて、おかしい、
と思うのに。梨花は結局
それを無理やり呑み込んでしまい……
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『星に降る雪』
―かつて人は夢を見ることができたし、
夢を交換することもできた。
星からのメッセージを間違いなく聞き取ることができた。
だからそのメッセージを土台にして作られた
昔の宗教は本当に人を救う力をもっていたし、
人はどんな暴力の中にあっても救いを
信じることができた。今はそうじゃない。
今はなにもかも駄目だ。―
ある種極限的な体験をして、
それから思うこととは
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と、いう訳で
名言集pert26はこれにて。
むしむしと暑いですが
今日も一日、がんばりましょう〜
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