2014年12月18日
死神の浮力
あれ、昨日が終わっている…
なんだか、ばたばたして
気づけば一日が終了していました…
茫然。笑
師走ですからね…忙しいですよね
皆様も
そんな中いつも足をお運び
頂きありがとうございます…
やたらと前置きが長くなりましたが
本日ご紹介するのは、こちら
伊坂幸太郎著『死神の浮力』
以前、ご紹介したことのある
『死神の精度』
このシリーズの続編、になるのでしょうか
続編、ではないのかな。
『死神の精度』は短編集という形で、
様々な人々が出てきて、
その人々と、
千葉の絡みが見られたのですが
今回は、長編(?)作品です。
千葉さんの調査対象は、
山野辺という人間。
はじまりは、
もう、これは文章の力なんでしょうね
涙が溢れてしまいました。
山野辺遼と、その妻美樹は、
愛娘を亡くして一年になります
その愛娘は、事故や病気ではなく、
ある人物によって殺害されたのでした
そして、山野辺夫婦は、
その犯人が誰なのか
確信を持っています
本城というその男は、
山野辺家族の近くに住む男でした。
彼が犯人である、という証拠は3つ。
コンビニエンスストアの
監視カメラに映る本城と娘の姿、
目撃証言、
そして娘の爪に付着した本城の皮膚
ところが…裁判所から
出てきた本城は、「無罪」
それを受けての、
山野辺夫婦のコメントを得ようと、
家にはマスコミが待機している。
そんな、時に、見慣れぬ男
千葉さんがやってくる。
千葉さんは、仕事のため、
とっさに俺も本城に恨みがうんぬんと言い
結局夫婦と行動を共にすることとなります
残忍で、冷酷、どこまでも
人を痛めつけることに快感を
覚えているのではないかと
思われるような本城を相手に、
怒りの収まらぬ山野辺遼と美樹は、大奔走
死神の精度に比べると、
何だかチート感の増した
千葉さんが、
本人の意思があるかないかは関わらず大活躍
何といいますか、本当に、
読了後、よくよく考えてみれば
千葉さん、すごすぎて、
興が冷めてもおかしくないはずなのに
全く気にならずに読み進めれるのは
徹底的に、千葉さんが
ずれているせいなのでしょうか?
敵役である本城が
どこまでも狡猾で、ドキドキ感も一杯
そんな中、千葉さんのずれた言動でなんだか
拍子抜けたり、ほっこり(?)したりしながら
最後まで、どうなるのやら
分からず、物語は進行します
ちなみに、終わり方は、うーん。やられた!
その伏線をこんな形で回収してくれるのか!
伊坂さん、ありがとう!!!
と私は思いましたが…
なぜ、ありがとう!
なのかは、まぁ
読んでからのお楽しみ、
ということで…
ちなみに、ちょこちょこ
『死神の精度』で出てきて人間についての
記述もあるので、少し嬉しくなったりします。
だからこそ、先に
『死神の精度』を
読むことをお勧めします
是非是非ご一読あれ
人気ブログランキングへ
なんだか、ばたばたして
気づけば一日が終了していました…
茫然。笑
師走ですからね…忙しいですよね
皆様も
そんな中いつも足をお運び
頂きありがとうございます…
やたらと前置きが長くなりましたが
本日ご紹介するのは、こちら
伊坂幸太郎著『死神の浮力』
以前、ご紹介したことのある
『死神の精度』
このシリーズの続編、になるのでしょうか
続編、ではないのかな。
『死神の精度』は短編集という形で、
様々な人々が出てきて、
その人々と、
千葉の絡みが見られたのですが
今回は、長編(?)作品です。
千葉さんの調査対象は、
山野辺という人間。
はじまりは、
もう、これは文章の力なんでしょうね
涙が溢れてしまいました。
山野辺遼と、その妻美樹は、
愛娘を亡くして一年になります
その愛娘は、事故や病気ではなく、
ある人物によって殺害されたのでした
そして、山野辺夫婦は、
その犯人が誰なのか
確信を持っています
本城というその男は、
山野辺家族の近くに住む男でした。
彼が犯人である、という証拠は3つ。
コンビニエンスストアの
監視カメラに映る本城と娘の姿、
目撃証言、
そして娘の爪に付着した本城の皮膚
ところが…裁判所から
出てきた本城は、「無罪」
それを受けての、
山野辺夫婦のコメントを得ようと、
家にはマスコミが待機している。
そんな、時に、見慣れぬ男
千葉さんがやってくる。
千葉さんは、仕事のため、
とっさに俺も本城に恨みがうんぬんと言い
結局夫婦と行動を共にすることとなります
残忍で、冷酷、どこまでも
人を痛めつけることに快感を
覚えているのではないかと
思われるような本城を相手に、
怒りの収まらぬ山野辺遼と美樹は、大奔走
死神の精度に比べると、
何だかチート感の増した
千葉さんが、
本人の意思があるかないかは関わらず大活躍
何といいますか、本当に、
読了後、よくよく考えてみれば
千葉さん、すごすぎて、
興が冷めてもおかしくないはずなのに
全く気にならずに読み進めれるのは
徹底的に、千葉さんが
ずれているせいなのでしょうか?
敵役である本城が
どこまでも狡猾で、ドキドキ感も一杯
そんな中、千葉さんのずれた言動でなんだか
拍子抜けたり、ほっこり(?)したりしながら
最後まで、どうなるのやら
分からず、物語は進行します
ちなみに、終わり方は、うーん。やられた!
その伏線をこんな形で回収してくれるのか!
伊坂さん、ありがとう!!!
と私は思いましたが…
なぜ、ありがとう!
なのかは、まぁ
読んでからのお楽しみ、
ということで…
ちなみに、ちょこちょこ
『死神の精度』で出てきて人間についての
記述もあるので、少し嬉しくなったりします。
だからこそ、先に
『死神の精度』を
読むことをお勧めします
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