つくしの食べ方と下処理の方法: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年03月18日

つくしの食べ方と下処理の方法

　つくし（土筆）は日本全国に自生しているスギナの胞子茎で古くから日本で親しまれている雑草ですが、実はつくしは食べ方がいろいろあってとっても美味しく食べることができます(*^^*)下処理はなかなか大変ですが

つくしの栄養素と効能
・カロテン：ビタミンAの素。ビタミンAは粘膜や皮膚の健康を保ってくれるので風邪の予防になります。
・ビタミンE：体内の活性酸素を減らしてくれるので老化を予防します。
・食物繊維：便秘の予防改善。よって吹き出物などの肌あれにも良いです。
・パントテン酸：熱に強い成分で、脂質の代謝に必要な成分です。
　
　＊カリウム、鉄分、ビタミンCなども豊富に含まれていますがこれらの栄養素は灰汁抜きでほとんど流れてしまいます。

美味しいつくしの選び方
　あたまが開いていないものを選びます。開いてしまっているものは茎が痩せてしまっています。また伸びきってしまっているようなものより、袴の間隔が狭いものの方が成長中の過程なので味も良いです

つくしの下処理
①固くて食べられない袴を取り除きます。作業中に指先が黒くなってしまいますので覚悟して下さい(笑)
②沸騰したお湯で茹でてアク抜きします。茹で時間は３分間くらいです。
　＊袴（はかま）・・・つくしの茎についている黒っぽい葉のようなもの。

つくしの保存方法
　時間が経てば経つほどアクが強くなってしまうのですぐ下茹でしてしまいます。下茹でしたものを冷蔵庫で保存します。賞味期限は２～３日くらいが目安です。

つくしの旬の時期
　３～４月の日当たりの良い道端などで簡単に見つけられます。人や犬が歩いていないようなところで採取しましょう。

つくしの料理
　下処理したものを卵とじ、佃煮、炒め物、天ぷらなどにする料理があります。お吸い物に入れて春らしさの演出もできます

私は酢の物に合う一番の食材はつくしだと思っています(*^_^*)

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posted by 胡桃割り人形 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べられる雑草

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