2015年06月05日
神童
やはり朝は肌寒い……
さてさて、本日は
漫画でございます
さそうあきら著『神童』
コミック全4巻、
文庫本で全3巻
と、読みやすく
購入しやすい分量です
表紙は文庫本版のものですが
表紙の少女が、
主人公、神童のうた。
彼女は、類まれなる
ピアノの才に恵まれ
そして、素晴らしい耳を
持ちます
しかし、そんなピアノ少女は
「はねっかえり少女」
でもありました
何と、うたは野球にはまり、
ピアノ英才教育ママとも
いえる母親に反発して
ピアノから興味を失って
いたのです
そんな時、名門音楽大学
を目指して浪人中の
和音と出会います
和音は、ピアノをはじめた
時期が遅く、まだ
ピアノそのものは下手なのですが
彼もまた、とてつもなく
いい耳を持っていて
ひょんなことから、うたの
ピアノを一聞きした
彼は、その魅力におののき
うたと和音の交流が
はじまります
とにかく、うたが
とっても個性的
ピアノ少女なのに
野球少女
文庫本版の1巻は
後半半分が全て
野球の試合、という
ピアノ漫画として
異例の事態が
起きています笑
ばっきゃろ!
等々、おおよそ
ピアノ少女…というより
女の子が普段
用いる言葉とは
かなりかけ離れた
言葉で、ばんばん、
言いたいことを
言ううたは、
時に読者をひやひやさせ、
また、すかっとさせる存在
そんなうたに振り回されながらも
うたとともに、
ピアノの音を磨くことに
精を出す和音
そうこうしているうちに、
物語は、うたが「神童」で
あるがために
予定調和的な展開を
見せるのですが……
この物語は、その
予定調和、では終わりません
そこからは、長くは
ないのですが、
この物語の最大の醍醐味です
音楽とは何か?
こんな問いが
かけられているような。
もっと言うと、
自分の音楽とは、何か?
という問いでしょうか。
神童うたの集大成が
全てつまった
クライマックスは、
名シーンです
何と言いますか
うたは、「真の」神童
なんです、きっと。
どんな時も、その
気の強さで
弱音を吐かずに
前だけを見て
突き進む
苦難多き神童うたには
何だか勇気づけられる
ような、そんな
気が致します。
是非是非、
読んでみて下さい
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