鯉の栄養の効能や効果と妊婦さんへの影響とは？: 食材の栄養の効能や食べ方など、扱い方を学び料理上手に！

2015年10月29日

鯉の栄養の効能や効果と妊婦さんへの影響とは？

　鯉はクロゴイやマゴイが食用にされています。栄養価が高い食材ですがクセが強く好き嫌いが別れます。タンパク質、ビタミンB１、ビタミンD、ビタミンEが豊富で病後や妊娠中など体力の低下時に良いとされています。漢方では利尿作用があるとされ、むくみの妙薬として使用されています。ラットの実験では胃潰瘍の発生が抑制されています。カロリーは１００g当たり１７１キロカロリー。

鯉の栄養の効能や効果
・亜鉛
　新陳代謝や免疫力を強くしたり、味覚障害の改善の効能があります。酵素やホルモンの成分でもあります。

・鉄分
　貧血や冷え性の予防・改善の効能がある栄養素です。不足すると全身が酸素不足となり、疲れやすいや抜け毛などの原因につながります。

・カリウム
　取りすぎた塩分を排出する効能があり、高血圧を防ぐ効果があります。

・ビタミンA
　皮膚や呼吸器系の粘膜を正常に保つ効能があります。免疫力を強くし、目にも良い栄養素です。

・ビタミンB１
　糖質をエネルギーに変える栄養素で、粘膜や皮膚の健康を保つ効能があります。

・ビタミンB２
　三大栄養素の代謝に関わっている栄養素です。肌、爪、粘膜、髪の毛の健康維持に効果があります。
　
・ビタミンB１２
　赤血球の色素のヘモグロビン合成を助ける働きがあるので貧血予防に効果的な栄養素です。

・ビタミンE
　強い抗酸化力があり、美肌効果や血流を良くする効能があります。動脈硬化の予防や冷え性の改善、肌のハリがよくなるなどの効果があります。

・カルシウム
　生理機能の調節をする栄養素で、不足すると腫瘍、肥満、糖尿病、骨粗鬆症のリスクを高めてしまいます。

鯉と妊婦さん
　産後の貧血を予防したり、母乳の出を良くする効能があるので授乳中の女性や妊婦さんにはおすすめの食材です。利尿効果も高く、妊娠中のむくみにも効果があります。

鯉の食べ方や料理
　鯉の料理といえば「あらい」や「鯉こく」や中華料理の「丸揚げ」が有名です。泥臭いなどのイメージがありますが綺麗な水で養殖されたものは泥臭さはなく美味しいです。

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posted by 胡桃割り人形 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚

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